青春ゾンビ

ポップカルチャーととんかつ

2014-08-01から1ヶ月間の記事一覧

立川志の輔『独演会』in 練馬文化センター

新作落語から「みどりの窓口」、古典から「新熊五郎出世」を聞けた。「みどりの窓口」の風刺のようでいて、説教臭い所がなく、むしろ愚かさを肯定するような眼差しが心地いい。キャラクターの演じ分けもお見事。「新熊五郎出世」は古典に志の輔師匠が新解釈…

最近のこと

TBSで放送していた『6人の村人!全員集合』がとても面白くていい気持ちになった。演出は藤井健太郎(『クイズ☆タレント名鑑』)だ。肩凝りがひど過ぎて自律神経がやられそうになった時に『ブラマヨとゆかいな仲間たちアツアツっ! 』をDVDで観て気持ちを保った…

Hi,how are you?『さまぁ〜ぎふと』&原田晃行インタビュー

京都が誇るヤングポップデュオHi,how are you?の2ndアルバム『さまぁ〜ぎふと』がリリースされた。前作『?LDK』からわずか半年という短いスパンでのリリースに、「1枚目の出涸らしなのでは?」などと思うなかれ、1stアルバム以上の傑作に仕上がっております…

最近のこと

お盆期間で東京から人がどんどん少なくなってワクワクする。オフィスにも出勤者が減り、かかってくる電話も減る。早めに退社して意味もなく、数駅歩いて帰った。途中TSUTAYAできゃりーぱみゅぱみゅ『ピカピカふぁんたじん』とSEKAI NO OWARI『ENTERTAINMENT…

シソンヌ『deux』

圧倒的だ。コントの土台である脚本と演技力は言わずもがな、プロジェクションを多用した美術、照明、音楽はたまたチラシデザインまで。細部の細部までぬかりがない。衣装のスーツのパンツの丈の長さにすら神経が行き届いているのではないかと推測される。 昨…

最近のこと

火曜日。仕事後、近所のシネコンで大友啓史『るろうに剣心 京都大火編』を観る。ちょっと期待し過ぎた感はある。アメコミ映画のよう。スケール感は上がったのだけども、1作目にあった魅力を取りこぼしているような気がする。アクションは目を見張った。佐藤…

山崎貴/八木竜一『STAND BY ME ドラえもん』

「ドラ泣き」という深夜のテンションで思いついたとかし思えない醜悪なキャッチコピーからも容易に察しはつくわけですが、かなりきつい。山崎貴がドラえもんを3D化する理由を述べているインタビューを読んだ。「より現実に近い形でドラえもんを表現する事で…

昆虫キッズ活動終了発表に寄せて

うーん、寂しい。正直に告白すれば、最近は熱心にライブに通う事もしていなかったし、『BLUE GHOST』も自分の中では特別なアルバムではない。けど、やっぱり寂しいですよ。これまでの人生で1番夢中になったバンドは?と聞かれたら迷わず昆虫キッズと答えるだ…

最近のこと

Twitterで流れてきた曲が素晴らしくてまいった。Tobias Jesso Jr.の「True love」である。下手したら藤井フミヤのあれよりいい。ダニエル・ジョンストンの美しさを濃縮したみたいだ。音源はまだリリースしてないようです。今週のこと。火曜日。頭痛が続く。…

ザ・なつやすみバンド『S.S.W(スーパーサマーウィークエンダー)』

ザ・なつやすみバンドが『サマーゾンビー』から1年の時を経て、夏の新曲をドロップ。なんと期間限定フリーダウンロード配信です。この夏のアンセムであり、バンド最大の異色作ではないだろうか。バンドのディスコグラフィーを参照にするならば、VIDEOTAPEMUS…

山田稔明ワンマンライブ『夜の科学 vol.45〜wish upon a star ポチに願いを』

鍵番を中心にフルート、クラリネット、ペダルスティールを加えた8人編成でのライブ。チェンパーポップと呼んでいい、角のないまろやかな音色が心地よかった。練りに練られたバンドアンサンブルというのではないのだけども、メンバーのプレイ1つ1つに、楽曲…