青春ゾンビ

ポップカルチャーととんかつ

2010-12-15から1日間の記事一覧

鈴木卓爾『ゲゲゲの女房』

前作の『私は猫ストーカー』以上に、人間でないものによって物語が転がっていく手法が研ぎ澄まされている。つまり、町や猫や妖怪の映画だ。彼らが茂や布枝を見つめている。画面にごく当り前のように存在する妖怪。しかし、登場人物たちはその存在に気付かな…