青春ゾンビ

ポップカルチャーととんかつ

星野源ワンマンライブ in 東京キネマ倶楽部

星野源のワンマンライブに行ってきた。鴬谷の東京キネマ倶楽部の前は小柄なオサレ女子の行列で溢れていた。

01. 歌を歌うときは(仮)
02. ばらばら
03. 夜中唄
04. 子供
05. キッチン
06. グー
07. 茶碗
08. 兄妹
09. 穴を掘る
10. ただいま
11. 老夫婦
12. ひらめき
13. 変わらないまま
14. くせのうた
<アンコール>
15. インストバンドの唄
16. たいやき
17. 日村さん38才の歌
18. せつないのうた
19. スーダラ節
20. 選手
21. ばかのうた


持ち歌が少ないので、聞きたい曲が全部聞けます。

ばかのうた

ばかのうた

こちらのアルバム1枚しか出してませんからね。硬派な音楽リスナーさんはもしかしたら、このソロアルバムを「オシャレフォーク」「喫茶ロック」「草食男子系音楽」みたいな文脈に落とし込んでしまい、聞いてない方もいるかもしれない。それはもったいない。もちろん、上記の文脈にあてはまるのも否定はしないが、これは21世紀の
HOSONO HOUSE

HOSONO HOUSE

ですからね。細野さんも公認です。中村一義は20代、毎日ドトールに行く道すがら『HOSONO HOUSE』を聴いていたそうな。そういうアルバムです。


弾き語りライブは何度か見ていましたが、バンド編成は初めて。アルバム通りの柔らかくて丁寧に演奏に満足。星野源の歌はやはりよい。こちらも歌いたくなる歌ってのはやはりよいのです。ぜひカラオケに入れてください。今のところ1曲も入っていません。MCで

バームクーヘンを食べたようなカスカスの声なのがイヤ

と言ってたけど、絶妙な例えだと思います。


アンコールでの「インストバンドの唄」はハナレグミが歌うバージョンより好きもしれない。そして、イースタンユース吉野寿との共作「たいやき」も聞けた。こちら(http://www.yoshino-seisakujyo.com/4tracks_new/4tracks_top.php)でフリーダウンロードできますよ。草食系男子っぽいくせにイースタンとかとも絡んでて、しかも大人計画で裸になったり、ウンコもらした話とかしてさぁ。ずるい!隙がない!



ニャンちゅうとの「せつないのうた」や、会場が1番の盛り上がりを見せた「日村さん38歳の歌」も聞けた。超いい曲。星野源のナンバーで1番展開がドラマチック!しかし、あの会場にあんなにバナナムーンリスナーがいることに驚きです。星野源バナナマンの単独ライブの音楽を担当してるんですよね。