青春ゾンビ

ポップカルチャーととんかつ

最近のこと(2016/06/10~)

土曜日。お昼に近所の中華屋にカレーライス(500円)を食べに行く。野暮ったくて、ドロリとした中華屋のカレー大好き。世の中はもっと中華屋のカレーに注目していくべきだ。私が知る限り、『めしばな刑事タチバナ』14巻くらいのものである。

めしばな刑事タチバナ 14 (トクマコミックス)

めしばな刑事タチバナ 14 (トクマコミックス)

日中は野球中継を眺めながらのんびりと過ごした。スワローズ、交流戦初のカード勝ち越しに気分が良くなり、自転車で豊島園の「庭の湯」へ。18時からナイト料金目当てに、人が行列している。世の中の人がこんなにも銭湯を愛している事を知らなかった。広いお風呂は確かに気持ちいいが、その気持ち良さは果たして、おびただしい数の裸のおじさんと煮詰まるという行為の辛さを上回るのだろうか?という疑問がこれまではずっと拭えなかったのだが、今はサウナの心地よさを知ってしまったので、世の中の銭湯愛に完全同調。「庭の湯」にてアウフグースを初体験して、尋常ではない汗をかき、完全にととのう。大き目の施設だとサウナ→水風呂の後に寝そべる事のできる椅子が設置されていたりするので、良いのだ。館内着をまとい涼しい休憩所でボーっとする。これが最高に気持ちいいのだ。食事処にて、ノンアルコールビールと単品でとんかつを注文。
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これが意外や意外に美味しかった。肉質が良く脂も甘い、ソースを使わずに塩と辛子だけでいけるタイプのとんかつだ。このレベルのとんかつを温泉施設の厨房で頂けるとは思っていなかったので、これはうれしい誤算なり。帰宅して、『トットてれび』最終回を観て、ウットリした。
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日曜日。1日中眠い。掃除と洗濯をして野球を観て、昼寝。午後に自転車に乗って、ときわ台の「アクアセゾン」という銭湯へ。町の銭湯にしては、綺麗で広いので、大変ととのった。刺青お断り、という銭湯が多い中、ここは緩いようで、堅気ではない方の背中をチラホラ見かけて、緊張した。縄文時代くらいから刺青という文化はあったそうで、その根づき方と広がりに少しだけ関心があるので、関連書を読んでみたい。「右肩 イレズミ 明け方 残像」の「TATOOあり」はNUMBER GIRLですが、『TATTOO<刺青>あり』という宇崎竜童主演の映画がある事を知りませんでした。
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サウナで『笑点』を途切れ途切れに観た。すっかり気持ちよくなり銭湯から出て、「丸十」でコッペパンを買い頬張る。ピーナッツバタークリームのコッペパンにした。サウナ後は何を食べても本当に美味しい。Tシャツにサンダルという軽薄さで板橋駅まで移動し、ハイライフプラザで、ランジャタイと浜村凡平のライブを観て、複雑な感情にさせられました。
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噂には聞いていたけど、ランジャタイの2人、本当に歌がお上手でした。帰宅して、結婚式の引き出物としてゲットしてあったどっかの有名な牛の串焼き、解凍して網焼きして食べました。脂っこかったです。『乃木坂工事中』を観て、眠りました。



月曜日。調子が上がらないので、電車に乗ってまっすぐ帰る。Magic,Drums&Loveに向けての復習として住所不定無職の2ndアルバムを聞いた。あ、マジドラのメンバーは3人も住所不定無職なんですよ!
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本当に震えるほどに名盤。このアルバムはポップフリークからの発見を待たれている!テレビを観ながら、きゅうりとキャベツを梅味噌とマヨネーズで嗜み、それを晩ご飯とした。『ゆとりですがなにか』が最終回。ボーっと観ていたら、不思議な時間軸編集の意図が掴みきれなかった。柳楽優弥安藤サクラに尽きるが、個人的に高橋洋青木さやかの夫婦も好きでした。水田伸生坂元裕二宮藤官九郎という二大脚本家とタッグを組んでいる現状に納得がいってない。しかし、水田伸生は今月付で日テレの執行役員かつ制作局長に就任したらしい。勢いは誰にも止められんぜ。クドカン、次はTBSでお願いします!頭痛に悩まされたので、お風呂にじっくり浸かる。『NOGIBONGO 6』の妄想妹リクエストかわいすぎた。



火曜日。タワレコでMagic,Drums&Loveのアルバムを購入。

Love De Lux

Love De Lux

RadioheadRed Hot Chili Peppersのニューアルバムが発売されていて驚きました。こんな大物が同時期に発売とはレコード屋さんはお祭りですね(今はそんな事ないのかな)。レッチリのギターはもうジョンじゃないんですね。『By The Way』(2002)で私のレッチリ史が止まっている。高校2年生くらいだったなー。男子校だったので、ペニスソックス的価値観はもうみんな大好きなわけで、すんごい流行っていましたね、レッチリレッチリのアルバムってだいたい60分以上あるから聞くの辛かったなー。当時、くるりがジョンのファーストソロアルバム『Niandra Lades and Usually Just a T-Shirt』を激賞していて、よくわかんないのに一生懸命聞いてたなー。
Niandra Lades & Usually Just a T-Shirt

Niandra Lades & Usually Just a T-Shirt

懐かしい。Radioheadは買いました。ポール・トーマス・アンダーソンの撮ったMVが何よりも好き。
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家で冷凍食品の「王将」の餃子を焼いて食べた。キャベツが半玉残っていたので、それも味噌つけて食らう。きゅうりも2本残っている。きゅうりは足がはやいらしい。ときに、食べ物の傷みの速度を”足がはやい”と表現したの凄くかわいいと思いませんか。きゅうりの足はスラっとしていそうで、ちょっとむっちりとした美脚の持ち主は茄子に違いない。お風呂に入ってさっぱりしてから、近所のシネコンに出掛ける。『10 クローバーフィールド・レーン』を観ました。
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グッときた。主演の人のタンクトップ姿が良かったです。今日は夏至だったらしい。



水曜日。雨が降っていなかったので、歩いて帰る。蒸しているので、歩き出すと、すぐに汗をかいてしまう。Magic,Drums&Loveを聞きながら胸を熱くして歩んだ。クタクタになって帰宅し、すぐさまサウナに出掛けた。初めて行く銭湯だったが、種類豊富な風呂と広く熱いサウナに大満足。いささか、雰囲気がドープでしたが。火照った身体に自転車で切る風が心地よい。漕ぎながら、ととのってしまう。家に帰り、ホッキ貝の入ったサラダをつまみにオールフリーで湯上りを楽しんだ。木曜日。散髪してカレーを食べて、近所のシネコン黒沢清『クリーピー 偽りの隣人』を観た。大興奮。上半期ベスト1ではないかしら。金曜日。雨が止んだので、歩く。パン屋で買い物をして、TSUTAYAでDVDを借りて、華の金曜日の過ごし方を決定する。

クローバーフィールド/HAKAISHA スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]

クローバーフィールド/HAKAISHA スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]

クローバーフィールド/HAKAISHA』を観て、手持ちカメラに酔う。後はMagic,Drums&Loveのアルバムをひたすら聞いていた。ほんと素晴らしいので、もっと聞かれて欲しいです。土曜日。のんびりと過ごす。1週間分の部屋の掃除を済ませて、DVDで黒沢清の『LOFT』を観る。中谷美紀の異様な美しさ。そして、西島秀俊が若い。Enjoy Music Clubを聞きながら散歩して、坦々麺を食べて、古本屋で本を買う。野球を観て、本を読む。もっぱら最近はケストナーリンドグレーンなどの児童小説を読んでいる。
エーミールと探偵たち (岩波少年文庫 (018))

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カッレくんの冒険 (岩波少年文庫)

カッレくんの冒険 (岩波少年文庫)

一夜かぎりの『くりぃむしちゅーのオールナイトニッポン』も1週間遅れで聞いた。最高。気がついたら、あっという間に夕方だった。夜は乃木坂のライブDVDを観ながら餃子を食べました。



日曜日。気持ちよく晴れたので、洗濯を済ませて、久しぶりに神宮球場へ。
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やっぱり球場は気持ちいい。既に2連勝していたので、負けてもいいやという軽い気持ちで。と言っても、やはりゲームを目の前にしては熱くなってしまうものです。初回にドラゴンズ吉見から、5番雄平がまさかの流し打ちスリーランホームラン。あまりに意外過ぎて「えっ?わっ!ホームランだ!!」という時間差での歓声。吉見はこの失投以外は巧くまとまっいて、手も足も出ず。しかし、ヤクルトの杉浦が今シーズンのこれまでの不甲斐なさが嘘のような快投を見せる。145キロ前後の直球で強気に押すピッチングで5回まで1安打に抑え込む。後はスタミナか。今後もこんなピッチングをしてくれたら、待望のエース誕生なのだけど。ルーキ、秋吉もバッチリと押さえ、8回には川端のタイムリーで追加点。4対1で9回に守護神オンドルセク投入、という理想的展開であったにも関わらず、比屋根の痛恨の後逸エラーも絡み、あれよあれよと同点に追いつかれてしまう。試合は延長戦にもつれ込み、30℃越えの灼熱の神宮球場で、気絶しかけるも、平井と村中がしっかりと投げてくれ、11回の裏に坂口(もう大好き!)と川端のヒット、4番山田への敬遠で塁が埋まる。ここでドラゴンズはとうとう守護神田島を投入。雄平が内野ゴロに倒れるも、なおワンアウト満塁。ここでヤクルトは代打三輪をコール。三輪VS田島、どう考えても分が悪い。ゲッツーかよくて三振か、と誰もが思う中、粘った末に難しいスプリットを二遊間に飛ばし。サヨナラ。痺れた!これまでの打席での粘りなどを観ていても、今年の三輪は一味違うようだ。しかし、歓喜の輪にオンドルセクは見当たらず。ベンチに戻っても大荒れ、首脳陣に暴言を吐き、試合途中にクラブハウスへ強制送還。登録も抹消とのこと。大荒れとは情けない。比屋根の判断もまずかったが、どう考えても自分のピッチングの責任のはずだ。ストライクが入らずにランナーを貯めて、高めの球をレフト方向に飛ばされて失点、というオンドルセク観飽きた。すぐに感情的になる姿は、観ていて、不安になる。昨年のバーネットを見習って欲しいものだ。自身の成績が振るわなくとも、チームが勝てば、いの一番にベンチを飛び出し祝福するバレンティンが私は大好きだ。とは言え、オンドルセクは最重要級の戦力。きちんと謝罪して、一刻も早く戻ってきて欲しい。紫外線を浴びまくりでヘトヘトになったので、板橋が誇る「さやの湯処」という温泉施設(食事所の蕎麦も美味しい)でリフレッシュ。
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塩サウナというのを初体験しました。いやはや、ナイスな週末でございました。