青春ゾンビ

ポップカルチャーととんかつ

最近のこと(2020/05/28)

緊急事態宣言解除後も営業所の人数を制限するために、シフト制で出社日をズラしている。わたしはまだ大阪に家がないので、全日出社しているのだけども、この日は課のメンバーが全員在宅勤務だった。こんなにも気が楽なのものか、と身体の疲れがいつもの半分くらい。退社時間になり外に出てみると、まだまだ明るい。少し散歩でもしてみようと、新幹線の切符を買いに京橋駅まで歩いた。大阪というのは川と橋の多い街なのだな、と改めて思う。これからは、テレビに映る”大阪“ではないものを見つめていきたい。ココナッツディスク池袋店のアカウントで紹介されていたHanging Up The MoonというシンガポールのインディーバンドのEPをSpotifyで聞きながら、夕陽が落ちていく大阪の街を歩く。台湾のナイスシティポップバンド雀斑Frecklesのボーカル林以樂がコーラスで参加していて、あの周辺が好きなら間違いない音。

ホテルに戻る前に、これから住む街のスーパーを視察した。店内は明るくて広く、品揃えも充実していて安心。弁当やお惣菜やたくさんあるので、自炊が面倒になっても安心そうだ。夕ご飯に揖保乃糸の素麺に具材が入ったカップとサーモンの刺身を買って帰る。しかし、ホテルに戻って箸がないことに気づいた。ペンを2本使って食べるという考えもよぎったが、カレー好きとしてインド流の素手を選択した。インド人に言わせれば、指で直接食べるほうがカレーはだんぜん美味いらしい。念入りに手を洗い、刺身と麺類を素手で掴んで口に頬張ってみる。素手で食べるにしても、かなり難易度の高い部類の2品だった。大拙な尊厳のようなものを失った気もしたが、折に触れて思い出すことになりそうな大阪の夜だ。

生臭くなった指をまたしても念入りに洗い、テレビに目を傾ける。『櫻井・有吉 THE夜会』(TBS)で、風間俊介が『3年B組金八先生』の裏話を披露していた。ちょうど第5シリーズを観返しているところだったので、なんたる奇遇。武田鉄矢とのエピソードが披露されないところが怖くて好きでした。役者としての風間くんは好きなのだけども、こういったバラエティでの振る舞いには、どうにも力以上のものを出そうと空回っている印象を受けてしまう。共感性羞恥というやつなのか恥ずかしくなってしまい途中でチャンネルを回した。

『やすとものいたって真剣です』(ABCテレビ)の冒頭を少しだけ観た。ひさしぶりにスマイルを観た。瀬戸さんの首に巻いているストールがとても苦手でした。楽しみにしていた『たりないふたり』は関東ローカルらしく放送がなく、『アメトーーク』の放送時間も1時間ほど遅れている。早く寝たいのに、どうにも寝付きが悪いので『ナインティナインのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)を聞きながら眠った。