青春ゾンビ

ポップカルチャーととんかつ

最近のこと(2020/03/10)

本来なら仙台出張のはずだったが、コロナ対策で中止。退社後に池袋の「タイムズスパ レスタ」へ。雨だし、コロナだし、「かるまる」ができたことだし、空いているかなと期待したけども、とても混んでいた。ドラマ『サウナ道』によるブームは継続中のようだ。IT系の社員のような5人組と大学生と思しき5人組が混在していて騒がしく、かなりしんどい。サウナと水風呂に入る時くらいは己の孤独と向き合えよと思うが、きっとみんなでワイワイ入るのも楽しいだろうな、とも思う。ヴィヒタロウリュウと氷の塊で9℃まで下がった水風呂でサクっとととのい、退館。大量の汗を流したことで塩分を欲していたので、「もうやんカレー」でアボカドカレーを食べた。前はジャガイモ食べ放題だったような気がしたけども、「ジャガイモはお一人様2個まで」という注意書きが入っていた。ジャガイモなんて2個もあれば充分ですが、こういうところに不景気のさざ波を感じる。しかし、もうやんカレーってこんな味だったっけな。低カロリーとかグルテンフリーとかヘルシー志向を店内POPで打ち出し過ぎて、プラセボ効果でなんだか味気なく思えるのかもしれない。

明日からの旅のお供にと、「ジュンク堂」に寄って、スズキナオ『深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと』と宇野維正×田中宗一郎『2010s』を買った。スズキナオは30代半ばで東京から大阪に移り住んだそうで、境遇が少なからず似ているなと思い手に取ってみた。わたしも大阪と東京を深夜高速バスで華麗に行き来していきたい。
 
帰宅して、旅の荷造りをしながら、『テレビ千鳥』(テレビ朝日)の録画を観た。「こっそりデーモン選手権」で腹が千切れるかと思うほど笑ってしまった。『くりぃむナントカ』(テレビ朝日)や『神さまぁ~ず』シリーズ(TBS)を彷彿させるバラエティーだ。大竹湯~トピアでの「ぼんやりメイク!マイセルフ」でデーモン小暮、鉄拳、ダルマのメイクを自らの顔に施していく名企画を思い出した。『神さまぁ~ず』から始まり『さまぁ~ず式』『ホリさまぁ~ず』『マルさまぁ~ず』くらいまでのさまぁ~ずのTBSのバラエティー番組は本当にフェイバリット級に好き。「インスタント女王様」では手島優を発掘し、「クイズ ナイスですね!」では村西とおるをいち早く企画にするなどの先見性もあった。2008~10年頃のこういったバラエティー番組にはゲストプレイヤーとして有吉弘行バナナマンおぎやはぎフットボールアワーブラックマヨネーズといった今ではMCクラスの芸人らが頻繁に出演して、身体を張っていて本当にご機嫌だった。TBS系に限らず、当時のさまぁ~ずの番組はすべておもしろかった。『さまぁ~ず×さまぁ~ず』(テレビ朝日)や『モヤモヤさまぁ~ず』(テレビ東京)はもちろん、名古屋で放送されていた『さまぁ〜ずげりらっパ』(中京テレビ)といったローカル番組も強烈な輝きを放っていた。三村さんがTwitterさえ始めなければ、ずっと好きなままでいれたのだろうか。そんなことを考えながら、荷造りを適当に終えて、眠りについた。