青春ゾンビ

ポップカルチャーととんかつ

2010-01-01から1年間の記事一覧

2010年MY BEST ALBUME25

2010年MY BEST ALBUME25 1.土井玄臣「んんん」 2.Flying Lotus「Cosmogramma」Cosmogramma (WARPCD195)アーティスト: Flying Lotus出版社/メーカー: WARP RECORDS発売日: 2010/05/01メディア: CD購入: 5人 クリック: 34回この商品を含むブログ (13件) を見る…

2010年MYベストムービー

考えるのが楽しくてしょうがなかったMYベストムービー。潔くベスト10!ってやれればいいのですが、どうしても25本選びたくなってしまいました。画像付きで好きな映画を羅列したいのです。感想も添えられればよいのですが、無理でした。でも25作品のうち9割く…

『甘党祭12』in渋谷O-nest

渋谷O-nestでよしむらひらく presents 「甘党祭12」を見てきた。仕事終わりだったので、シャムキャッツの夏目知幸ソロが見れなかったのが残念。最近各地で絶賛の声が相次いでいるmmm。「マジカル・オムニブス号」に間に合う。続いて、ゆーきゃんfrom京都。く…

熊切和嘉『海炭市叙景』

哀しい土地に縛りつけられた人々の逃れられない切なさというものがある。今作は海炭市という函館をモデルとした町に固執する、いや固執せざるをえない人々、失ってしまった輝かしい時間に対する喪失感を抱えた人々のオムニバスである。海炭市を横断する路面…

鈴木卓爾『ゲゲゲの女房』

前作の『私は猫ストーカー』以上に、人間でないものによって物語が転がっていく手法が研ぎ澄まされている。つまり、町や猫や妖怪の映画だ。彼らが茂や布枝を見つめている。画面にごく当り前のように存在する妖怪。しかし、登場人物たちはその存在に気付かな…

宇多田ヒカル『WILD LIFE』フィルムライブ

宇多田ヒカルの横浜アリーナ コンサート『WILD LIFE』に行ってきた!と言いたいところですが、映画館での中継ライブで見てきました。素晴らしかった。「映画館でライブってどうなのよ?」と思っていたんですけど、自分で視線を選択できてないという事と会場…

井土紀州『泥の惑星』

渋谷ユーロスペースにて「映画一揆」ラストを飾る井土紀州『泥の惑星』を見てきた。井土監督がまさかの青春群像物。脚本は『13人の刺客』の天願大介。その天願氏が担任をつめる映画学校のクラスの卒業制作だという。 星座を破壊せよ。星と星の間に、新しい一…

星野源ワンマンライブ in 東京キネマ倶楽部

星野源のワンマンライブに行ってきた。鴬谷の東京キネマ倶楽部の前は小柄なオサレ女子の行列で溢れていた。 01. 歌を歌うときは(仮) 02. ばらばら 03. 夜中唄 04. 子供 05. キッチン 06. グー 07. 茶碗 08. 兄妹 09. 穴を掘る 10. ただいま 11. 老夫婦 12.…

ザ・なつやすみバンド、片想い ライブ映像

ザ・なつやすみバンドの新曲がYouTubeにupされたそうで。「東京の演奏」というイベントでの動画のようです。音源に入ってない、新曲郡が素晴らしいのですよ。 「自転車」 このソングライティング能力。もっと広いとこで聞かれる歌ですよ、これは。新編成の演…

『ナインティナインのオールナイトニッポン』2010年12月2日

岡村隆史復帰後初のナインティナインのオールナイトニッポンを聞いた。病気について話す岡村。 「お金がない」 「どんどん痩せていく」 「矢部とマネージャーがグルになって辞めさせようとしてる」 などの妄想に襲われていたそう。強迫神経症のような感じ。…

「埋火×Waterfai presents TimelessMelody×Heart Core Party」

うたの中から浮き出てくるもの、うたとうたの間からにじみ出てくるもの、、、 曖昧なものの中に在る、言葉にかえがたい、気がつかなかった部分。 ないようでありそうな、ありそうでないような歌。 それが埋火。 高円寺UFOCLUBで埋火のライブを観た。どちらか…

井土紀州『ラザロ -LAZARUS-』

井土紀州による「蒼ざめたる馬」「複製の廃墟」「朝日のあたる家」の3本からなる『ラザロ -LAZARUS-』を観た。学生映画祭の制作として始まり、3作ともに異なる団体で撮った映画だそう。『百年の絶唱』の後に見る、井土作品としては映像や役者の演技のクオリ…

ヒーロー帰還

岡村隆史はヒーローだ。私はナインティナインで育った。お笑いのルールはめちゃイケに全部教わった。高級料理はぐるナイに教わった。よく動いて、変な顔して、大きい声出して、そんな岡村隆史の芸風。小学生の頃はもちろん夢中だった。ダウンタウンのカリス…

土井玄臣「カファール」

最近、自転車に乗っている時よく聞くのが土井玄臣さんの「カファール」という曲。昔の曲だそうなのですが、 夜に自転車で移動してるツイートをよく見掛けたんでふと昔作った曲思い出して作り直したんだと思います。hikoさんのために作った曲と言っても過言じ…

2009年私的ベストアルバム20

Twitterで2010年のベストアルバムをツイートするので盛り上がっている。そういうの考えるの本当に好きです。今さらですが、2009年発表の作品ベスト20+αを羅列してみます。①昆虫キッズ『MY FINAL FANTASY』MY FINAL FANTASYアーティスト: 昆虫キッズ出版社/…

カジヒデキとリディムサウンター『TEENS FILM』

TEENS FILMアーティスト: カジヒデキとリディムサウンター出版社/メーカー: felicity発売日: 2010/11/03メディア: CD購入: 1人 クリック: 67回この商品を含むブログ (37件) を見るカジヒデキのネオアコサウンドがリディムサウンターと演奏とのハイブリットで…

井土紀州『犀の角』

うだつの上がらない日々を過ごしていた高校生・鈴江崇が住む町に、「カフ・サマージ」と称する宗教団体が移住してきた。謎めく教団の活動に、地元住民は警戒心を強めていく。崇の同級生らは、報酬と引き換えに嫌がらせを繰り返し、教団を町から追い出そうと躍…

ceroというバンド

ceroというバンドがとても気になっている。円盤などで販売されていたデモ音源は現在すべて売り切れ中ですが、1stアルバムが来年の1月にリリースされるとのこと。 2004年に高城、荒内、柳で結成。2006年ごろからジオラマシーンとして活動する橋本が加入。様々…

シャムキャッツのこと

シャムキャッツの新しい音源『DEMO SINGLE SERIES 3』が素晴らしい。同世代の彼らへのシンパシーではち切れそうです。 「ゆとり世代以前、最後のリアリティー」 (ゆーきゃん) 「夜の東京は、ギラギラした人たちによるギラギラした音楽ばかりが目立った。遅…

宇多田ヒカル「Goodbye Happiness」

甘いお菓子 消えた後には さびしそうな男の子 雲ひとつない Summer day 日に焼けた手足 白いワンピースが 汚れようがお構いなし 無意識の楽園 夢の終わりに 待ったは無し ある日 君の名を知った So Goodbye Loneliness 恋の歌口ずさんで あなたの瞳に映る 私…

西村ツチカ『なかよし団の冒険』

西村ツチカ作品集なかよし団の冒険 (リュウコミックス)作者: 西村ツチカ出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2010/11/13メディア: コミック購入: 21人 クリック: 299回この商品を含むブログ (35件) を見るまた1人、マンガ界の若き天才が登場した。帯によります…

LIVE 土井玄臣、ザ・なつやすみバンド、黒沼英之 

4日と5日下北沢 THREEと池上BAR ruinaでライブを観た。THREEではザ・なつやすみバンド。ギターが脱退し、スティールパンが新たに加入した新生ザ・なつやすみバンドであった。ギターが抜けた分を、コーラスで埋めていて、カラフルなポップソングに変身してい…

奇妙礼太郎トラベルスイング楽団 東京初ライブIN吉祥寺SPC

土曜日深夜に吉祥寺SPCでの奇妙礼太郎トラベルスイング楽団の東京初ライブに行ってきた。台風も去ったので自転車での夜のサイクリングを楽しみながら、1時過ぎに吉祥寺に到着。ちょうど曽我部恵一のライブ前。1曲目は「キラキラ!」そして、そこから名盤「St…

真造圭伍『森山中教習所』

森山中教習所 (ビッグコミックス)作者: 真造圭伍出版社/メーカー: 小学館発売日: 2010/08/30メディア: コミック購入: 10人 クリック: 156回この商品を含むブログ (36件) を見る 夏と恋と車と、そして自由の話なのです。周囲の人や物事に無関心、無感動な青年…

槇原敬之 cELEBRATION 2010

武道館にて開催された槇原敬之のコンサート『cELEBRATION 2010』を観に行ってきた。バンド編成にオーケストラと合唱隊を加えて豪華なステージング。公演が始まって、まず感じたのが「ディズニーっぽい、マッキーってミッキーマウスだわ」というものだったの…

太田光代×吉田豪 『〜ハーブとアロマの午後&カンタンおつまみで乾杯!〜』

阿佐ヶ谷ロフトAにて開催された太田光代のイベント『〜ハーブとアロマの午後&カンタンおつまみで乾杯!〜』に参加してきました。インタビュアーとして吉田豪が登壇。太田光代とはご存知、事務所タイタンの社長であり、爆笑問題太田光の妻。このイベント、建…

LIVE THEラブ人間 / シャムキャッツ / MOROHA / 或るミイ

新宿MARZでのライブを見てきた。THEラブ人間、シャムキャッツ、MOROHA 、或るミイの4組。全組が最高のパフォーマンスを見せてくれた。一組目は或るミイ。全く聴いたことのないバンドだったのですが、あまりのかっこよかった。このバンドにはギターヒーローが…

中央線ラプソディーVol.8

東高円寺 UFO CLUBにライブを見に行った。中央線ラプソディなるイベントだそうで、出演は最近よく名前を目にするバンドばかり。店に着くと、太平洋不知火楽団の演奏。「いつもやってる曲」と紹介していた最後に披露した曲はちょっとかっこよかった。続いてソ…

ライブ情報 11月5(金)池ノ上bar ruina

11月5(金)池ノ上bar ruina 京王井の頭線 池ノ上駅下車 改札出て右奥のエレベーター降りて目の前のビル地下 大阪から土井玄臣がやって来る。くるり主催ノイズマッカートニーレコードvol.2に「終点はあの娘の家」が収録され密かな話題を呼んでいた土井玄臣。2…

中村義洋『ルート225』

14歳の少女エリ子は、一つ年下の弟のダイゴと家に帰る途中でおかしな世界に迷い込んでしまう。そこは現実と少しだけずれたパラレルワールド。微妙に違う風景、死んだはずの少女が現れ、家にはまだ温かいシチューがあるのに両親の姿はない。身に覚えのない仲…