青春ゾンビ

ポップカルチャーととんかつ

サウナーの聖地「サウナセンター大泉」に行ってきた話

f:id:hiko1985:20160726123719j:plain
サウナ道に入門して、はや数カ月。とうとうプロサウナーの聖地「サウナセンター大泉」に行って参りました。さすが聖地、JRの鴬谷駅から徒歩数分という立地の時点でなかなかにハードルが高い。鴬谷というのは、ドヤ街の山谷、ソープ街の吉原と隣接した、ラブホテルと広大な墓地に囲まれた性と死の街である(言い過ぎ)。知恵と勇気を持って、ラブホテル群と高齢の立ちんぼさんらを潜り抜け、辿り着いたのは古びれたビル。創業45年という都内最古参のサウナだけはあります。そして、何故か入口には大きなガンダムの模型。想像以上にドープな佇まいではないか。しかし、ここまで来て引き返すわけにはいかないので、いざ扉の先の受付へ。受付のお姉さんが普通の感じでホッと安心。ここの経営はきっと堅気だ!説明を受けた所、平日は3時間コース1000円があるらしいのだけど、土日は8時間1800円のコースのみとの事。むしろお得じゃないか、という事で受付で料金をお支払い。その際、ふと上を見上げると、違う時刻を差した2つの時計が。現在の時刻と、その8時間後、つまり退出の時刻を示しているらしい。最初は「これはわかりやすい!」と感心したのですが、この時計を一瞬見ただけで退出時間を覚えてられるような人は、別に最初からこんなもの必要ないのでは。



受付から暖簾を潜り抜け、脱衣所へ。ロッカーの中にはタオルや館内着が用意されている。服を脱いで考える。ここは1階で、浴場は6階。全裸で移動するのか!?それは違和感がある。やはり、館内着に着替えて向かうべきなのか。でも、ここが脱衣所なので、6階はエレベーターの扉が開くと、いきなりサウナかもしれないではないか!!と、緊張のあまり思考回路がイカてしまいパニックに。その時、エレベーターからホカホカの全裸おじさんが降りてきたので、先人に倣い、全裸で6階へ向かうことに。しかし、6階でエレベーターの扉が開くと、そこには脱衣スペースが広がっていた。着てくればよかった!ようは、どちらでもいいようなのだけども、裸でエレベーターに乗る、という貴重な体験ができたのでよしとしよう。



浴場に入り、まず洗い場をチェックしてみると、POLA資生堂のどことなく高級感あるアメニティ。利用者はおじさんしかいないのに、やたらサラサラ効果のありそうなものばかりだ。キシキシになるリンスインシャンプーを覚悟していたのでうれしい誤算。それらで丹念に毛穴の汚れを取り除き、いざサウナへ。先にしっかりと洗っておいたほうが、発汗作用に良いそうですよ。まだお昼前だったからか、土日と言えどサウナ利用者はだいたい2~3人。広いスペースを快適に使える。焼け石に香りのついた水をかけて温度や湿度を上昇させるセルフロウリュウが可能で、常連さん達はガンガンかけていくので温度は100℃を超えている。スーパー銭湯などのサウナは80~90℃の軟弱なものが多いので、うれしい。快適に汗が止まりません。毛穴から玉状に噴き出た汗が横にドバドバと流れ始めたら退出の合図である(個人差があると思えいますが、だいたい7分から10分でしょうか)。そして、いざ水風呂へ。15℃に保たれた冷たさ、ありがたし。広さや水質も文句なし。毛穴と血管がキュッと締まります。2分も入っていれば、身体が痺れを覚えるほどです。水風呂を出たら、開け放たれた扉の横に設置されたベンチに腰かけて、外気を浴びる。すると、水風呂で締まった毛穴と血管がジワジワと緩んでいくのです。はぁー、これぞディープリラックス。サウナの前には紙コップと氷水が用意されていて、飲み放題。冷水機じゃないのがうれしい。更には汗を流して失われた塩分補給にと、塩まで用意されている心にくさ。従業員の方の動きも機敏で、こまめに敷きタオルやサウナシートを交換してくれるので、常に快適。施設自体はかなり老朽化していますが、それを補う技と心意気があるのですね。



サウナ→水風呂→休憩のセッションを4回繰り返し、一旦浴場を後にする。待ちに待ったランチタイムである。5階の食堂へ。種類豊富な定食やオツマミが安価で提供されている夢のような場所です。ソーセージエッグ定食やまぐろぶつ定食なども捨てがたかったのですが、今回は燻製カレーを頂きました。芳しいルーが絶品。お腹も満たされた所で、更に階を下り、リラックススペースへ(仮眠室もあり)。リクライニングシートに寝そべってトローンと過ごす。時間はあり余っているので、膨大に設置されたマンガを貪り読むのもいいだろう。マンガの品揃えのダサみがまたたまらなくて、『GTO』『サイコメトラーEIJI』なんかが全巻揃っていたりするのに悶絶。思わず中学時代が蘇り、『GetBackers-奪還屋-』や『SAMURAI DEEPER KYO』はどこだい、なんて探してみたもののそちらは置いていない。

GetBackers奪還屋 (1) (少年マガジンコミックス)

GetBackers奪還屋 (1) (少年マガジンコミックス)

SAMURAI DEEPER KYO (1) 少年マガジンコミックス

SAMURAI DEEPER KYO (1) 少年マガジンコミックス

週刊少年マガジン』の全盛期を支えた作品のはずが!(8~90年代生まれのマガジン読者の方にだけ向けて書いています)

金田一少年の事件簿
GTO
サイコメトラーEIJI

________________________ ←大きな壁


GetBackers-奪還屋-
SAMURAI DEEPER KYO

サウナに興味がない方も、この図だけは覚えて帰って下さい。とりあえず『大甲子園』(『ドカベン』の続編)

大甲子園 (1) (少年チャンピオン・コミックス)

大甲子園 (1) (少年チャンピオン・コミックス)

を数冊つかんで、冷房の効いた部屋でシートに寝そべって読む。これはもう最高の夏だ。贅沢ってこういう事を指すのではないだろうか。里中の明訓への復学あたりでさっそく涙ぐんだりなんかして時間はふけていきました。胃袋の消化も進んだ16時頃に再び、浴場へ。サウナを存分に楽しみ、17時に開催されたアウフグース(スタッフさんがタオルなどで熱風を身体に当ててくれます)も堪能。汗ダクダクからの水風呂シャキーンで完全にととのい、ご機嫌でセンターを後にする事となりました。最初はドープさに怯みまくりでしたが、また絶対来たいぜ!と思う「サウナセンター大泉」なのでした。



関連エントリー
hiko1985.hatenablog.com