青春ゾンビ

ポップカルチャーととんかつ

最近のこと(2020/05/30)


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こんなにも美しく”としまえん”を撮ってくれてありがとうございますという気持ち。無人としまえんの姿に、ここは無数の記憶や”想い“のようなものが蠢いている場所なんだなと思えた。としまえんは8月から段階的に閉園して、跡地には映画『ハリー・ポッター』のテーマパークを誘致する計画が進んでいるらしい。やっぱりなくなって欲しくないよ、俺たちのとしまえん

都市開発は進んでく
君のこと嫌いにならないように頑張ってる こちらは

「洗濯物が揺れる様を見たいよ 今日は絶対に頑張らない パジャマのままでいさせてよね」というカネコアヤノの歌のような気持ちで、残り少ない東京での休日を過ごした。10時前に起床。冷蔵庫を開けるも、食べるものは何もない。買いに外に出るのも面倒なので、空腹を缶コーヒーでごまかす。とても天気が良い日だったので、洗濯機を回してベランダに干す。暑過ぎるということもなく、風が気持ちいい。窓を全開にしてソファーに寝転び、Netflixで『愛の不時着』1話を観た。スゴイ、これは凄い。世界中が大騒ぎしているのも納得だ。ひさぶりに胸のトキメキのようなものを覚えた。劇薬が過ぎるので、1日1話ずつ大切に処方していこうと思う。

昼ご飯を食べに外に出る。いつもの町中華の店の前に行くも、閉店の噂をかぎつけた常連たちが行列をなしていたので断念。あのお店との付き合い方は並んで食べたりするのとは違うのだ。他の店を探すのも面倒になってしまい、家に戻って宅配ピザを注文した。特別な土曜日にしてやろうではないか。ピザを食べながら『3年B組金八先生』の第5シリーズを観る。物語は佳境で、毎話大粒の涙を流しながらの鑑賞である。18話に寿司屋の見習い役で高橋一生が出てくるのだけど、それを観て「あぁ今日は坂元裕二のリモートドラマの放送日だったな」と思い出す。

夕方前に近所の散歩に出かけた。ここらへんを歩いていると、改めて北浜なんていう都会で暮らしていけるのだろうか心配になってくる。なんせあちらは家のすぐ近くにサラダ専門店があって、持ち帰る際には頼むと野菜をチョップドしてくれたりするのだ。そもそもチョップドってなによ、とい言いたくなるくらいにここいらの郊外の風景は牧歌的で野暮ったというか。

給付金の申し込み書が届いていたので、免許証と通帳をコンビニでコピーが必要。決して恥ずかしいことではないとわかりつつも、なぜか人に見られたくない。激しい貧困に喘いでいるわけでもないのに、書類1枚で10万円という大金を貰うことに、どこか後ろめたさを感じているのだろうか。でも、貰えるものは貰いたい。できるだけ空いているコンビニを探そうとするも、どこもかしこもコピー機は渋滞していた。長年愛用していたソファーの具合が悪いでの、10万円を元手に新調したいと考えている。大きい買い物を1人で決めるのは心許なく、友人たちにLINEで相談した。自分1人では危うくバカでかいソファーを買うところだったので、大変助かった。

帰宅して欅坂46の『欅共和国2017』の後編の配信を観る。平手と長濱がボーカルを分け合う「微笑みが悲しい」がとてもいい。「夕陽1/3」とか「制服と太陽」とかここらへんの曲がわたしの好きな欅坂46だったな。『リモートドラマ Living』(NHK)がうまく録画できていなかったので、再放送の時にじっくり観ることにして、金八第5シリーズの完走に専念。目蓋が重くなる限界まで、わたしは武田鉄矢の生徒であり続けた。