青春ゾンビ

ポップカルチャーととんかつ

最近のこと(2020/06/12)


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高野寛というと「虹の都」や「ベステン ダンク」になるのだけど、わたしは1stアルバムに収録されていたこの曲が1番好き。こんな記憶がかつてわたしにもあった、というような懐かしい気持ちになって、寄る辺ない今の心境にもとてもしっくりくるので、よく聞き返している。『Timeless Piece』というベスト盤に収録されているバージョンもオススメです。

この日は先輩に同行して取引先での作業の手伝い。作業終了後に「びっくりドンキー」でハンバーグディッシュランチをご馳走してもらった。大阪にも「びっくりドンキー」があることに安心した気持ち。あのハンバーグはとびきり美味しい!というわけではないけども数ヶ月に1回ほどのペースで無性に食べたくて仕方なくなる。あのソースになにかそういう効能があるんじゃないかとにらんでいる。先輩は北海道に転勤していた頃にハマってしまったらしく、今週すで2回目のびくドンらしい。びっくりドンキーと言えばやっぱり、一皿にサラダ、ハンバーグ、ご飯が一体となっているディッシュバーグがいい。ご飯がハンバーグのソースでしっとりと濡れるのがいいのだ。であるから、あの木製のディッシュには並々ならぬ気持ちを寄せているのだけど、なんとレジ横で販売しているのを発見してしまった。直径27センチの通常サイズは、「びっくりドンキー」の刻印入りで約3000円。欲しい…とりあえず会計を済ました先輩に報告してみたら、「いらんだろ」と一蹴されました。

午後は営業所に戻り、事務処理と資料作りに費やして退社時刻に。明日はいよいよ引越しなので会社からの帰り道にある「京阪シティモール」に寄った。なんとこの商業施設には、ジュンク堂書店、家電のエディオンニトリ無印良品ユニクロ、GU、ザ・ダイソーが揃い踏みしているのだ。なんて便利なのでしょう。とりあえずこの日買ったのが、100円ショップでS&Bのわさび、辛子、ニンニク、しょうがのチューブを4本、それにギンビスの「アスパラガスビスケット」を1袋。これがわたしが生活していく上で、まずもって欠かせないものという判断らしい。あと、無印良品で歯磨き用の陶器のコップとカレーのパウチ袋と水出しアールグレイを買った。これは悪くない選択なのではないでしょうか。新しい家がどんな間取りで、どんな部屋だったか全然覚えてないので、家具類を買うのは明日以降にしよう。

ホテルに戻り、ロードショーで放送していたゼメキスの『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を流しながら荷造り。何十回も観ているけど、ずっと好きなまま。強い父性(=アメリカ)を取り戻す話というのはもちろんそうなのだけど、黒人への迫害をなかったことにしようとしているからダメ!というのは…論旨は理解できるけど、映画って現実の全てを描きこまないといけないんだったけか、という気持ちになる。途中で「アクサダイレクト」の岡田将生が出演しているCMが流れた。前にも書いたが、わたしはかねてよりそのあまりの胡散臭さに注目している。めちゃくちゃ流れている現在の両親をドライブに連れ出すバージョン、なんとあの短い方法尺の中で時間軸をシャッフルしている。パーキングエリアでの休暇シーン→ドライブ出発前のシーン→ドライブシーン…こんなことまでして語りたい内容なのだろうか。不思議だ。

明日の朝にはこの何十泊もしたホテルとはお別れ。名残惜しいかというと、びっくりするほどそんな感情はなかった。はやく家に落ち着いて、腰を据えたい。気持ちを盛り上げるためにのろしレコードの松井文「ひっこし」を聞いた。