胸の震えを簡単にレジュメしてしまえば、こんな感じだろうか。とにかく、モチーフからフィーリングまで全てがパーフェクト。今期No.1ムービー!と何の衒いもなく断言してしまいたい。この作品を鑑賞しておきながら、「テレビドラマだから」という理由でこの作品を“2016 BEST MOVIE”に選出しない批評家などがいるものなら、まったくその勇気には感服してしまうだろうな。少年がカメラを掲げ、暗闇の寄る辺なさの中で光や音*2の交感が描かれる(魔法的!!)今作が、映画でないならば、何が映画というのか。
最近のこと。雨が多くてうんざりしてしまう。秋晴れをもっと楽しみたいな。月曜日。いよいよNetflixに加入。ついでに「Amazon Fire TV」を購入して、テレビに接続して大画面(と言う程のテレビではありませんが)で作品を楽しめる環境を整えた。さぁ、『ストレンジャー・シングス』を一気見だ!と意気込むも、週のはじめでヘトヘトだったので、まずはサウナに出掛けた。風呂の種類も豊富で清潔なので、とても気にいっている近所の銭湯へ。サウナのテレビではメイプル超合金の安藤なつが断食修行をしていた。普段、決まった番組を観る以外でテレビをつけないので、いまいち実感できていなかったのだけども、サウナに入ると、メイプル超合金の勢いを肌で感じられる。なんせ全裸だし。クイズしたり、買い物したり、大忙しなんだな。カズレーザーとオードリー若林の顔は似ているな、と思った。しばらくすると、サウナに60代くらいの3人組が入ってきて、とにかくはしゃいでいた。「これは疲れとれるねぇ」「綺麗なお風呂だねぇ」「俺はねぇ、5分!それで限界」だとかやたらと話かけてくるし、最初は「うるさいなー」と煙たがっていたのだけど、プール(が何故かこの銭湯にはある)で、3人で水をかけあってじゃれている姿を眺めていたら、すっかり和んでしまった。「兄貴はさ、クロールが得意だな。○○さんは平泳ぎでさ」と舎弟は繰り返しブツブツとつぶやいていた。「兄貴ぃ、この夏は忙しくなるぜぇ、花火だろ?プールにも行かなくちゃ」と9月も半ばにさしかかろうというのに、夏の計画を立てていた。一生青春かよ。北野映画なら十中八九この後死ぬ。ちなみに3人とも歯がなくて、滑舌がえぐかったです。
木曜日。残業でヘトヘトになったので「キッチンABC」でなつかしのオリエンタルライスを食べた。疲れたらニンニクという短絡さ。ココナッツディスク池袋店でサニーデイ・サービスの『Dance To You』のアナログ盤を購入。この夏のことはこれを聞けば思い出せるはずだ。 hiko1985.hatenablog.com
来ると噂の台風は逸れたようだ。帰宅して『ストレンジャー・シングス』6話まで鑑賞。うう、おもしろい。もっと早くNetflixに加入しておくべきでした。ジョナサンと行動し始めてからのナンシーは最高。バットを振り回したり、拳銃放ったり。衣装も良い。
帰宅して、テレビでカープVSジャイアンツの試合を観た。鈴木誠也の2打席連続ホームランに腰を抜かす。山田哲人もウカウカしていられないな、と思ったら、神宮球場では山田が3ホーマー。すげぇ。試合はそのまま広島が逆転勝利で優勝。おめでとうございます!今年のカープはほんと強かった。カープ戦はいつ観に行っても負けた。でもやっぱ緒方監督はバカっぽいなーと思ってしまうのは、CS進出決定時に報道陣に「どこ目指してやってると思ってるんだ!」と一喝したりしてしまうところで。ソフトバンクみたいな常勝チームが言うならまだしも、昨年CS逃した監督が言うことか。後、菊地の併殺崩しの殺人スライディングも嫌い。でも、黒田と新井の号泣抱擁にはさすがにプロ野球ファンとして、涙腺が緩んだし(栗原もいて欲しかった)、本当にいいチームでうらやましい限りです。少しウトウトしてから、夜中に高島平方面へポケモンを探しに出掛ける。川沿いに物流センターや工場が密接していて、全てのスケールが大きく、人通りはまったくない。そのロケーションは完全に異世界のようでテンションが上がりまくった。特にめぼしいものは捕まえられなかった。空気に若干の冷たさを感じ出しているので、新作に備えてBon Iverのアルバムを聴き返している。彼とKanye Westが参加したFrancis and the Lightsの新曲も衝撃だった。むちゃくちゃいい。 youtu.be
最近聞いているのは、もっぱらFrank Ocean『Blonde』ですね。どういうアルバムなのかまだよくわかってないんですけど美しくてずっと聞いている。疲れると、断然ポップな『Channel Orange』を聞いてしまう。宇多田ヒカルも大好き、チャンネルオレンジ。宇多田ヒカルのアルバムも今月リリースかと思うと、楽しみ過ぎてどうにかなってしまいそうだな。後はyojikとwandatoだ。フリーダウンロードのナツ三部作必聴ですよ! hiko1985.hatenablog.com
他にはブラジル音楽とSMAPと乃木坂46と蓮沼執太とLampとGOING UNDER GROUNDなどをよく聞いた気がする。Mikikiに掲載されていたGOING UNDER GROUND松本素生のシャムキャッツ、HOMECOMINGSとの対談記事読まれましたでしょうか。面白かったですよね!福富くんのゴーイング愛、最高だ。いやはや、すっかり思い出してしまった。私もまた、GOING UNDER GROUNDが大好きだったのだ!!少し遡って、私の音楽遍歴を語らせて頂きますと、中学3年生の時にBON JOVIにはまって以降、HR/HMの沼にどっぷりはまってしまうのですが、ある日ふと突然に「もうこんな五月蠅い音楽聞きたくない!」と全てのCDを売り払う奇行に走ります。Cheap TrickやEnuff Z'nuff(懐かしい!!)を経由してTHE BEATLESに回帰。その後、OASISやRadioheadなどの海外のロックミュージックに趣向が変化していきます。そんな中、唯一変わらずに聞き続けていたのがスピッツ。ある日、彼らが主催するライブイベント『ロックロックこんにちは!!』を収録したビデオテープを友人から借りる事となる。忘れもしない2001年である。GO!GO!7188、SPARKS GO GO、GRAPEVINE、奥田民生などと並んで出演していたのが、メジャーデビューを果たしたばかりのGOING UNDER GROUNDでした。たしか1曲目だったと思うのだけど、「グラフティ―」がもう本当に衝撃だったんだな。 youtu.be
これこそが僕の聞きたかった音楽だ、と心から思った。そこから一気に日本語のロックミュージックに傾倒していきます。ゴーイングは夏目くんと同じく『かよわきエナジー』と『ホーム』がとにかく好きで、「トワイライト」のシングルくらいまではずっと聞いていたな。
乃木坂46『4th YEAR BIRTHDAY LIVE』3days in神宮球場の初日に参加してきました。あいくにの天候でしたが、それさえも美しいと思えるような、実に幸福な時間でありました。バースデイライブといえばお楽しみは全楽曲披露であります。昨年は7時間公演という常軌を逸したライブを開催していましたが、今年は3日間に分けての公演。初日はデビューシングル『ぐるぐるカーテン』から5枚目『君の名は希望』まで!グループの最も楽曲が充実していた時期と考えておりまして、迷う事なくこの日のチケットを選びました。乃木坂の表題曲が良い、というのは音楽好きの皆さまも何となく認識頂いているようですが、カップリングやアンダー楽曲も良いのですよ!と訴えたい次第です。なので、突然ですが、超適当に選んだ「乃木坂46カップリング楽曲BEST10」を公開いたします。