青春ゾンビ

ポップカルチャーととんかつ

最近のこと(2020/06/09)


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染みる。高校生の頃、THA BLUE HERBに傾倒していた。沖縄への修学旅行のバスの中で大きなヘッドフォンをつけて『SELL OUR SOUL』を聞き、孤高を気取っていた。しかし、いかんせん男子校なのでそうそうかっこよく孤独でいることは許されず、すぐに「南の島で何聞いてんだよ!」となり、「人斬り」という曲を聞かせてみたところ「カウンターアタックベッカムのように別格」というリリックが不覚にもむちゃウケてしまった。当時は許せないぜ!と思ったが今思えば仕方がない。しかし、この「バラッドを俺等に」は染みる。毎週のように各地を旅していて去年の生活を思い出した。

外回りに出て、怒涛の担当交代の挨拶。1日に10人以上のはじめましての人と話し、さらに好印象を持たれないといけないというのは負荷が大きくて、お腹が痛い毎日です。疲弊した精神を癒すために車内で先週の『オードリーのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)を聞いた。EXIT兼近の「いま活躍している芸人たちがドラゴンボールやプロレスでよく例えるけど、若者には伝わってない」という発言へのアンサーかのように、『ドラゴンボール』についてネタバレを気にしながら熱っぽく話すという若林の芸に痺れた。「若い視聴者はわかんないから、もう見なくていいやってなる」という風に若者を括ってしまうのも失礼な話で、熱を持って語る”好き”という気持ちは世代を超えて誰かに繋がっていくのだと信じたい。

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若林さんが語っていたように、わたしもこの雨降りの窓際を見つめるアンニュイなブルマにとてもドキドキしていた。しかし、この曲のイントロは本当に良い。「ロマンティックあげるよ」という言語センスにも痺れてしまうし、「不思議したくて 冒険したくて」という歌詞も秀逸。

しかし、まだ6月上旬だというのに気温は高く、日差しも強い。早くも夏バテである。サッパリとしつつも元気が出そうなものはないかしらとスーパーを練り歩く。吟味の結果、三輪ソーメンと刺身を買って、生魚ぶっかけソーメンにして食べた。食事をしながら、DAZNでヤクルトと日本ハムの練習試合をチェック。若干20歳のスワローズのスラッガー村上のホームランが強烈で思わず「うおー」と声が出た。往年の筒香のような風格。2軍の濱田、武岡、長岡の活躍もうれしい。そして、『愛の不時着』ファンの皆様にオススメしたいのがヤクルトスワローズヒョンビンこと原樹理投手です。才能は文句なしなのに、なせか成績を残せない未完のピッチャーです。