青春ゾンビ

ポップカルチャーととんかつ

最近のこと

最近のこと。急に寒くなって体調を崩す。仕事場の人もみんな風邪をひいているような気がする。身体には気合を入れようと、ミスドスヌーピーの顔を食べた。美味しくも不味くもないが、スヌーピーを食べたのだという確かな実感が僕に罪の意識を抱かせたのです。ミスドは早くシナモンとホームカットを復活させて欲しい。袋かわいかった。




フリオ・リャマサーレス『黄色い雨』

黄色い雨

黄色い雨

を読み終える。絶対的な「孤独」というものを、小説を読む事で体験した。『横道世之介』に「本を読むという事は他人の絶望に慣れる事だ」といった旨の台詞があって、なるほどな、なんて思った。こんなにも静かな文体というは読んだ事がない。名訳なのだと思う。


穂村弘の新刊エッセイ『蚊がいる』

いつも通りの内容だった。いや、正直ちょっとマンネリかもしれない。納豆は100回かき回さないと重要な栄養素が出ないというくだりが1番印象に残っている時点でどうかしている。しかし、装丁が楽しいで買って後悔はない。なんと横尾忠則だ。ピース又吉直樹との対談もなかなか面白かった。穂村弘は随筆や評論だけでなく、そろそろ歌集を出してくれないと、エッセイでのダメエピソードが活きてこないのではないかしら。多分もう出さないのだろうけど。短歌というのは、歳を重ねたり、満たされたりしてしまうと書けないものらしい。いや、確かにかなり満たされていそう。ヴィレッジ・ヴァンガードの下北沢店で1番本が売れる作家って穂村弘よしもとばなならしいですからね。



邦楽のリリースラッシュも甚だしい。ちょっと前の自分であったら全部買っていたであろうアルバムを思いきって全部買わない事にした。毎晩Dorianを聞いて寝ているので満たされているのだ。

tofubeatsのメジャーデビューシングルも思いきって買わない!いい曲だけども。森高好きだけども。ときに、森高の音楽的再評価って、ゼロ年代の初めの頃にもありませんでした?ミュージックマガジンあたりで。結構みんなブックオフで250円で買い漁ってたイメージがある。の子の曲もいいな。ポンキッキとかかまってちゃんが一緒にやっていたB.Bクイーンズぽさがある。



アルフレッドビーチサンダルのアナログシングルも平賀さち枝のシングルも買わない。どうせアルバムが出たら聞かなくなるのだ。曽我部恵一の『超越的漫画』は視聴したら、とてもかっこよくて欲しくなったが、我慢した。「バカばっかり」のPVの子はちょっと田部ちゃんに似ている。

マーライオンに『超越的漫画』みたいなアルバムを作って欲しい。マーライオン進化している。「メロウ記念日」いいではないか。



なんだか今はゴージャスな音を耳が欲していて、試聴したJustin Timberlakeがあまりにかっこよ過ぎる上に期間限定でお買い得だったので購入してしまった。今年2枚出たアルバムがセット1,700円で売っているのですね。

20/20 Experience:Complete

20/20 Experience:Complete

1枚ずつ買った人に失礼な売り方だが、ありがたく恩恵を授かっておいた。確かに1曲、1曲が長いけどもこれは聞いていられる。というか、無茶苦茶素晴らしいですね、これは。PVはデヴィット・フィンチャーなのだな。



Twitterで見かけた風間俊介の画像。

なんと、風間君は小沢健二に似ているだけでなく、小沢健二を愛していたのです!知らなかった。サブカルよりなのは知っていたけど、オザケン好きなのか。という事は完全に意識して寄せているんだな、と思うとゾクゾクしますね。あの人、計算高そうだものなぁ。いいなー。



中学からの友人が雑誌を立ち上げたらしい。「どんな雑誌なの?」と聞いてみたら、与沢翼に関する雑誌だった。

どーん、『ネオヒルズ・ジャパン』(http://www.action-branding.com/neohills/ad/)とな。袋とじ1000万円プレゼントとあるぞ。カメラマンにレスリー・キーも起用しているらしい。す、すごいなー。彼はいつもスケールがでかすぎておおのくわ。中学1年生の時、人見知りしてあまり話さなかった僕に、忘れてもいない鉛筆を「貸して」と言って、コミュニケーションをはかってくれた優しい男でもあります。ネオヒルズ族という言葉も初めて知りましたが、ファミマで売ってた『与沢翼物語』は大変気になっていたので、とりあえず読んでみようと思います。