青春ゾンビ

ポップカルチャーととんかつ

2014-09-01から1ヶ月間の記事一覧

はてなブログへ移行しました

「はてなダイアリー」から「はてなブログ」に移行してしまいました。データをインポートしても、すぐ元に戻せると書いてあったので試しにやってみて、「わりといいな」とは思ったものの、「はてなダイアリー」の野暮ったさ、使いにくさに愛着もあったので、…

マット・リーヴス『猿の惑星: 新世紀』

前作では”進化”を意味していた高低差が、今作では”権力関係”として周到に画面内に構築されていき、”上昇/下降”‘もしくは“見上げる/見下ろす“といった運動にエモーションを宿らせる。メインヴィジュアルにも選ばれているシーザーとマルコム(ジェイソン・クラ…

最近のこと(2014/09/19~)

夏から秋に移り変わるこの季節というのは本当にいい。もう少し秋が深まるとどこか物哀しい気持ちに襲われるので、これくらいが1番いいのかもしれない。金曜日は退社して、とんかつ屋へ。特に美味しいという評判も聞いた事のないお店だったので、飛び道具で”…

カクバリズム&LIQUIDROOM presents cero×スチャダラパー

。 cero×スチャダラパーのツーマンライブを恵比寿リキッドルームで目撃。BTBのメロウかつアッパーな(山下達郎の「Dancer」が!)なDJ SETの後に「翼をください」を奏でながらスチャダラパーが登場する。kasifのギターと鍵盤を主軸においた、メロウファンク…

ランジャタイという漫才師について

ランジャタイ、そのコンビ名はおそらく「蘭奢待」に由来すると思われる。東大寺正倉院に収蔵されている香木で、それを嗅ぐ事のできるのは天下人の証と言われていた名宝である。なんというものをコンビ名に冠しているのだろう。彼らはお笑い界の天下を獲るつ…

サラ・ポーリー『物語る私たち』

サラ・ポーリーの聡明さ、そして愛とユーモアに支えられた試み。サラは母を10歳で亡くし、家族からはお決まりのジョークとして「本当にお父さんの子なのかしら?」と言われて育ってきた。今作における彼女はある種の”孤児”なのである。そんな彼女が自分自身…

熱川温泉『高磯の湯』

熱川温泉に行ってきました。お目当ては温泉街の端の海岸際にある『高磯の湯』であります。受付で600円を支払い、プール(夏期のみ営業しているらしい)の横を進んでいく。 入り口はとても無骨かつ簡素。扉を開いて中に進むと、広がる青空、そして水平線と湯…

『IZU YOUNG FES'14』in伊豆狩野川さくら公園

今年で3年目になるこのイベント。ウルトラミラクル楽しかった!!!初開催であった『IZU YOUNG FES2012』も本当に楽しくて、今年は「楽しいに違いないぞ」とかなりハードルが高めに設定されていたのに、それをゆうに飛び超えてきました。山の”緑”と川と広が…

ジェームズ・ガン『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』

前評判通り、誰が観ても楽しめる傑作。しかし、何と書けばいいものやら。「ダメなハミ出し者達が〜」とか「でも、やるんだよの精神」とかいうので語るのはどうにも面白くないような気がする。勿論、『アベンジャーズ』と同様に、今作の泥棒、改造人間、害獣…

最近のこと

水曜日。ナカゴーの公演『ミッドナイト25時』を観る為に、末広町へ。会場の「アーツ千代田3331」は廃校になった中学校を改装したアートスペースで、水飲み場などが学校のままの姿で残っていて懐かしい気持ちになる。ここに来るのは、昆虫キッズの高橋翔のソ…

『6人のライブ(仮)』vo.l3 モグライダーという漫才師

モグライダー(マセキ芸能社)、ザンゼンジ(人力舎)、ドドん(浅井企画)による『6人のライブ(仮)』を新宿ハイジアV-1で観てきました。いやー素晴らしかった!ここ最近観たお笑いライブでは間違いなく1番。正直、この3組でレギュラーライブが始まるって…

ナカゴー『ベネディクトたち』

ナカゴー特別劇場vol.13は『ベネディクトたち/ミッドナイト25時』の2本立て。『ベネディクトたち』は60分という尺の短い作品ながら再演を重ねるナカゴーの名刺変わりのような作品。これがものすっごく面白かった。前にも書いた気がするけども、ナカゴーのそ…

ロンリー『ファーストオブ終わり』

岡山のバンド"ロンリー"が2013年にリリースした自主制作ファーストアルバム。未完成なものを愛してしまうのは私の”癖”のようなものだが、いやいや、これはどうしたって美しいだろう。1曲目はマッシュ星川(from駅前旅館)によるアカペララップ。ファーストア…

ナカゴー『ミッドナイト25時』

60分という短めの尺の作品だが破壊力は抜群でした。「ハンバーガー屋を営む姉妹の家に突然、何かに追われる女が逃げ込んできた・・・」という導入からサスペンスの予感がプンプンと漂っているのだけれど、その後、物語は洗脳、殴り合い、猟奇殺人、人肉バー…

平賀さち枝とホームカミングス『白い光の朝に』

白い光の朝にアーティスト: 平賀さち枝とホームカミングス,平賀さち枝,Homecomings出版社/メーカー: SPACE SHOWER MUSIC発売日: 2014/09/10メディア: CDこの商品を含むブログ (3件) を見る平賀さち枝とホームカミングス名義の「白い光の朝に」に加えて、Home…

最近のこと

月曜日。9月のはじまり。相変わらず涼しい。去年のこの時期は36℃とか記録していた気がする。まだクールビズ期間だけども、寒いくらいだったのでカーディガンを着た。通勤時間はLampの『ゆめ』をずっと聞いている。関連盤として購入したToninho Hortaの2ndも…

山田太一『おやじの背中-よろしくな。息子-』

山田太一の独特の台詞廻しは現代の物語にまだまだ有効である。そして、東出昌大。彼の(おそらく下手なのだけど思うのだけど)よくわからない間と発話が、山田太一の台詞廻しと合わさって、何やら”天使”的なものを演出している。「いい人やり過ぎた」という…

ロンリー『楽しいVoid』

ロンリーという岡山の4人組バンドがリリースした7インチ『楽しいVoid』がとてもいい。まだライブを観た事がないので、ロンリーの奏でる音楽がパンクなのかハードコアなのかスカムなのか把握しかねるのですが、この7インチから感じ取れるのは、彼らが最高のポ…

最近のこと

水曜日。夏休み明けの出社。涼しい日でした。さすがに仕事が溜まっていて、残業。いよいよ『THE MANZAI2014』の予選も進んでいて、ドキドキしています。三四郎、浜口浜村、ドリーマーズ、モグライダー、エル・カブキに認定漫才師の座をどうかもぎとって欲し…