青春ゾンビ

ポップカルチャーととんかつ

最近のこと(2020/04/28)

週刊少年ジャンプ』の巻末のページでスカート澤部渡が「シティポップへの扉を開く10名盤」という企画に登場していた。最近のジャンプはずいぶん大人びた特集を組むものです。そこで真心ブラザーズ『I will Survive』が選ばれていて、それだけでもう澤部くんの勝利だな、と思った。シティポップの括りどころか、あまり言及されているのを目にしたことがない真心ブラザーズの名盤。ロックジャーナリズム誌では『KING OF ROCK』と『GREAT ADVENTUR』が持て囃されていた気がするけど、今聞くなら絶対に『I will Survive』だ。「BABY BABY BABY」「愛のオーラ」「ENDLESS SUMMER NUDE」「チャンス」「RELAX~OPEN~ENJOY」と名曲目白押しの中で、箸休めと言ったら失礼なのだけど、桜井秀俊ボーカルの「Sound of Love」「手紙」「ソファー」がまたいい味なのだ。わたしはユニットのセカンドポジションの人が好き。ホフディラン小宮山雄飛、19のケイゴとか。小宮山雄飛によるザ・ユーヒーズ『ユウヒビール』は名盤なので、ブックオフで見つけたら即ゲットしよう。

ときにこの日記はなにも、コロナ禍における生活誌を記録しようと思って始めたわけでなく、東京から大阪で暮らしていく上での心情の変化を残しておきたかっただけなのだ。だのに、だのに、東京編が長い。緊急事態宣言もおそらく延長するであろうから、大阪での暮らしはまだまだ始まらない。ゆえに特に書きたいことはないのだけど、惰性で更新してしまっている。そして何故か、意地でも1000字以上は書いてやると思っています。

会社の新人たちは1ヶ月の研修を終え、配属先が決定したようだ。研修はリモートで実施したらしい。研修は役には立たないが、少しずつ身体を社会人モードに慣らしていくアイドリングのようなものだから、オンラインでは覚悟が決まらなそうでかわいそう。東京営業所の後輩たちとLINEのビデオ通話で繋ぎながら、仕事をした。特に会話をするでもなく、互いの部屋の映像を繋いでパソコンで作業した。みんなが「飛び石連休でやる気がでない」とか「今日は夜更かししちゃおうと思う」みたいなことを言っていて、なんのことかと思ったら明日は昭和の日で休みらしい。本来であれば、ゴールデンウィーク突入なのだ。ゴールデンウィークは学生の頃は存在感が薄かったが、社会人になってからの輝きといったらなかった。入社してからはじめてのゴールデンウィークに突入する金曜日の夜、テンションが上がりすぎて友達の実家に泊まりに行って、夜更すぎにお母さんの作るラザニアをご馳走になったことを鮮明に覚えています。10年後くらいにその友人の結婚式でお母さんにご挨拶した時に、その話をしたらとても驚いていた。

スーパーで牛バラ肉と新玉葱を買い、牛丼作りに挑戦した。レシピ通りに作ったら汁だくになってしまったけども、ちゃんと牛丼だった。新玉葱が美味しいので、安売りの豪州産の牛肉でも美味しく仕上がりました。玉葱がまだまだ余っているので、次は豚丼を作ってみよと思います。仕上げに卵黄だけをちょこんと乗せてみちゃったりして。牛丼を作りながら、街裏ぴんくの顔面生配信をYouTubeで観た。脳味噌がグルグルして吐きそうになった、という表現をよく聞くけども、街裏ぴんくの漫談に最もふさわしい。生配信の視聴者数は300。いつかは絶対に世に憚る才能と信じているので、ただ待つのみだ。神田伯山の『ファミリーヒストリー』(NHK)を観た。畳の上に置かれてた椅子に伯山が座っていた。和室付きの部屋に住んで、畳の上にベッドとか椅子を置いて生活してみたいと思うのだけど、痕がつくのが心配ですよね。いつかは街裏ぴんくファミリーヒストリーも観たい、と思って寝た。