青春ゾンビ

ポップカルチャーととんかつ

最近のこと(2013/06/26~)


じっくり読み直していた荒川弘の『鋼の錬金術師』も読み終えてしまって、とても寂しい。少年バトル漫画の中で断トツ1番面白い気がする。何度も書いているし、散々言われているだろうけど、次々に強力キャラが登場して戦闘能力のインフレが巻き起こるのが定石の長寿連載の少年バトル漫画において、『鋼の錬金術師』は驚くほどの一枚絵。27巻にも渡る大長編が、一切の無駄なく、伏線を見事に回収してエンディングまでなだれ込むあの快感。あまりによくできたRPGゲームをやり終えた時以上の快感がございます。画力、キャラクターの魅力、世界観の作り込み、シリアスとコメディの比重の塩梅、どれをとっても一級品。改めて超痺れさせて頂きました。『銀の匙』も面白いのだけど、荒川弘のダークファンタジー物がまた読みたい!と思ったら、来月発売の『月刊少年マガジン』で、田中芳樹ファンタジー小説アルスラーン戦記』を漫画化して連載スタートとのこと。

ときに小沢健二及川光博の系譜にあるロイ・マスタング大佐ほど文系サブカル女子ホイホイな少年漫画キャラはいないのではないでしょうか。私も当然虜です。



次は小花美穂こどものおもちゃ』と安達哲『キラキラ!!』を読み直して悶絶しようと思っています。一人暮らしを始めて、漫画を少数精鋭にしたので、すぐ手に取りやすくなってうれしいです。『スラムダンク』を置いてきてしまったのですが、今とても読み直した気分になっています。そういえば、鳥山明が新連載開始するらしい。

随分画風がミニマルにそぎ落とされている。オードリーの出演しているDVDを4本くらい観た。『おどおどオードリー』の最新巻が最高。

オードリーのネタの歴史を振り返る、という企画がとてもよかった。ナイスミドル時代のネタも観る事ができます。『ホーム・アローン2』をDVDで観た。むちゃ面白かった。あの最高級ホテルのスウィートに1人泊り、アイスを食べながらベッドに寝転がりビデオを観るというカルキンの豪遊っぷりに、どれほど憧れただろうか。脚本が緻密。ドリフ的な笑いも最高だ。空間を見事に使っているのと、リアクション芸が素晴らしい。何よりクレバーでキュートなカルキン。

あれ観た後、この今のカルキンの姿を眺めるとドープでヤラれる。映画館では、ハーモニー・コリンの『スプリング・ブレイカーズ』とナイト・シャマランの『アフター・アース』を観た。そこそこ楽しんだけども、どちらもそこまでは好みの作品ではなかった。



最近は土井玄臣とChance The RapperとThundercatを愛聴しております。土井さんの音源は海外のサイトでレビューが結構あがっていて凄いです。まもなく来京致しますね。Hi,how are you?の動画がHP(http://haihawayu.blogspot.jp/p/do-ga.html)でまとまっていた。検索しづらかったので助かる。いい曲ばかりだ。ユーストリームで見たHomecomingsのココ吉でのインストアライブに登場した原田君の弾き語りもよかった。8/4のHomecomingsのレコ発、冷静に考えると3日にHAPPLEと片想いのツーマンを名古屋に観に行くから観られない気がする8/11の『TOKO-NATSU』は断固として行こう。フジロッ久(仮)の高橋元希君が主催のイカしたイベントです。出演がayUtokiO、どついたるねん、VIDEOTAPEMUSIC、Hi,how are you?などなどで、もう最高そうです。しかし、フジロッ久(仮)は出ないのか!?


あまちゃん』の「東京編」も面白い。寿司屋のピエール瀧アンタッチャブル山崎と区別がつかないレベルだった


ハーゲンダッツの新作「トリプルチョコレートクッキー」がとてつもなく美味しい。殿堂入りの名作な気がする。新作を毎回チェックしているわけではないので、「気がする」と書いたわけですが、本当に美味いと思う。自転車を漕ぎに漕いで疲れ果てた時に食べているからかもしれないのですけど、甘さが脳内に染みわたります。そうかと言って甘過ぎるという事なく上品、しかし濃厚。真ん中に凝縮されているチョコソースがミソか。外側のチョココーディングをクッキーとナッツ効果でザグザグでして、食感も楽しい。疲れた身体に元気が漲ります。



金曜日は退社後ローソンの「ゲンコツメンチ」とノンアルコールを嗜みながら、『おどおどオードリー』のDVDを観るという贅沢を敢行。

熱狂的春日ファンが春日に関するクイズで争いむつみ荘を目指すという面白い企画でした。今夏、単独漫才ライブが決定したとの事で、なんとしてもチケット確保にいそしむ次第でございます。ローソンの「ゲンコツメンチ」、売れすぎて生産数が追いつかないので販売数を店舗ごとにかなり絞っているそうです。確かにむちゃ美味い。宮



土曜日はダラダラと起き、洗濯。ご飯を食べて、ceroのアナログを聞き終えてから昼寝をしてしまう。起きたら結構な時間だったので慌てて、自転車で水道橋の試聴室2を目指す。春日通りを風のように駆け抜けた。三田村管打団?のワンマンライブを観る。リズム隊が3人もいる編成だった。とてもよかったけど、もっともっといい気がする、というのが正直な感想。「コッペパン」の演奏がとてもよかった。「菅打団、西へ」もやはりとても好きな曲だ。

片想いのフロントマン3人がラップで参加していたのはクールだった。オラリーさんのフロウが超オリジナルで感心してしまった。「インダハウス」って言うてたように聞こえたけど、あれは片想いのアルバムに入る曲なのかしら。映画のチケットを既に購入していたので、途中退場となってしまったのが残念。「キネンジロー」が聞けなかったのだけど、実は開演時間を間違えていて、リハで演奏しているのをたまたま外で聞けたので、オッケーとします。風のようなスピードでユナイテッドシネマとしまえんへ急ぐ。途中、お腹が空いたので夜ご飯として山崎の「薄皮つぶあんぱん」を食らいながら走る。

実際、スポーツ自転車乗りやアスリートに人気の栄養補給食らしい。Wikipediaによれば、「つぶあんぱんの中のあんこが小豆であるため、タンパク質が多く低脂肪、また糖分も含まれている事から、走っている途中で消費されるエネルギーの補給に最適であるため」とのこと。失敗しない生き方の天野くんが「うまい」と呟いていたのを見てから、無性に食べたくなってしまい、以来はまっております。単純に美味い。パクパクと食べてしまう。ユナイテッドシネマではガリレオの映画版『真夏の方程式』を観る。むちゃくちゃよくて大興奮。福山雅治が演じる湯川博士は、飲んだり、食ったりする所作だけでも、品が漂っていてよい。



日曜日は友人の結婚式だった。揶揄でも何でなく。披露宴も2人の出席者への愛情が、もてなしの心として昇華されていて、とてもよかった。新郎新婦共にスワローズファンというのもよかったですね。余興として、ご友人の方々がチアガールに扮しスワローズの応援を披露して下さいました。ありがたかったです。しかし、弱いスワローズ。1人奮闘するライアン小川は、新人王ながら現在最多勝投手でございます。顔つきもいいし、久しぶりのスター選手の登場である。