最近のこと(2013/02/19~)
スプリングハズカム。花粉も到来。今年最初のいちご大福を頬張った。美味しい。アンコとイチゴを餅で包む、誰がこんな素敵な事考えついたのだ、とググってみたら、「われこそが起源である」と主張する菓子屋は無数にあって定かにはなっていないらしい。昭和初期にはもうあったのだそうだ。いちご大福があるのに戦争やっていたのか、日本は。考えられない。この季節になるといつもBUMP OF CHICKENの藤原基央がいちごサンド好き、というエピソードを思い出し、ついセブンイレブンに足を運んでしまう。月曜日は何となしに時間が過ぎていって終わってしまった。郵送したIKEAの商品到着日だったので、急いで家に帰って受け取り、ダンボールにまみれながらポテトサラダを食べて、黒田硫黄の『茄子』を3冊と石黒正数の『ネムルバカ』を読んだ。黒田硫黄の食事シーンはやっぱり最高だ。肉屋さんのソーセージが丸っと1本入っているお弁当を持ってキャッチボールに行く話がとても好き。
火曜日は惣田沙希先生の絵の展示会『HOPE 抱いて フォーリン』を観に新代田のcommuneに行きました。
惣田沙希さんはcero、片想い、ザ・なつやすみバンド、うつくしきひかりなどのジャケットワークやチラシ、物販などのデザインでお馴染み。あの惣田ガールのキャラクターデザインってどこかで見た事あるようで、ない。絡み合うガール達が凄かった。非・性的なようでいて、身体へのフェチズム(特に足と腕への)が滲み出ていてエロいな、と思いました。イラストや仕事などのメモが書かれたクロッキーが数年分展示されていて、今、商品として手元にあるCDやレコードやTシャツの原案、プロセスを垣間見る事ができて、興味深かった。展示会は20(水)までが絵の展示で、22(金)からデザインの展示『眺めて パッチ WORK』に切り替わるそうです。会場に着いたらマーライオンがいた。服を着ているマーラインを見るのは初めてなので一瞬誰だかわかりませんでした。今度出るライブアルバムは自信作らしい。新代田にあるPPカレーで野菜カレーでも食べようと思っていたのだけど休みだったので、渋谷の天下寿司に寄って帰る。1皿120円とは思えぬ美味さで、回転寿司チェーンの中で1番好き。〆さばがやたら美味い。家に帰ったら渋谷が炎上しているニュースが流れていた。ついにマーライオンがやってくれたか、と胸を震わせた。帰宅して、買ってきた『たまこまーけっと』のキャラクターソングアルバム『twinkle ride CD』
TVアニメ「たまこまーけっと」キャラクターソングアルバム twinkle ride CD
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I Can Hear the Heart Beating As One
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信州キリンビバレッジが製造している『小岩井濃厚ショコラオレ』が結構美味しい。定価130円も納得の濃厚な牛乳の味わいで、仕事や勉強に疲れた時にピッタリなはず。『小岩井濃厚カフェオレ』は製造元が信州ビバレッジとニッセーの2種類あって、マニアは製造元を確認して信州キリンビバレッジ版を購入するなんて現象があったそうですが(そんな事あるのか)、ショコラオレは今の所、信州キリンビバレッジ版しか見かけません。
水から金は記憶になし。土曜日は洗濯をすましてから、五反田に赴き、フランクリンアベニューというハンバーガー屋さんへ。
雰囲気もよくて美味しいが、お値段は高い。とは言え、肉が美味いので納得。調べてみたらあの寺門ジモンも絶賛しているお店らしいではないですか。しかも、アトリエヘリコプターに近いのがいい。そのまま五反田団といわきから来た高校生『初恋のジェノベーゼは爪の味』を観劇。大変おもしろかった。しかし、会場がとにかく暑かった。アトリエヘリコプターの難は空調だ。家に帰り、洗濯を取り込み、クリーニング屋にYシャツを出して、ダッシュで映画館へ。『横道世之介』を観た。こちらも前田司郎が脚本を担当しているので、図らずも前田司郎2本立ての日となりました。何でも監督の沖田修一と前田司郎は中学時代からの同級生だそうで、ちょっともうそのエピソードだけで胸が熱くなる。映画がまた素晴らしいのだ。ジワジワ、本当にジワジワ来ていて、もう今は想い出すだけで泣きそうなので、急いでもう1度劇場で観て、そんで感想を書き記したいな、と思っています。THE SHAMPO HATの黒田大輔、五反田団の宮部純子が出演しているのもうれしい。何故かラバーガールの大水も出演していて、これまたいい感じ。しかし、とにかく素晴らしいのは高良健吾、吉高由里子、池松壮亮でして、3人とも本当に大好きになってしまった。噂では前田司郎も1カット映っているそうなので、次は見つけてみせる。160分、と気負いしてしまう長尺ですが、そこで怯んで観ないのはもったいない。人生ですよ、あの映画は。
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グールドの美しさ。そういえば羽海野チカの『3月のライオン』の宗谷名人もコンビニでチョコバーと水と林檎みたいな食事を購入していて痺れたっす。高校時代はアントニオ猪木のファスティングに強い憧れを抱いていました。夏休みは部室も行くもやる事がないので友人たちと「ファスティングしようぜ」と昼食を抜いたりしていた。そうやってお金を貯めてCDや漫画を買っていたのだ。
録画してあった『めちゃ×2イケてる』が久しぶりの「ヨモギダ少年愚連隊」でまたしてもちょっと涙腺が潤む。大好きだっためちゃイケだが帰ってきた。めちゃイケのロケ物にバラエティのイロハを教えて頂いたように思います。来月、9年ぶりの「ヨモギダ少年愚連隊」の新作が放映だそう。しかし、28歳の岡村隆のかっこいい事よ。もちろん矢部浩之も吉本のディカプリオなわけで、ナインティナインという芸人の華を今更ながら再認識した。20時間にわたる「ヨモギダ少年愚連隊」を500円で観られるという配信に手を出してしまいそうだ。加藤の結婚のやつと濱口ドッキリもぜひアーカイブ化して欲しい。今週は『とんねるずのみなさんのおかげでした』も『ゴッドタン』もバナナマンが印象的な回で、本当にバナナマンが天下を獲るのではないか、という気がしてきた。中学時代から唱え続けてきた「おぎやはぎ矢作=次のタモリ説」ですが、設楽さんがそのポジションに付く可能性も往々にしてありそう。
相変わらずテレビドラマが面白い。『最高の離婚』7話はちょっと僕の心のやらかい場所を締めつける研ぎ澄まされた台詞に満ち満ちていて、悶絶しながら観た。真木よう子の声も素晴らしいと思っていたのだけど、尾野真知子の声も凄い。あのラストの手紙は内容もさる事ながらあの尾野真知子の発する音がよりクラシックな佇まいを付加していた。「あなたを盗み見ていました」という告白に泣く。成瀬巳喜男だとかそういった類の古き日本映画の血を坂元裕二は引き継いでいるというのか。そして、破られる手紙。届かない手紙。坂元裕二の前作『それでも、生きてゆく』ラストでの瑛太と満島ひかりの届く事のない手紙のやりとりを想起して泣く。しかし、きっとあの手紙は何らかの奇跡という形できっと届くのだ、と期待したい。来週は予告編を見る限りだと、またコメディタッチに戻るようで。どう終わるのだろうか。『泣くな、はらちゃん』6話は何だかひたすら切なくなってきているわけですが、こちらもどう収拾するのか見物だ。『まほろ駅前番外地』7話は1度も外に出る事なく終わらせる密室コント劇。松尾スズキを堪能できたので満足。渋川清彦、岸辺一徳、と”いい顔”の俳優がズラズラと登場する。しかし、行天(松田龍平)はかわいい。今話での寝巻、ガウン、ピストルな行天はカート・コベインだった。しかし、銃を構えるとどうしても優作を重ねて見てしまう。
定期的にスピッツのシングルPVをYouTubeで観て、泣くほど感動しているわけですが、結局世界で1番いいアルバムってスピッツの『RECYCLE Greatest Hits of SPITZ』
RECYCLE Greatest Hits of SPITZ
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星野源の本を読んでいたら彼の『エピソード』というアルバムはD'angelo『Voodoo』を意識して作った、と書いてあって
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日曜日、さいたまスーパーアリーナでaikoのライブを観る。帰りに、MAHOΩ解散の報が。ショック過ぎる。今年1番楽しみにしていたポップアルバムが消えてしまったのだろうか。信じられない。唯一リリースされたdemo音源ももはや入手は難しく、完全に幻となってしまうではないか。いやいや、どうか現存の楽曲だけでもかき集め1枚だけなんとかリリースして伝説になって欲しい。「しかけの恋」「僕らに愛を!」「未知語/未知絵」「CinemahoΩ」に「乙女のたしなみ」「狐の嫁入り」それに柴田聡子と共作した「みんなガール」、名曲だから。2010年始め頃にはMAHOΩとtomaton'pineというポップユニットがいて、たった1枚だけ最高の楽曲を集めた凄いアルバムを残して消えていったのだ、と語り継ぎたいものです。
oh my little girl
なんて、手を振ってほしいの
瞼閉じるまで
MAHOΩ&柴田聡子「みんなガール」
森は生きているのライブをついに目撃する事ができました。もっと室内音楽のような老成した音色を奏でるのかと思ったら若い、エネルギッシュな所もあって、とてもよかった。しかし、森は生きていると失敗しない生き方という名前の2バンドが同時に頭角を現しているの、なんか凄い。失敗しない生き方の自主音源も500円だそうなので今すぐにでも買いたい。下北沢モナ、吉祥寺ココナッツ、三鷹おんがくのじかん、あたりで買えるようです。1人でボーっと観ていたら、「誰観に来たんすか?」と聞かれたので「あー全部です」と答えたら(雑)、「え、僕の事もですか?」と返されたので、「ハァ?」と返してしまいました。ごめんないさい。なんでもライブ前のマイクパフォーマンスをしている人だったそうです。しかし、前にもどこかであの人に「誰観に来たんすか?」と聞かれて、「あー全部です」と答えたような気がするのだけど、ただのデジャブだろうか。
目玉焼き(に限らず卵料理全般)は断固として半熟派だった私が自分で朝ごはんを作るようになってから、黄身を固める派の考えに傾倒しつつある。半熟は皿が汚れて洗うのが面倒くさいから。後、たまに大胆に液状になった黄身が零れる事があるでしょう?固まった黄身もあれはあれで円熟した旨味がありますよ。小さい時はボソボソした黄身が苦手で白身ばかり食べていた。ボクサーの資質があったのかもしれない。しかし、親には「黄身より白身が好きなんて変わったやつだ」と言われていたのですが、ある時、どういう流れでか忘れたのだけど、「白身が好きだ!」と主張する私に、親戚のおばさんが「そりゃ、そうよねー」と言ってくれた。「自分は間違っていなかったんだ!」という感情を初めて持った出来事だったので、とても印象に残っている。でも、やっぱ黄身のが美味いよ、そりゃ。