青春ゾンビ

ポップカルチャーととんかつ

2014-01-01から1年間の記事一覧

最近のこと(2016/10/24~)

金曜日。退社して、TSUTAYAでDVDとCD借りる。SEKAI NO OWARIの「Dragon Night」Dragon Night (通常盤)アーティスト: SEKAI NO OWARI出版社/メーカー: トイズファクトリー発売日: 2014/10/15メディア: CDこの商品を含むブログ (8件) を見るをレンタル。「僕達…

大森立嗣『まほろ駅前狂騒曲』

映画『まほろ駅前多田便利軒』(2011)、テレビドラマ『まほろ駅前番外地』(2013)に続く映画作品。良い。映画である事から逃げない丁寧な脚本と演出(テレビシリーズを挟んだ故か、ややテレビ寄りになってはいる)、カメラ、照明、衣装、美術の充実、岸田…

NOT WONK『FUCK IT DOG, LIFE IS TOO SUGARLESS.』

北海道・苫小牧の誇るNOT WONKがリリースした5曲入りカセットテープ『FUCK IT DOG, LIFE IS TOO SUGARLESS.』が本当に素晴らしい。自主デモCD-Rを除けば、初の単独公式音源だそうです。メンバーは今の所全員十代。正真正銘のティーンエイジシンフォニーだ。…

最近のこと(2016/10/16~)

金曜日。電車が止まってしまったので、朝からたくさん歩いた。10月でも太陽が照っていると、暖かい。退社後、ディスクユニオンに寄ってGOING STEADYのシングルやスプリットを買い直した。100円で叩き売られている。銀杏BOYZの2005年の2枚のアルバムも今や100…

『happy voice vol.2』山下達郎×空気公団

今はそんな事ないのだろうけど、ある時期までは空気公団というバンドを紹介する際に必ずと言っていいほど「あの山下達郎も絶賛」という文字が躍っていた。「なるほど、そうなのか!」とは思っていたものの、実際の所、達郎さんがどういう風に空気公団を評し…

misono『家-ウチ-』

アルバムタイトルは『家-ウチ-』である。このタイトルが発表された時点では、「これはいよいよウチ(=misono)からハウスミュージックへの回答がなされるのでは?」という予感を胸に抱いていた。しかし、収録楽曲のタイトルを確認することで、その認識が大い…

フジロッ久(仮)『おはようございます vol.1 -try a little new yutaka-』

2014年4月に行われた渋谷WWWでのワンマンライブから13曲。森川あづさが鍵盤を担当する前編成での集大成ライブだ。6台のカメラで撮影されたという素材を元に編集された映像はDIのクオリティとは思えぬ迫力。更に、新体制でのライブも7曲収録。内2曲は9月に行…

最近のこと(2014/10/11〜)

三連休!土曜日。昼前に起きて、クリーニング屋にコートを出す。天気がとても良くて、日中は上着がいらないくらいだった。インディアンサマーとか小春日和というのはこの時期に使う言葉でしたっけ。自転車でシャムキャッツ主催の『EASY』というイベントの為…

キングオブコント2014

シソンヌ、おめでとうございます。圧倒的な演技力に裏打ちされたドラマの推進力と細部にまで神経の行き渡ったセリフ回しと設定の数々。文句なしの優勝ではないでしょうか。この日披露したコントは8月の傑作公演『deux』からの2本。1本目のラーメン屋のコント…

GOMES THE HITMAN『15年目の“”週末”―United State of GOMES THE HITMAN』

GOMES THE HITMANの7年ぶりのライブとなる『15年目の“”週末”―United State of GOMES THE HITMAN』を吉祥寺 Star Pine's Caféで目撃。彼らのメジャーデビュー15周年を祝った宴である。初めに断っておくと、私がGOMES THE HITMANの音楽に触れたのは2014年に入…

チェーホフ『学生』

子どもたち・曠野 他十篇 (岩波文庫)作者: チェーホフ,松下裕出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2009/09/16メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 6回この商品を含むブログ (11件) を見るチェーホフのわずか数ページの短編の素晴らしさをに痺れるほど感銘を受け…

最近のこと(2014/10/06~)

金曜日。退社後、学生時代の友人と池袋でご飯を食べた。話題は主に切干大根の美味さについて。突然ですがセブンイレブンの「キャラメルポップコーン」はとても美味しいから、こういうのが好きな人はぜひDVD鑑賞のお供に食べてみて欲しい。再来週から放送の開…

片想い×フジロッ久(仮)in ペンギンハウス

高円寺ペンギンハウス30周年記念の片想い企画ライブを観た。時間の都合でsajjanuは観られず。”はいからさん”もラスト1曲しか聞く事ができなかった。しかし、その”はいからさん”の演奏のR&R具合が実に良くて、ペンギンハウスの音響の格好よさに痺れてしまう。…

ナイロン100℃『社長吸血記』

ケラリーノ・サンドロヴィッチは凄い。山内圭哉扮する探偵がノートにメモする不明瞭な言葉の数々(例えば、「イカの刺身はある」「1992年に確かに秋は在った」だとか)に顕著だが、その無意味性と跳躍。まさに立川談志のイリュージョン的な言葉遊びで進んで…

リチャード・カーティス『アバウト・タイム』

リチャード・カーティスと言えば、『ラブ・アクチャリー』『ノッティングヒルの恋人』『ブリジッドジョーンズの日記』の監督や脚本を手掛けるロマンティックコメディの名手である。もしくはコメディテレビシリーズ『Mr.ビーン』の脚本家。そんなリチャード・…

ロロ×後藤まりこ『ロミオとジュリエットのこどもたち』

三浦直之の、ロロのこれまでの集大成!本公演は休憩ありの3部構成。1部はシェイクスピア『ロミオとジュリエット』のコア部分だけを編集して倍速で上演。2部は古今東西の数多のラブストーリー、例えば『東京ラブストーリー』『金色夜叉』『トリスタンとイゾル…

田島列島『子供はわかってあげない』

子供はわかってあげない(上) (モーニング KC)作者: 田島列島出版社/メーカー: 講談社発売日: 2014/09/22メディア: コミックこの商品を含むブログ (32件) を見る子供はわかってあげない(下) (モーニング KC)作者: 田島列島出版社/メーカー: 講談社発売日: 201…

最近のこと(2016/09/29~)

9月になってからの急激な涼しくなり方に比べると、だいぶスピードを緩めた秋めき方。まだ上着を着ると日中は暑い。今週はちょっと忙しかった。月曜日は残業の後、久しぶりに本屋へ。面白そうな漫画がたくさん出ていた。とりあえず、高野文子『ドミトリーとも…

吾妻ひでお『カオスノート』

たくさんの人が首つり自殺している通勤電車に乗る吾妻先生。吾妻ひでおの最新作『カオスノート』は「○月○日」とはじまる日記の体裁を取り、不条理な日常が綴られている。その全ては創作であり、ひたすらにナンセンスな思考を撒き散す。崖から女子高生が生え…

はてなブログへ移行しました

「はてなダイアリー」から「はてなブログ」に移行してしまいました。データをインポートしても、すぐ元に戻せると書いてあったので試しにやってみて、「わりといいな」とは思ったものの、「はてなダイアリー」の野暮ったさ、使いにくさに愛着もあったので、…

マット・リーヴス『猿の惑星: 新世紀』

前作では”進化”を意味していた高低差が、今作では”権力関係”として周到に画面内に構築されていき、”上昇/下降”‘もしくは“見上げる/見下ろす“といった運動にエモーションを宿らせる。メインヴィジュアルにも選ばれているシーザーとマルコム(ジェイソン・クラ…

最近のこと(2014/09/19~)

夏から秋に移り変わるこの季節というのは本当にいい。もう少し秋が深まるとどこか物哀しい気持ちに襲われるので、これくらいが1番いいのかもしれない。金曜日は退社して、とんかつ屋へ。特に美味しいという評判も聞いた事のないお店だったので、飛び道具で”…

カクバリズム&LIQUIDROOM presents cero×スチャダラパー

。 cero×スチャダラパーのツーマンライブを恵比寿リキッドルームで目撃。BTBのメロウかつアッパーな(山下達郎の「Dancer」が!)なDJ SETの後に「翼をください」を奏でながらスチャダラパーが登場する。kasifのギターと鍵盤を主軸においた、メロウファンク…

ランジャタイという漫才師について

ランジャタイ、そのコンビ名はおそらく「蘭奢待」に由来すると思われる。東大寺正倉院に収蔵されている香木で、それを嗅ぐ事のできるのは天下人の証と言われていた名宝である。なんというものをコンビ名に冠しているのだろう。彼らはお笑い界の天下を獲るつ…

サラ・ポーリー『物語る私たち』

サラ・ポーリーの聡明さ、そして愛とユーモアに支えられた試み。サラは母を10歳で亡くし、家族からはお決まりのジョークとして「本当にお父さんの子なのかしら?」と言われて育ってきた。今作における彼女はある種の”孤児”なのである。そんな彼女が自分自身…

熱川温泉『高磯の湯』

熱川温泉に行ってきました。お目当ては温泉街の端の海岸際にある『高磯の湯』であります。受付で600円を支払い、プール(夏期のみ営業しているらしい)の横を進んでいく。 入り口はとても無骨かつ簡素。扉を開いて中に進むと、広がる青空、そして水平線と湯…

『IZU YOUNG FES'14』in伊豆狩野川さくら公園

今年で3年目になるこのイベント。ウルトラミラクル楽しかった!!!初開催であった『IZU YOUNG FES2012』も本当に楽しくて、今年は「楽しいに違いないぞ」とかなりハードルが高めに設定されていたのに、それをゆうに飛び超えてきました。山の”緑”と川と広が…

ジェームズ・ガン『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』

前評判通り、誰が観ても楽しめる傑作。しかし、何と書けばいいものやら。「ダメなハミ出し者達が〜」とか「でも、やるんだよの精神」とかいうので語るのはどうにも面白くないような気がする。勿論、『アベンジャーズ』と同様に、今作の泥棒、改造人間、害獣…

最近のこと

水曜日。ナカゴーの公演『ミッドナイト25時』を観る為に、末広町へ。会場の「アーツ千代田3331」は廃校になった中学校を改装したアートスペースで、水飲み場などが学校のままの姿で残っていて懐かしい気持ちになる。ここに来るのは、昆虫キッズの高橋翔のソ…

『6人のライブ(仮)』vo.l3 モグライダーという漫才師

モグライダー(マセキ芸能社)、ザンゼンジ(人力舎)、ドドん(浅井企画)による『6人のライブ(仮)』を新宿ハイジアV-1で観てきました。いやー素晴らしかった!ここ最近観たお笑いライブでは間違いなく1番。正直、この3組でレギュラーライブが始まるって…