最近のこと(2013/09/05~)
すっかり秋めいてきた。しかし、9月は6月の双子な関係なんて言いますし、雨が多い。早く完全な秋になって欲しい。気候がよくなってきたら自転車をグイグイ漕ぎたいものです。今度は横浜のほうまで行きたいと計画中。憧れの東横線沿いを通って、街を見ながら走りたい。往復80キロくらい。ときに、今さらながら『マルちゃん正麺』に驚いています。
1年で2億食を突破したそうですが、それも納得の出来栄え。普通にむちゃ美味い。袋ラーメンって『サッポロ一番』しか食べた事のない保守派だったんですが、現代の技術の進化にとにかくもう驚いて痺れた。値段は『サッポロ一番』と変わらないというのも恐ろしい。『マルちゃん正麺』の塩、これからヘヴィーローテーションして行きたい。
木曜日にHAPPLE『ドラマは続く』のレコ発ワンマンライブを目撃。とてつもなく楽しかった。HAPPLEは本当に最高だ。OAのいなかやろうには涙腺をことごとく刺激された。「パーフェクトミュージック」のイントロが始まった瞬間のあの風圧をしばらくは忘れられそうにありません。圧倒された。金曜日は退社して家で塩ラーメン。録画していた『あまちゃん』、『とんねるずのみなさんのおかげでした!』の古田新田と有村架純の「食わず嫌い王」、『アメトーーク』の「おもてなし芸人」、そして坂元裕二脚本の『さよならぼくたちのようちえん』を観た。全部面白かったし、野菜をたくさん入れた「サッポロ一番」は美味しいものです。
土曜日。神保町の「さぼうる2」で珈琲を飲んで、神保町花月でロシアンモンキーのトークライブへ。ゲストがジグザグジギー。2時間程のトークライブなのに、お値段1000円。ジグザグジギーのネタの作り方が聞けた。宮澤さんが「こういう事をしたい」とか設定などの原案を作り池田さんに渡し、採用されれば池田さんが台本化するという流れだそうです。そうなってくるとやっぱり、まず行動があって、そこから肉付けしていくわけだから、前から唱えていたように「運動を逆から作っている」と言えるのでは。宮澤さんの貴族感と池田さんのかわいさ。池田さんはイケメンで長身なのに、ちょっと残念な感じがする所がとても魅力的で、あれは何なんだろう、と考えていたのですが、今回聞く事のできた「現役で明治に受かったけども、早慶に行きたくて浪人したものの、結局明治に進学」という挫折のエピソードがまた、なんだかかわいそうな感じに拍車をかけてグッと私の中で魅力を増してきました。イベント終了後、エチオピアでチキンカレーを食べる。
最近、シャバシャバなカレーも好きになってきた。カレーを食べ終わって帰ろうとすると、ちょうどジグザグジギーの宮澤さんに遭遇した。図らずとも出待ち成功である。お笑いの原点がダウンタウンであることだけ聞き出せた。帰宅後、興奮覚めやらず『キングオブコント2011』『キングオブコント2012』を立て続けに観た。2011年はロバートの貫録勝ちという印象は変わらないが、改めて2700の「キリンスマッシュ」と鬼ヶ島の「操り人形」の2本の素晴らしさにやられる。とりわけ「キリンスマッシュ」の衝撃は2年寝かせてもまだ、と言うより更に強まった印象だ。呆気に取られるだけでなく、普通に爆笑できる域になっていた。2012は、バイきんぐはさることながら、かもめんたるのネタの独自性に唸らされた。さらば青春の光の大胆さは、構築されたミニマル性の上に成り立っている。しずる「びっくり先生」も改めて好きだった。
日曜日は、終始頭がボーっとしていた。おかげでceroのワンマンの開演時間を間違え、OPの表現を見逃す。しかし、ceroが素晴らしかったので、満足致しました。いやはや、素晴らしかった。メンバー3人にMC.sirafu、あだち麗三郎、古川麦、厚海義朗、光永渉という8人での新編成でのceroだった。1曲目「水平線のバラード」の始まりの管、コーラスのアレンジを聞いただけで震えてしまう。ceroをはじめて聞いた時の衝撃を思い出してしまう。「かっこいいな」「素晴らしいな」とかそういうレベルではなく、「これがずっと聞きたかった音楽だ!」というあの感覚はちょっとなかなか得られるものではないわけで。続く「World Record」ではTHE BEATLESの「Norwegian Wood」のフレーズを挿入してくる。わりと大ネタ使いだとは思うのですが、見事に楽曲に血肉と化していた。あの感覚がとても好き。新曲2曲が素晴らしかった事、シラフさんのトランペット、videotapemusicのVJも印象的。帰宅して、大森一樹が監督をしたSMAP主演の『シュート!』を観る。
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さらば青春の光企画ライブ『ごっそり』も新宿シアターミラクルで観た。さらば青春の光が5本、ロビンソンズと日本連合エレキテル連合が2本ずつ。さらば青春の光は抜群に面白い。ジグザグジギーと同じく、しつこい系と言いますかミニマルなネタが多いのだけども、さらばは、その繰り返しでグルーヴ感を生み出すというより、森田のタレント性で笑わせられてしまう感じだ。昨年のKOCで披露した「ボッタクリバー」のネタに顕著だけども、同じ言葉でも彼が言うと俄然面白くなる。森田という男の芸人としての華は凄い。この日の5本の内キラリと光っていた「ROCK」と「オカリナ」の2本は間違いなく決勝でかけるネタだろう。「オカリナ」はネタとして文句なしの完成度だし、この日観た「ROCK」は個人的にはそこまで評価できるネタかしらという感じだったのだけども、松竹解雇から事務所無所属で決勝に這い上がった彼らの物語が残った時の破壊力は凄いものがありそう。
THE ACT WE ACTの新曲「Revolution in summer」のPVがとても楽しそうだ。はしゃいでてかっこいい。タイトルもむちゃダサくて最高だ。何だか急にSlipknotの事を思いだしてWikipediaを見てみたら、『IOWA』
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はて、私は一体何故このようなバンドに夢中になっていたのだろうか。この反動から後に渋谷系に移行していった私は、まさに若杉公徳『デトロイトメタルシティ』であった。
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峯田君がブログに「銀杏BOYZのレコーディングを終えた」的な記事をあげていてザワついている。本当に出るんだろうか。だとしたら、なんてうれしい事だろうか。これで解散してもいいから音源を出してライブをして欲しい。ロッキングオンジャパンのフェス以来、観ていない。裸になって書類送検された時だ。この年ジャパンフェスはメンツがとても豪華だったと思う。たしか2005年であった。サザンにミスチルに坂本龍一(小山田圭吾つき)にYUKIにSalyuにSINGER SONGER(くるりとCocco)にZAZEN BOYSに100sに真心ブラザーズに銀杏BOYZにサンボマスターにフジファブリックにアジカンにバンプに・・・とにかく豪華だった。YUIが1番小さいステージで弾き語りをしていた気がする。そういえば、当時25、6歳だった知り合い2人組が「フェスのノリが若すぎてついていけない」と2日目くらいで帰ってしまい、19歳の私は「そうかなー楽しいのになーもったいないなぁ」と思ったものでしたが、今27歳になってみるとあの2人の気持ちがよくわかります。