青春ゾンビ

ポップカルチャーととんかつ

最近のこと

年始の1週間を抜けたので、やっと落ち着いてきた感じです。最近のことをふりかえりたい。金曜日。1週間の仕事を終えて、気持ちよくなったので、久しぶりにとんかつ屋へ。大山の商店街にある「銀扇」へ。お肉の種類が豊富。1番安い種の特上を頼むという弱気なのか強気なのかわからない注文をしてしまった。

美味しかった。とんかつ界では無名だが、これは美味しいとんかつ。脂も甘く、ほどよく叩かれていて食感も柔らかい。網に乗って出てくるのもポイント高いです。ご飯とキャベツはお代わり無料。次は1番高い黒豚にチャレンジしたい。後、書き忘れていたけど、年末頃に食べた練馬の「とん陣」のロース定食。

大盛りとんかつでメディアなどでも有名なお店だが、普通のサイズのとんかつもそれなりに美味しいのだ。こちらも脂が甘い豚肉。衣が香ばしく、最初からかかっているソースと合う。町のとんかつ屋さんという感じ。焼きとんかつという変わったメニューもあり。



とんかつ屋に入る前に本屋で『POPEYE』を購入。

POPEYE (ポパイ) 2014年 02月号 [雑誌]

POPEYE (ポパイ) 2014年 02月号 [雑誌]

スナップ特集なので立ち読みでいいかなーと思っていたんだけど、ページを開いたらceroの高城さんが載っていたので、思わず買ってしまった。ふるえるゆびさきのメンバーも載っていた。みんな洒落者である。食後に山下達郎の『COZY』
COZY

COZY

をじっくり聞きたくなり、家まで歩いて帰る事にした。開始10分で寒さにやられ後悔し出すも、セブンイレブンの珈琲などで難をしのいだ。昨年のベストヒット商品なだけはある。100円であれは堪らないものがある。『COZY』はタイアップ曲が多く、ベストアルバムのような感じで、散漫な印象を拭えない。いい曲たくさんあるのだけども。収録されているシングルは「ヘロン」とか「いつか晴れた日に」です。あの2曲は小学生の時でもテレビから流れる度にドキドキしたものだ。メロディーに。ミスドでお馴染の「ドーナッツソング」も収録されている!

僕はツイスト 君にはハニーディップ 最後は二人でエンゼルクリーム

って歌詞は最高だ。しかし、達郎は甘い物は苦手らしい。Wikipediaを読んでみると山下達郎は学生時代などに練馬区に住んでいた事があるようだ。嬉しいではないか。アルバム1枚をしっかり聞き終え帰宅。家でバカリズムのライブDVD『COLOR』を観る。

前ほどは面白くないのだけど、ピン芸人の最高峰がバカリズム劇団ひとりである事には疑いの余地はありません。そして、正座をして岩本ナオ町でうわさの天狗の子』の最終巻を読みました。ウオー。岩本先生、ありがとうございました!



土曜日。3連休初日だが特に何もせずのんびりとしていた。録画してあったテレビを観る。『ウレロ☆未体験少女』1話はあかりんが女になっていたというが最大の感想。『ウレロ☆未確認少女』は面白く観られたのだけど、シーズン2の『ウレロ☆未完成少女』が全くノレなかった。はて、シーズン3はいかに、という感じなのだけど、1話は力業なてんやわんや回で冷静な判断が下させない。面白かったけども。なんかちょっと怪しい香りもしている。恒例の若手芸人名を配した酒瓶には「三四郎」「ルシファー吉岡」「巨匠」「スパナペンチ」などが登場していた。眉村卓の原作小説を岩井俊二が脚本化した『なぞの転校生』1話は面白かった。

ジュブナイルSFの古典だけあって、「UFO」「幽霊」「夜の校舎」「団地」といったモチーフが1話からどばどば出てくる。体育館に音楽室、ピアノにクラシック楽曲まで飛び出して、岩井俊二の作品を観ている、という気持ちになる。演出もすればいいのに。中村蒼と桜井美南もかわいくてよい。『カウボーイビバップ』の渡辺信一郎が総監督を務める『スペース☆ダンディ

は当然のように音楽がやたら豪華なものの『ガキ使』と時間帯がかぶっているし、1話を観た限りでは普通だったので、観賞を続けるか悩ましい所だ。でも鳥山明っぽさもあるし、『21エモン』のアップデート版のような感じかもしれないし、もう少しだけ観てみよう。1/15から始まる『明日、ママがいない』に期待している。ポスターがTHE WHOだからではなくて、坂元裕二の『MOTHER』と『WOMAN』のスター子役が共演しているからだ!けど、スタッフ陣はその2作とは別みたいだし、脚本の監修には野島伸司らしい。なら、もうとことん下世話なのを期待しよう。



スーパーで買い物をして、音楽を聞きながらカレーを食べる。食後にかもめんたるのDVDをもう一度観て(正味3回観た)、ポール・バーホーベンの『スターシップ・トゥルーパーズ

スターシップ・トゥルーパーズ [DVD]

スターシップ・トゥルーパーズ [DVD]

を観てから眠る。熱量が凄い。人がひたすら不条理に死にまくる『スターシップ・トゥルーパーズ』こそ正しき戦争映画だ!と観てもいない『永遠の0』に悪態をつきたくなる気持ち。でも『永遠の0』も観てみようかな。



日曜日。遠出でもしようと思っていたのだけど、異様に眠くて挫折。正月ボケが抜けない。ハードディスクに残っていた『最高の離婚』を観て悶絶(8話と9話最高!)し、洗濯。『オンバト+』も観る。ウエストランドオフエアで残念。『ABCお笑いグランプリ』で決勝進出のGAG少年団もオフエア。シビアだ。学天即とエレファントジョンの漫才がとても楽しかった。しかし、チキチキジョニーが480点台で、エレファントジョンのあの漫才が410点台とは大阪のお客さんはシビアだ。エレファントジョンは今年こそはねて欲しい。会場を沸かせている所しか観た事ないもんな。来週は三四郎がついに登場するらしい。会場は大阪。番組の前半と後半を楽しみにしておこう。近所の喫茶店にホットココア(絶品なのだ)を飲みに行き、やる事がないのでドンキホーテに訪れてみる。上の階から商品を眺めていたら異様にテンションが上がってしまい、自分が資本主義の犬である事を再確認した。水回りのグッズや飲み物や缶詰やお菓子を買うなり。日本エレキテル連合のDVDを観てから、三四郎のニコ生配信『絶対頑張ります!(仮)』をパソコンで観る。小宮さんのテンションが全く上がっていなくて、面白いものではなかった。でも、あの常に面白いわけではない感じが好きだ。続けて、相米慎二の『セーラー服と機関銃』をDVDで観る。

翔んだカップル』の何倍も頭がおかしい。薬師丸ひろ子がクレーンで吊られてコンクリート責めされていた。薬師丸ひろ子は最高だ。後、やっぱり相米映画は家がいい。あの長回しが可能なセットをガッツリ組めた時代が羨ましいですよね。物語が頭にしっかりと戻ってくる所もよかった。柳沢慎吾光石研が高校生役で出演している。慎吾は声から顔から何ら変わっていなかった。他にも柄本明酒井敏也(毛がフサフサ)が非常に若いのにも興奮する。



月曜日。またしても起きられず。美術館に行こうと駅まで行くも後20分で閉館である事に気づく。ボケボケである。高畑勲の『かぐや姫の物語』の2回目をスクリーンで。素晴らしい。しかし、あの映画を語るにはアニメーションのテクニカルな知識が必要な気がする。お手上げだ。ただただ感動していよう。高畑さんは引退する気ないそうで、頼もし過ぎる。もう1本作れるのかなぁ。ちなみに、品川プリンスホテルに入っている映画館は席が広い上にフカフカで、更にはサイドテールまである。ちょっとレベルの高い設備ですので1回は訪れてみる価値ありです。全スクリーンがそうなのかは調べてないので不明ですが。そういえば、『キネマ旬報』の2013年ベスト邦画に森崎東の『ペコロスの母に会いに行く』が1位として選ばれていた。キネ旬は読んだ事もないが、何にせよ1位はめでたい。映画好きは必見の作品だと思います。渋谷へ移動してシネクイントで『Seventh Code』を観賞。黒沢ファンと前田ファンのコラボで祝日のチケットは即完売だったので危ない所だった。満席。とてもよかったので、スクリーンで観られてよかったです。家に帰って浜口浜村の漫才を観て寝た。