青春ゾンビ

ポップカルチャーととんかつ

2014-02-01から1ヶ月間の記事一覧

Hi,how are you?『?LDK』&原田晃行インタビュー

京都の誇るヤングポップデュオHi,how are you?の記念すべきファーストアルバム『?LDK』が曽我部恵一主催のローズレコードよりリリースされた。?LDKアーティスト: Hi,how are you?出版社/メーカー: ROSE RECORDS発売日: 2014/02/05メディア: CDこの商品を含む…

最近のこと

花粉が飛び始め、完全にダウナーモードである。飛び始めは三半規管がやられたかのように耳鳴りとかふらつきがある。もはや花粉症なんてチャーミングな名前は似つかわしくないのではないか。ただでさえ、この時期は毎年ナーバスなのだ。3月の頭に人事異動発表…

坂元裕二『最高の離婚Special2014』

蛇足にしかならないのではないか、という不安のあるスペシャル放送をここまで仕上げてくる坂元裕二の仕事ぶり。心酔は更に深まった。『最高の離婚』というのはこんなにも豊かな会話劇に支えられたドラマだったのだな、と改めて痛感する。「サンドネシタ(三…

最近のこと

最近のこと。木曜日。今年度の有給を1日しか消化しておらず、もったいなかったので金曜日を休みとした。なので、木曜日を金曜日のような気分で過ごす。ユニオンでレコードを物色し、TSUTAYAでDVDを4枚借りて帰宅。気分がいいので、思わず普段飲まないコーラ…

『爆笑問題のハッピー・タイム歳時記』

爆笑問題が1998年にリリースしたギャグCD『爆笑問題のハッピー・タイム歳時記』を聞いた。爆笑問題結成10年目、前年にあの名作『爆笑問題の日本原論』爆笑問題の日本原論作者: 爆笑問題出版社/メーカー: 宝島社発売日: 1997/01メディア: 単行本 クリック: 3…

『ぼく脳漫画』について

ぼく脳の漫画に衝撃を受けています。作者は「ぼく脳」という芸名のピン芸人。かつてはよしもとクリエイティブエージェンシーに所属していたらしい。吉田戦車、相原コージー、いがらしみきお、さくらももこ、榎本俊二、漫☆画太郎、天久聖一、おおひたごう、野…

高野文子『しきぶとんさんかけぶとんさんまくらさん』

しきぶとんさん かけぶとんさん まくらさん (幼児絵本シリーズ)作者: 高野文子出版社/メーカー: 福音館書店発売日: 2014/02/10メディア: 単行本この商品を含むブログ (15件) を見る2010年に福音館書店の雑誌として刊行された高野文子による絵本『しきぶとん…

塩田明彦『映画術 その演出はなぜ心をつかむのか』

貪るように読んでしまった。目から鱗の1冊である。映画監督である塩田明彦が映画美学校で俳優志望者向けに行った講義をまとめた1冊。「立教ヌーヴェルバーグ」という1980年代の立教大学の映画サークル周辺、つまり蓮實重彦チルドレンである黒沢清、青山真治…

最近のこと

今週のこと。水曜日。仕事後、新宿バルト9に向かい銀杏BOYZのトークライブへ。トーク自体は適当だったけども、弾き語りライブはよかったな。今年の夏、ポツドールで主演舞台やるそうだけど、そんなのいいからライブやってくれればいいのに。イベントの前にサ…

井口奈己『ニシノユキヒコの恋と冒険』

「死んだら会いに来る」という約束を果たしに、男(竹野内豊)が幽霊となってかつての恋人の娘(中村ゆりか)の所にやってくる。そんなまるで大島弓子の作品のような筋書きの映画なのである。しかし、今作はその導入から連想される、例えば相米慎二の傑作『…

銀杏BOYZ『GING NANG URBAN TALK LIVE TOKYO』

新宿バルト9で開催された『GING NANG URBAN TALK LIVE TOKYO』に参加してきた。銀杏BOYZの新作PV「東京終曲」「ぽあだむ」の2本のスクリーン上映と峯田和伸によるトークライブ。「東京終曲」のよさはスクリーンで観ても理解できず。ドニ・ラヴァンのようにポ…

最近のこと

木曜日。レイトショーで塩田明彦の『抱きしめたい-真実の物語-』を観る。感動に震えた。今年最初の傑作。映画が好きな人は絶対観て欲しい。北川景子がいいんだよなぁ。あまりに素晴らしかったので監督の映画学校での講義をまとめた『映画術 その演出はなぜ心…

Homecomings『I Want You Back』

Homecomingsという京都のバンドがいる。彼女達が昨年末にリリースした7インチレコード『I Want You Back』に夢中なのだ。眠る前にも、朝起きても、出掛ける前にも飽きずにレコードに針を落として聞き浸っています。正直な所、ミニアルバム『Homecomings wit…

黒沼英之『YELLOW OCHER』

ポップシンガー黒沼英之のメジャー1stアルバム『YELLOW OCHER』がリリースされた。YELLOW OCHERアーティスト: 黒沼英之出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント発売日: 2014/02/05メディア: CDこの商品を含むブログ (2件) を見るこれは素晴らしいアルバ…

塩田明彦『抱きしめたい -真実の物語-』

記憶障害の花嫁。副題「真実の物語」が示すように実際にモデルの方がいらっしゃるという事は一旦抜きにしよう。「記憶障害」というのは、昨年の森崎東『ペコロスの母に会いに行く』の存在を考えても、映画という芸術において格好の題材である。「忘れてしま…

最近のこと

最近のこと。先週の事から書きそびれているので思い出しながら書きたい。火曜日は実家が牡蛎を大量に手に入れたというので、いそいそと帰省した。牡蛎は美味しいなー。同じ都内なのでこういった口実がないとあまり寄らないものである。実家の部屋から銀杏BOY…

アナ『イメージと出来事』

イメージと出来事アーティスト: アナ出版社/メーカー: SPACE SHOWER MUSIC発売日: 2014/01/29メディア: CDこの商品を含むブログ (6件) を見る検索しづらいバンド名ランキング上位入賞常連のアナ*1の3年ぶり5枚目のニューアルバムがリリースされた。音像が変…

東村アキコ『かくかくしかじか』

東村アキコの自伝漫画『かくかくしかじか』が面白い。1巻の段階では正直な所、少ししらけていた。現代の『まんが道』は福満しげゆきの『僕の小規模な失敗』で充分だし、『NANA』や『世界の中心で愛を叫ぶ』のヒットで一気にはやった回想形式(「先生、私は…

とんかつ日記。

まいってしまう事情でブログを書く時間があまりない。困った。観た映画や読んだ漫画や聞いた音楽の感想であったり、週末を記録しておきたい所だが、ここは仕方がないのでとんかつ画像のお蔵出しをしよう。単純に紹介し忘れていただけなのですけど。 高田馬場…

シャムキャッツ『MODELS』

シャムキャッツの3曲入りニューシングル『MODELS』(タワーレコード限定発売)が最高なのだ。表題曲「MODELS」は文句なしの大名曲。「アメリカ」「渚」「なんだかやれそう」と要所で最高のキラーチューンをビシっと決めてくるこの感じ、往年の名コピー「すご…