青春ゾンビ

ポップカルチャーととんかつ

最近のこと(2020/03/09)

憂鬱な月曜日ではあるが、水曜日からリフレッシュ休暇をとっているので今週は2日働けばいいだけなので、余裕なのです。朝起きてから出社までずっとラジオを流している。シャワーを浴びながら、トーストをかじりながら、コーヒーをすすりながら、通勤電車に揺られながら、ビル街を歩きながらもひたすらに聞く。そうすることで、憂鬱と孤独が少しだけマシになります。『空気階段の踊り場』『問わず語りの神田伯三』を消化した。『空気階段の踊り場』は「泊りもぐら」「キタノ映画っぽい話」と、ここにきて名作コーナーがポンポン生まれている。JUNKとは言わないので、1時間枠ってどこにかにないんでしょうか。立川志らくの嫁騒動で水を得た魚な『問わず語りの神田伯山』は笑っちゃいますが、毒っ気が強いので30分がベストです。毎日楽しく観ているYouTubeの『神田伯山TV』、九龍ジョー先生が関わっているのは聞いてましたが、監督・編集が岩淵弘樹だったというのには驚いた。わたしが日本のインディーシーンに夢中になるきっかけであった豊田道倫with昆虫キッズ「ゴッホの手紙、オレの手紙」のMVの監督だ。

目隠しで食べビスケットが何の動物の形を模したものか当てる、利き「たべっ子どうぶつ」という領域にまで突入してしまったので、営業所での余興もそろそろ終焉である。ライオンやワニどころか、ハリネズミすら当てることはできなかったが、ビスケットは塩味が効いていてとても美味しい。ガチャガチャのヒットも記憶に新しい永遠のベストセラー「たべっ子どうぶつ」を販売しているギンビスの「アスパラガス」「たべっ子どうぶつ」「しみチョココーン」の3本柱で勝負するのだという姿勢に好感を抱いている。ワニのビスケットを見て、きくちゆうき『100日後に死ぬワニ』を思い出して切なくなってしまった。コンセプトの秀逸さはもちろん、絵の表情や細かい言葉遣いの台詞回しが絶妙で、ワニくんという実在をくっきりと想像できてしまうのが凄い。どういうオチが正解なのだろう。作者としてはこんなプレッシャーもないだろうけども、見届けたい。

本日も外回りなしの18時退社で、気力を持て余していたので3駅ほど歩いて帰った。コートを着るには暖かすぎる気候で、早歩きでは汗ばむほどだった。歩きながら、3月8日放送の『山下達郎のサンデーソングブック』を聞いた。世相に負けないように明るい山下達郎の音楽縛りで、ライブ音源を放出。2014年のライブハウスツアーでの「いつか(someday)」の演奏に勇気づけられた。わたしはもうダメかなと思った時には、いつもこの曲を聞くようにしている。最寄り駅の行きつけの定食屋でスタミナ焼きを食べた。わたしがこの街に引っ越してきてからひと月も経たない頃にオープンしたお店なので、ともに歩んできたと勝手に思っている。このお店では何を食べてもすごく丁寧で美味しい。スタミナ焼き、チキンカツ、カキフライ、ネギトロ丼が特に好きでした。東京に帰ってきた時にも、まだ営業していますように。

関西ローカルの番組がTVerで観られるようになってしまったので、大阪に行く旨味はお笑いライブだろうか。どうせなら、千鳥、ダイアン、かまいたち霜降り明星の東京進出前に行きたかった。調べてみると、見取り図はまだ大阪だが、コマンダンテは東京に出ていったようだ。蛙亭はちょうど入れ替わりで東京に進出。Dr.ハインリッヒロングコートダディ、たくろうが観たいな。どのコンビも関西色が薄いような気がするけど。