青春ゾンビ

ポップカルチャーととんかつ

最近のこと(2020/05/09)


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めちゃ×2良い、イケてる。feat.友達ってのも最高。10回くらい再生してしまった。ジャルジャルもリモート画面を使ったコント(「リモート面接でめっちゃふざける奴」とか)など時代に寄り添った新しい笑いを量産しているし、たんぽぽ白鳥久美子もコロナ感染から回復したし、あとは敦士だけじゃん、と思って検索して、敦士のブログにアクセスしてみたらめちゃくちゃ自炊してた。

休日。やることがないので昼からカレーをコトコト煮込んだ。トマト缶を使って、豚肉と茄子の夏カレーを作った。松屋の「フレッシュトマトカレー」を目指すべくニンニクたっぷりで仕上げた。美味しく出来上がったと思う。あまりに退屈なので、5月31日まで61巻まで無料配信中の『ワンピース』を1巻から読み始めたのだけど、どうも興が乗らない。ウソップ海賊団の解散とか、昔は大泣きしたのにな。先日『NARUTO』の読み直しであれほど泣いたのに、『ワンピース』で泣けなくなったのにはなぜなんだろう。一気に50巻くらい飛ばして、超絶おもしろい白ひげのエース奪還「マリンフォード頂上決戦」のところだけ読んで満足した。そんでもってあとは『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』ですね。カレー食って、『ワンピース』読んで、ドラクエ。もう立派なおじさんだというのに、その小学生みたいな生活ぶりにゾッとなったが恐怖心はいったん頭の片隅に追いやった。い、一応、定職についてるし。

気持ちを切り替え、「今日でもう完璧にこの世界を救ってしうまうんだ、俺は」という気持ちで、どんなに目がシパシパしても画面に向かい続けた。たぶん10時間以上をやっていたと思う。レベルも99にして、最強の武器を装備して、試練も全部こなして、魔王も邪神も倒した。最後のボスは『ドラゴンボール』のセルみたいだった。すべてをやり終えて、もうこのパーティーと会うこともない。もっと寂しくなってしまうかなと思ったけど、すぐに気持ちを切り替えることができた。そもそもドラクエⅪに好きなキャラクターはいません。ステレオタイプなキャラクターしかいないのだもの。今回のドラクエ、シンプルで快適にプレイできて超おもしろかったんだけど、シナリオには物足りなさを感じる。今作なんかはアニバーサリー作品で、すべてのサーガーを接続させるような大技で、タイムスリップや平行世界を乱立しまくるのだけど、それでもどこかアッサリしている。これはもう10代の頃、エニックスより断然スクウェア派だったからに他ならないでしょう。スクウェアの最高傑作『ゼノギアス原理主義者であるわたしは、高橋哲哉作品のようにシナリオに神話やら心理学をごった煮のように盛り込むハッタリ感を欲してしまう。今月末に高橋哲哉の『ゼノブレイド』という作品がSwitch向けにリマスターされて発売されるそうなので、プレイしてみようと思います。独身時代のオードリー若林がラジオで語っていたように、RPGの旅の仲間に回復魔法をかけるくらいしか「誰かのために何かする」喜びを感じられない毎日なのだ。

サバンナの像のうんこよ聞いてくれだるいせつないこわいさみしい

穂村弘『シンジゲート』より