青春ゾンビ

ポップカルチャーととんかつ

最近のこと(2016/10/24~)

金曜日。退社して、TSUTAYAでDVDとCD借りる。SEKAI NO OWARIの「Dragon Night

Dragon Night (通常盤)

Dragon Night (通常盤)

をレンタル。「僕達は友達のように歌うんだ」って好き。サウンドはそろそろ東京ディズニーランドを貸し切ってライブするのが似合いそう。これまでのボイスエフェクトもエレクトリカルパレードだ。2曲目に入っていたHAWAIIAN 6「MAGIC」のカバー、オーケストラアレンジが凄い。
Bottomless Witch

Bottomless Witch

鈴木蘭々『Bottomless Witch』(1996)をブックオフで買った。全曲:筒美京平先生のペンである。渋谷系経由なブラックミュージックの咀嚼ぶり。なんせ蘭々の歌がむちゃ上手い。なんで木村カエラくらいのポジションまで登れなかったのか。ハイハワ原田くんのTwitterアカウント名にもなっている名曲「泣かないぞェ」の動画を貼りたいのだけど、ないのでもう1枚のシングル「なんで なんで ナンデ?」を。

日テレの『TVおじゃマンモス』のED曲。『TVおじゃマンボウ』すら観た事ない世代も多いのでは。「サザエさん症候群」なんて言葉があるけども、『TVおじゃマンボウ』を観ている日曜5時の死にたさときら。家でMステをV6と電気グルーヴの所だけ視聴。電気のMステ出演が17年ぶりなの驚きだ。「Nothing's Gonna Change」で『うたばん』出てたけどの凄い記憶にあるけど、Mステは出てなかったのか。卓球は相変わらずいい声だった。椎名林檎も観たかったけども、テレビを消して映画館へ。『まほろ駅前狂騒曲』を観た。良かった。由良公の再登場&成長っぷりに驚く。はる役の5歳児も超絶かわいかった。松田龍平観たい欲がどんどん高まっている。そろそろ民放の連ドラの主演やって欲しい。瑛太欲も俄然高まる。相手役が真木よう子なので、『最高の離婚』のパラレルワールド感が。家に帰って、『とんねるずのみなさんのおかげでした』の「ハライチ澤部、時計を買う」が面白かった。ハライチ岩井の顔芸最高だ。ハライチにはコンビで売れて欲しい。次長課長河本の生活保護ネタ解禁。



土曜日。晴れ。起きて、まず洗濯機を回す。実家から救援物資として届いたウィンナーを茹でて食べた。ありがたい。録画してあった『ロンドンハーツ』の3時間スペシャル観た。人の家を観るのが好きなので「本当はいい女GP」が楽しい。ニッチェ近藤さんが最高。淳のチェックを見て以来、シャンプーのボトルの底のぬめりにだけは敏感だ。夕方頃から自転車で出掛ける。上野まで行って、靴屋さんを色々物色した。上野広小路の「井泉」でヒレ定食と蟹と胡瓜のサラダ。
f:id:hiko1985:20141025193051j:plain
f:id:hiko1985:20141025192640j:plain
旨い。箸で切れる柔らかいヒレカツは、くどさのない肉の旨味だけでさっぱりといける。御三家の「ぽん多本家」と「蓬莱屋」にいつか行きたい。「蓬莱屋」は小津安二郎の『秋刀魚の味』に出てくる店のモデルだが、「井泉」も川島雄三『喜劇 とんかつ一代』の舞台である。帰宅して、ブラックマヨネーズのDVD『マヨブラジオ・意地のガチンコマッチ』と『ブラックマヨネーズの∞(無限大)番長』の2本を観る。

腹をかかえて笑った。小杉さんの「キャッキャッ」とした楽しそうさは本当に天使のようだ。ブラマヨは何故か漫才のDVDが出ていない。ブラマヨオールナイトニッポン始まったら全部録音して聴くのに。



日曜日。昼前まで寝てしまう。電車で六本木に行き、EXシアターでさくら学院のライブ『さくら学院祭☆2014』を観る。購買部、プロレス同好会のくだりでちょっと眠くなってしまったのだけど、その後のバトン部Twinklestarsのパフォーマンスが良過ぎて割目。「ラピカム」と「天使と悪魔」を聞けたのはレアでうれしい。沖井ワークス!由結・最愛の成長ぶりに改めて驚いた。小6から中3ってこんなに変わるんだな。私は中学から男子校だったので、女の子は気づいたら既に大人に変わっていたので、その過程を知らない。ニューシングルの「ハートの地球」はいい曲だ。トミーのティーンコンプレックスがさくら学院と結びついた。さくら学院担任の森ハヤシ先生は、話題の『キス我慢選手権The Movie 2』の脚本を担当しているらしい。ライブ後、駅地下にある「豚組食堂」へ。「西麻布豚組」のカジュアル版である。
f:id:hiko1985:20141026203145j:plain
スタンダードな品種のロースを食べる。旨い。下味のしっかりついたとんかつ。高田馬場「成蔵」に近いものを感じた。ご飯とキャベツが甘くて非常に美味しかった。最近とんかつ研究をすっかり怠っていたので、2日連続でのとんかつとなった。帰宅して、録画していた『NHKお笑い新人大賞』を観る。エル・カブキがNHKに出ているという事実にグッときた。漫才も面白かった。巨匠がAブロックを勝ち進んだので、2本目はまさか「万物の祖」か!?と思われたが、違った。でもあのひょうたんのネタも好き。



月曜日。仕事場の空気も緩やかで、サクっと仕事を終えて帰る。スーパーで買い物をしてから帰宅。ノンアルコールビールでハムやソーセージなどをつまみながら録画を消化。『ごめんね青春!』3話を観る。不意に自分の男子校生活が肯定されたような錯覚に陥って泣きそうになった。満島ひかりの学生服アクション。ビルケン(トリンドルちゃん)のかわいさ。ラストで、平田満が登場!風間杜夫×平田満の『蒲田行進曲

蒲田行進曲 [HD DVD]

蒲田行進曲 [HD DVD]

コンビって、このドラマはどの層をターゲットに置いているんだ。そういえば、2年前に書いたハイバイ『霊感少女ヒドミ』の感想を岩井さんに読んでもらえた。感銘を受けて2日連続で劇場に足を運んだ作品の感想だったので、むちゃくちゃ嬉しいです。



火曜日。退社して池袋のタワレコに寄る。パルコがどえらい混んでいて、何事かと思ったら、やまだひさしのラジオを収録していて、そこにhydeが来るらしいのだ。お腹が空いたので、松屋で新作の「トマチキ定食」を食べる。これまで松屋ってほとんど行かなかったのだけど、男の1人暮らしとなると、安い値段で、サラダとみそ汁まで頂けるので想像以上に重宝する事を知る。夏場に出た「ガリチキ定食」というのが、THE男飯という感じで最高だったので、復活して欲しい。家に帰って、お風呂を沸かして、その間に明日着るワイシャツにアイロンをかける。そして、洗い物をすませる頃に風呂が沸き上がる。これが最近の帰宅時のルーティンだ。お風呂で柴崎友香の『フルタイムライフ』を半分くらい読んだ。風呂から上がり、ひたすら北園みなみと古川麦のアルバムを聞いていた。聞けば聞くほどいい。


眠る時に毛布が必要なくらい冷え込んできました。水曜日。退社して本屋に寄り、ラテンアメリカ文学の巨匠ホセ・ドノソの『別荘』を買って帰る。

別荘 (ロス・クラシコス)

別荘 (ロス・クラシコス)

高いし、重い(質量的に)ので、買うか悩みに悩み、ジュンク堂を2回出入りして、結局駅まで戻ってLIBROで購入した。HARCOも歌っていたけど、ブックセンターに行くとお腹が痛くなるのは何故だろう。近所のマックでホットコーヒーを注文して1章目だけ読んだのだけど、これはちょっと面白過ぎる。今の所、梅図かずおの『漂流教室』のように面白い。時間を作って一気に読みたい。続けて、柴崎友香『フルタイムライフ
フルタイムライフ (河出文庫)

フルタイムライフ (河出文庫)

を読み終えた。”職場”という空間について、不思議な遠近感で綴られた小説。柴崎友香で唯一苦手なのが、たまに書くお洒落カフェなどでのリア充文化人達の交流。



木曜日。仕事後、高田馬場へ。奮発して「とん太」で食事をした。
f:id:hiko1985:20141030194648j:plain
特ロース、相変わらず素晴らしく旨い。ここの脂の甘みを味わう一口目の快楽性ときたら。しかし、脂のないヒレもまた抜群に旨い。肉質がどうこうと言うより調理の技術が高いのだろう。今の所、店主の後継者が調理場には見当たらないのだけど、店主の引退と共に閉店なのだろうか。その時まで通いつめるしかない。今週の『とんねるずのみなさんのおかげでした』は当たり企画「どっきりガッチャンコステークス」だ。アンガールズ田中の技にひたすら酔いしれた。そういえば、結成は2000年だし、アンガールズが『ミレニアムズ』に入っていてもおかしくなかったはず。アンガールズがMVに出ているスピッツの「群青」は近年のシングルで1番好き。



金曜日。三連休前夜。しかも、ハロウィーン当日である。こんな日に、渋谷へ赴く。近年のハロウィーンに盛り場に出るのは初めてだったのだけど、ちょっとしたカルチャーショックだった。無数のディズニーキャラクターやらマリオやらウォーリーやらナースやらミニスカポリスやら。道を歩くのも困難。1番よかったのは、マシンガンを掲げてリュックをしょった背の低いロリータ女子高生でした。でも、「みんながやってるなら・・・」という原理で、あそこまでのエネルギーが発生してしまうのは、「これが少しでも悪い方向に傾いたら」と考えると正直ちょっと怖かった。渋谷へ行ったのはタワレコフジロッ久(仮)のDVD発売を記念したインストアライブを観る為。いやー素晴らしかった。邦楽フロアの片隅に設置されたステージとフロアに熱量が跳ね返っていた。タワレコのフロアが揺れるのなんて初めて体験しましたよ。1曲目にやった「おかしなふたり」は何度聞いてもまごうことなき名曲で、早く新体制での他の新曲も聞いてみたい。「ドゥワチャライ久」にこの日も涙腺が緩む。おで達の365歩のマーチ!喧騒の渋谷をかき分けながら駅まで進み、帰宅。スピーカーでArcaを聞き倒した。凄くいい。全然関係ないけど『フライデー』の「3P in ハワイ」写真流失というスキャンダルでイメージが崩れない伊藤英明、面白いな。伊藤英明が3Pしてなかったら、日本で誰が3Pするのだ、くらいの気持ち。昔(10年以上前)、くるりの岸田さんがラジオだかインタビューで3P体験を語っていたのを思い出しました。誰得!と叫び出したい若さに溢れるエピソードですね。



土曜日。雨。洗濯もできないし、お昼近くまで寝てしまう。TSUTAYAでDVDを借りて、スーパーで掃除グッズと晩ご飯の材料を買って帰宅。秋刀魚の塩焼きと炊き込みご飯と白和え(秋というのは美味いものです)を食べながら、クリス・コロンバスハリー・ポッターと秘密の部屋』を観た。

呆れるほど楽しい。初期の2作はクスリ・コロンバスならではの平面的な画面のバブルカムキッズムービー。ワクワクが詰まっております。翌日、3作目にあたるアルフォンソ・キュアロンハリー・ポッターとアズカバンの囚人も観たのだけど、一気に画面に奥行きが出て、カットも複雑になる。照明の色味もグッと暗くなる。どちらがいいとは断言できないが、作品のトーンにあった監督起用で見事だと思います。次作から一気に暗くなり、ハリーの顎もどんどん割れていくわけで、観直すのが楽しみだ。眠る前にトータル・テンボスのライブDVD『全国漫才ライブ2013 わらおう』を観た。



日曜日。天気がはっきりしない。洗濯物を干してみるも、乾きそうにない予感。大掃除を決行する。フローリング、キッチンや電子レンジ周りなどを磨いた。「激落ちくん」なる掃除用品シリーズは最高だ。やり始めると止まらなくなる。掃除中はceroのアルバムをレコードで2枚聞いた。夕暮れに自転車で新宿へ。ハイジアV-1で『6人のライブ(仮)』を観た。抜群に楽しい。とにもかくにもモグライダーなのですが、何と言うかもうこの6人が大好きである。ザンゼンジの武田さんがどんどん好きになっていきます。受けの天才。自虐ネタとかも爽やかで観ていて気持ちがいいです。本当に名バイプレーヤー。『ごきげんよう』を模したトーク企画で、芝さんが席替えの時の音楽(アニメ『らんま1/2』の主題歌「ド・ン・マ・イ来々少年 Don't mind lay-lay-Boy」)

に対して「結局これが世界で1番いい音楽だよね。2位は君が代」って言ってたのが、面白過ぎた。肝心のネタはモグライダーがちょっと飛び抜けて面白くて、相変わらず悲鳴のような笑い。私も口角の筋肉が痛くなるほど笑った。出番が終わってステージを下がっても、まだ笑いが残っているほどで、なんかもう凄かった。「昨日の献立」は何度観ても笑えるし、2本目の「五感」はモンスター的面白さだった。11/9の大阪での本戦サーキット、2位は本気で狙って欲しい。大阪なので学天即の1位は固い気がする。ライブ後、ラーメンを食べる。阿佐ヶ谷で煮干しラーメンを食べて以来、身体が無性に煮干しスープを欲している。でも、今回の店はいまいちだった。



月曜日。お昼近くまで寝てしまう。近所のパン屋に開店前から並び出来たてのパンを買って家で食べた。パンのぬくもりを抱きながら帰る幸せを何と例えられよう。電車で南大沢のほうまで行き、首都大学やアウトレットなどを観て楽しんだ。多摩センター周辺のニュータウン感は本当に最高だ。首都大学、初めて入ったのですが、むちゃ広いし、高低差が楽しい、素敵なキャンパスでした。国立はやっぱり違うや。帰りにショッピングモールでお寿司を食べて帰る。電車の中で、保坂和志『草の上の朝食』

草の上の朝食 (中公文庫)

草の上の朝食 (中公文庫)

を読み終えた。『プレーンソング』を染谷将太自主制作っぽいノリで映像化して欲しい。彼が監督をして、役者としてもゴンタかアキラ役を演じて欲しい。島田役はイメージとしては佐々木蔵之助みたいな感じなのだけど、保坂っぽくないので、岩井秀人あたりにお願いしたい。 主人公とヨウコのキャスティングは難航する。こういう時に加瀬亮ばかりに頼ってはいけない時期に来ているのだ!



火曜日。連休明けはいつだって憂鬱。月初めだったので、残業。モグライダー自主企画ライブに行きたかったので残念。残念過ぎたのか残業中頭痛がひどくて、ロキソニンで対抗した。退社してココイチで「蒸し鶏と根菜の和風カレー」
f:id:hiko1985:20141104201523j:plain
を食べた。里芋やレンコンに出汁が染みていて美味しい。期間限定なのが惜しい。帰宅して、お風呂掃除とアイロンと洗い物を済ませる。『それでも町は廻っている』を読みながらお風呂に入り、風呂上がりに『別荘』を3章まで読んだ。それ町読み直すほどにグッとくる箇所が増える。基本涙ぐんでますね。録画してあった『ごめんね青春!』4話を観る。最高だ!こちらもなんか泣いた。