青春ゾンビ

ポップカルチャーととんかつ

最近のこと(2012/03/12~)

木曜日、ドラえもんの映画のあまりの出来の悪さにしょぼくれる。金曜日は職場のフロア移動で肉体労働。帰って倒れるように眠る。土曜日、スピルバーグの『戦火の馬』を観た。その後、円盤での「Contiプレゼンツ縁晩 九夜」へ行く。Contiとつむぎめのライブに、マサラワーラーのインド料理食べ放題で1600円という破格のイベント。Contiはドラム(この日は打ちこみ)とシタール、つむぎめは声と身体とを使った人力演奏に笛や打楽器、と珍しい音楽を奏でる方達でした。カレーは種類がたくさんでうれしい。ライブ終了後、ジャケのかわいかったホライズン山下宅配便『Hoca』

スティーブ・ジャクソンのCD-R『おもいでep』『巻き戻しのできないテープ』を購入。3枚買っても2000円足らず。



日曜日は新宿をブラブラしていました。この日もカレーを食べた。Negiccoのベストアルバムを借してもらう。

Negicco 2003~2012 -BEST-

Negicco 2003~2012 -BEST-

まさに田舎のPerfumeと言った感じからFolderマナーな「圧倒的なスタイル」

などチョイダサ高品質な楽曲が18曲。本日は阿佐ヶ谷ROJIにて藤井洋平と三輪二郎のライブを観た。藤井洋平の弾き語りかっこよかったです。本人のその気があるかは別としてアレンジいかんでトップスターに上り詰めることのできるポテンシャルをびしびし感じる事ができた。中森明菜「飾りじゃないのよ涙は」やサザンの「真夏の果実」のカバーもよい。アルバム『この惑星の幾星霜の喧騒も、も少したったら終わるそう』
この惑星の幾星霜の喧騒も、も少したったら終わるそう

この惑星の幾星霜の喧騒も、も少したったら終わるそう

に入っていない「さっちゃん」とか「ゲロまみれのリアル」といった曲がメロウ。独特に跳ねる日本語のファンクネスははっぴいえんど佐野元春岡村靖幸桑田佳祐とかの偉人達を思わせる。三輪二郎は歌もギターも本当に上手くて名人芸の域だ。アンコールでやったなんちゃってアントニオ・カルロス・ジョピンもいかしてた。



カミスンでの神聖かまってちゃんとB.Bクイーンズおもしろかったですね。の子かわいかったし、「夢のENDはいつも目覚まし!」がとにかくいい曲だったよ。これと「ドレミファだいじょーぶ」の2曲は歴史に残る。Brad Mehldauの「When It Rains」を最近眠る前によく聞いています。3月ってこんなに雨が多かったっけなぁ。

Largo

Largo


黒沼英之のユニットMESKAOSKAのライブを南池袋ミュージックオルグで観た。mabanuaのドラム(+プログラミング)のデュオ。昨年mabanuaCharaとガップリ組んで制作したアルバム「DARK CANDY」

Dark Candy

Dark Candy

に感銘を受けた黒沼英之の希望で実現したコラボレーションだそう。なんでも後に発覚したそうだが、2人は同じ中学高校の先輩後輩だったらしい。mabanuaはシンガーとのプレイを心得ている。彼自身もまたシンガーであるからこそなのか、独特に歌に絡みつき、共に歌うドラミングを披露していた。天性のシンガーである事は疑いはないが、ややもすればナイーブ過ぎる感性という見方もされかねない黒沼英之の歌を、跳ねさせて外に開かせる作業。

あいまいなものがすべてあいまいなままでいいように

と言って歌われた「Delicate」は普遍的な祈りにとして昇華されていた。今回のライブのような編成でいくとオルタナティブな歌モノとして音楽好きに愛されるだろうし、作り込んだオケで歌うのであれば所謂J-POPと呼ばれるフィールドで戦えるポテンシャルもあるわけで、どっちに転ばせるのか見守りたい次第であります。



金曜日はオルグで笹口騒音ハーモニカ、逃亡くそタわけ、ミツメのライブを観る。ミツメは今4人編成から3人編成となっているそうで、かなりサウンドが変わっていた。しかしセンスは炸裂していて、もしかたらミツメがオルグで演奏していたというのはスピッツがロフトで演奏していたという史実と同様のレベルのものになるのではないか、なんて思ってみたり。今の編成もおもしろいが、やっぱりこの4人編成のバンドグルーヴ聞いてみたかった。



日曜日はエビ中のライブを見にららぽーと豊洲へ。エビ中のメジャーデビューシングル「仮契約のシンデレラ」はやはり超名曲だと思う。家で黒沢清の『アカルイミライ』と相米慎二の『台風クラブ』を見る。

アカルイミライ 通常版 [DVD]

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台風クラブ [DVD]

台風クラブ [DVD]

家の床をベリベリとはがすと床下に水が張られクラゲがユラユラと揺れているというような類の構造に弱い。しかし、ラストのクラゲ大量発生後の藤竜也のはしゃぎっぷりとオダギリジョーのそれを見る顔、そして川沿いを移動しながら海へ辿着きぶっ倒れるまでの一連の素晴らしさよ。ラスト、松山ケンイチらが同潤会アパート沿いを練り歩くシークエンスの素晴らしさ。クラゲの進行方向とは逆に向かうように撮られているわけで。エンディングにかかるTHE BACK HORNの「未来」もあまりに懐かしくて少し涙腺が緩む。


この週末は野菜をひたすた食べておりました。土曜日は根菜とチーズフォンデュのお店。バーニャカウダも堪能。日曜日は農家直送野菜のサラダバーで有名な農家の台所。

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菜の花、トマト、ヤーコン、キャッベツ、マッシュルーム、とにかくどれもそのままでも美味しい。身体にいい事をした気持ちになりますしね。オススメです。うまい、うまいと噂に聞いてひたすらコンビニで探し廻っていたのですが、なかなか見つかず苦悩していた「いなばのツナとタイカレー」Twitterでつぶやいたら「100円ローソンにあり!」との情報を得てさっそく向かってみる。あった!

本日さっそくレッドのほうを食べてみたのですが、うま。温めないで食べてもうまいがチンしてご飯によそうと立派なタイカレー。いやーこれはちょっと驚きです。100円ですからね。