2012-07-01から1ヶ月間の記事一覧
西麻布elevenにて開催されたTomato n’ Pineのイベント『POP SONG 2 U』に行ってきた。出演は住所不定無職、ライムベリー、Tomato n’ Pine、そしてDJ3組で17:00〜22:00の5時間ぶっ通しのパーティーです。電波も繋がらない中、孤独と闘いつつも、楽しむこと…
とにかくパブリック娘。に夢中だ。パブリック娘。の魅力にてっとり早く気づく事のできる動画はこれではないかしら。いや、ほんとは音源『初恋とはなんぞや』『Summer Chance』『そんなことより早く、このパーティーから抜け出さない?』の3枚をダウンロード…
面白かった。以前観た『ダッチプロセス』は、「悪いハンバーガー」に侵略され、食の危機に始まり「どうして今まで安全、安心と思っていたのかわからなくなった。外に出るのが怖い!」というのが展開されるという、語り口はコミカルながらモロに震災後の空気…
電気グルーヴのライブを観てきた。決して熱心な電気リスナーではないので、今回が初ライブ。いや、ちょっとビックリしました。百戦錬磨と言いますか、会場のもっていき方がエグいくらいに上手い。音もギラついていて超快楽的。光と映像のドラッギーな演出で…
テーマは「子育て」と監督自身がはっきりと述べている。確かに母の愛を主軸に13年という時の流れを巧みに操作して2時間弱に収めた手腕も美しい。しかし、私はこの作品を「選択すること」の残酷さを肯定する試みの映画として評価したい。作中での、人間として…
今回が再々演だそうで、まごうことなきハイバイの代表作の1つなのでしょう。今作で取り上げられる『ファミコン』『グーニーズ』『ミシシッピー殺人事件』『たけしの挑戦状』『キン肉マン』『ひょうきん族』etcといった固有名詞は観る人の世代によってはかな…
アトリエヘリコプターにて五反田団『五反田怪団』を観賞。今年もサイコーに面白かった。ようは役者何人かの怪談話を聞くだけなんですが、なんというか旅先で夜に布団を並べて話すあの楽しさに参加しているような気分になれるのがたまらない。2部で披露される…
音の映画だな、と思う。印象的な音に満ちている。前田敦子の笑い声であったり、彼女が老人から採ってあげる尿の音であったり、森山未来の食う飯の音だったり、猿の鳴き真似であったり。最も印象的なのは森山未来の放つ”僕”という響きだろう。”僕”という一人…
久しぶりに堂々とアンセム然とした佇まいの楽曲の登場が喜ばしい。神戸の夜の匂いを吸い込んだエレピアノとシンセサイザーのアーバンメロウサウンドが心地よい。別に新しくとも何ともないけど、オートチューンをかけたボーカルがいいのだ。ちょっとだけ声を…
パブリック娘。なるラップユニットの音源を聞いた。なMaltineRecordsの蒔いた種は既に開花し始めている。雑多なサンプリングセンスが発揮されたトラック、あらゆるラッパーへの憧れを隠さないナード感漂うフロウ、故に開かれた圧倒的なポップネス。んでも大…
コミカルさと虚無が同列に横たわっているのに震える。『もののけ姫』が到達した境地を、ライトな語り口でもって達成しているのでは、という気さえしてくる。環境保護を訴えるメッセージが強烈な印象だが、根底に流れるのは「タヌキだってがんばってるんだよ…
今年も都市型フェス下北沢インディーファンクラブに参加してきました。お目当てのアーティストの出演時間のかぶりや入場規制などで涙を多く流すこのフェスですが、なんだかんだ楽しい。街全体がフェス仕様でお祭り騒ぎなのです。今年は歩いても歩いても、路…
ついに4人編成のミツメを目撃する事ができた。しかも、下北沢シェルターで。これはいずれ、20年前にスピッツを新宿LOFTで観たというのと同様に、誇れる事実になるに違いありません。しかし、驚いた。完全体となったミツメは、これまでに何回か観てきた3人編…
主催の藤田貴大が大学卒業して間もない頃に上演した作品の再演。リフレインや過剰な運動による肉体への負荷、「演劇やりまーす」というようなメタ構造、音楽の空間への響かせ方、などここ数年のマームとジプシーの方法論を研ぎ澄ました集大成のよう。尾野島…