青春ゾンビ

ポップカルチャーととんかつ

2021-01-01から1年間の記事一覧

『キングオブコント2021』&『空気階段の踊り場』

「これが“寂しい”って感情かなぁ?」 「どうしよう…愛おしい」 蛙亭 「やぁ…好きだなぁ」 「ちょっとぉ、愛が止まらないなぁ」 男性ブランコ 「ここになんかある…胸が温かい」 「この気持ちはなんだろう?」 ザ・マミィ 初出場のコント師たちが揃って、“心”…

最近のこと(2021/09/27~10/3)

2021年9月27日月曜日 起床して、『問わず語りの神田伯山』を聴きながら朝の身支度を進める。神田伯山ハゲ治療語り、抜群におもしろい。伯山のラジオは毒舌全開の時よりも、自分を貶めるくらいの時のほうがバランス良くて好き。昨日の晩御飯であった鯖の炊き…

最近のこと(2021/09/20~09/26)

2021年9月21日火曜日 三連休明けで憂鬱。ブルーに打ち勝つために朝からTony Macaulayの名曲集を聴く。ほとんどの曲をミスタードーナツで聞いたんじゃないか錯覚するとほどに、甘いドーナツのような最高のソングライティング。漫画家のおおひたごうも好きらし…

最近のこと(2021/09/13~09/19)

2021年9月13日月曜日 7時起床。健康診断があるので、有給休暇をとった。採血があるので、ご飯が食べられないので、お水を少しだけ飲む。元気が湧いてこない。川沿いの道を歩いて病院へ向かう。秋の少しだけひんやりした風が気持ちいい。Super Furry Animals…

『かまいたちの知らんけど』濱家が涙…スーパー・イズミヤへ最後の挨拶

MBS製作『かまいたちの知らんけど』の9月12日放送の特別編「37年間通ったスーパー イズミヤへ濱家最後の挨拶」が実に素晴らしい内容だった。関西圏外にはあまり馴染みのない番組かもしれないが、今はTVerという素晴らしいメディアがありますのでぜひチェック…

最近のこと(2021/09/08~09/12)

2021年9月8日水曜日 ひさしぶりの在宅勤務。「cafe Europa」という喫茶店でモーニング。わりと近所にあるにも関わらず、平日しか営業していないので、1年間もその存在に気づかなかった。ここも雰囲気があり、珈琲も美味い。店内は冷房が効いておらず少し暑か…

最近のこと(2021/09/01~09/07)

大阪に来て1年以上があっという間に過ぎていった。大阪という街はとても気に入っていて、このままここに住んでもいいとさえ思っている。しかし、仕事には疲弊していて、どうにも文章が書けない日々が続いている。しかし、書かないとどんどん書けなくなるのが…

坂元裕二『大豆田とわ子と三人の元夫』2話

『大豆田とわ子と三人の元夫』というドラマは、ロケーション・インテリア・衣装・音楽・カメラワーク・・・どの要素をとっても、徹底してオシャレな質感に包まれている。画面だけ見れば、さながらトレンディードラマのようなリッチさであるのだけど、描かれ…

坂元裕二『大豆田とわ子と三人の元夫』1話

<A面> オレンジ色の上下のジャージを身に纏った大豆田とわ子(松たか子)が、オレンジ色の布で囲われた公園を歩いている。このはじまりが象徴的なのだけど、この『大豆田とわ子と三人の元夫』というドラマにはあまりにも“オレンジ”に満ちているのだ。大豆…

空気階段『anna』

普通じゃない人々への讃歌とラジオ、そしてお笑いのある世界への愛。コロナウィルスの影響で2回の延期を経て、ようやくの開演となった第4回単独公演『anna』は、彼らの代表番組『空気階段の踊り場』(TBSラジオ)がそのまま具現化されたようなコントに満ち溢…

藤岡拓太郎『大丈夫マン』

そのほとんどが1ページで終わる藤岡拓太郎の漫画は、いきなり始まって、いきなり終わる。ここには“途中”という感覚がある。高級レストランにて指輪を忍ばせた寿司ネタでプロポーズする大将、家電売り場にInstagramを買い求めにやって来る夫婦、息子の運動会…

坂元裕二『花束みたいな恋をした』

<A面> 絹(有村架純)が「この人はわたしに話しかけてくれている」と心酔するブログ『恋愛生存率』ではいつも同じテーマが綴られていた。それは、”はじまりはおわりのはじまり“。 出会いは常に別れを内在し、恋愛はパーティーのようにいつしか終わる。だか…