青春ゾンビ

ポップカルチャーととんかつ

最近のこと(2012/01/20~)

金曜日。阿部和重の『インディヴィジュアル・プロジェクション』の再読。

インディヴィジュアル・プロジェクション (新潮文庫)

インディヴィジュアル・プロジェクション (新潮文庫)

前に読んだのは大学1年生くらいの時なので、細部を覚えておらず新鮮な驚きを持って読み進められた。阿部和重の世界観ってなんとなく黒沢清とか三池崇史の90年代の諸作とリンクする。篠崎誠『東京島』をDVDで鑑賞。脚本がいまいち好きじゃなかったけれど、照明が凄まじい。ラストまで緩むことがない。


ディスクユニオンでMAHOΩ『摩・歌・不・思・戯ep』を購入した。

4曲入りEP500円。期待大のポップユニットである。全曲いい。やけのはら『step on the HEARTBEAT』も買った。ディスクユニオン限定で発売のやけのはらの新MIX CD。お家で聞いて欲しいハウスミュージックが中心。BPMは心臓の鼓動で!お家にいるけどステップ踏めるスムースな1枚になっていてかなりゴキゲンです。



土曜日は『ヒミズ』を観た。便意との闘いで大変だった。あまり好意的に見る事ができなかったので感想を書くか悩み中。Twitterでつぶやいたら、「よかったじゃない」というリプライがたくさんきたので、おそらく自分の映画に対する考え方はかなり古い。映画鑑賞後、池袋西武の屋上のかるかや(『孤独のグルメ』でおなじみの!)でうどんを喰らった。『ヒミズ』の原作が読みたくなって漫画喫茶に行ったんだけど1巻だけずっと誰かが持っているようで、仕方なく読み始めた『シガテラ』を読む。

シガテラ(1) (ヤンマガKCスペシャル)

シガテラ(1) (ヤンマガKCスペシャル)

シガテラ』は青春の必読書である望月峯太郎バタアシ金魚』と安達哲『キラキラ!』『さくらの詩』のその先って感じだったなぁ。物語の構成が破綻している所が凄く愛おしい。中盤の不穏さがどんどんヒートアップしていくのかと思いきや、その後の不穏さはフリだけで、すぐ消えていって、なんか後半は直球なまでのLOVEについての悶絶するほどの真理が。夜は池袋オルグ土井玄臣さんのワンマンライブを観る。土井さんは酔っ払い果てていた。アジカンがベスト盤を出したり、テレビに出たりで盛り上がっている。『崩壊アンプリファー』が発売された頃のタワーレコード(特に新宿店)の盛り上がり方は凄かった記憶がある。流れには乗っかっていて「君という花」「サイレン#」あたりは結構のめりこんで聞いていた。『君繋ファイブエム』が発売された頃のアジカンvsレミオロメンみたいな構図も懐かしい。最近のシングルだと「転がる岩、君に朝が降る」と「迷子犬と雨のビート」はとても好きだ。




日曜日。何日か前に九龍ジョーさんがTwitterで「ドトールのミルクレープがおいしい」とつぶやいていた。いてたってもいられなくなりドトールへ。確かにこれは美味しい。珈琲との相性が抜群。セットで500円はたまりません。京王百貨店にて開催されている全国駅弁大会に駆け込みで。テンションが上がり、胃袋は開放され財布の紐も緩みますね。アホだから牛肉ばかりになってしまった。海鮮も食べればよかった。近江牛としょいめしと前沢牛ローストビーフ肉巻にぎり寿司を買った。美味しかったなぁ。駅弁はいいですね。お土産にはスウィートポトテ、芋大福、モンブラン等の芋のデザート詰め合わせを購入いたしました。明後日くらいまでやっているのでお時間ある方はぜひ。家に帰って録画してあったアメトーークの「愛方大好き芸人」を見る。名企画だ。博多華丸・大吉ホモソーシャル感が無双状態に入っていた。ロッチはあいかわず中岡さんが非常にかわいかった。名エピソード「コンビ結成の理由が一緒に行った沖縄旅行がありえへんくらい楽しかったから」と一緒にアパートに住んでいた時代の話も堪能したかった。最後にWikipedeiaで得た重要な情報をお伝えしておきます。林家正蔵の襲名前のこぶ平という名前の由来は、「小太りだから」という理由と「父の三平に稽古の際失敗しては殴られてこぶばかり作っていたから」の二説で揺れているようです。どちらも弟のいっ平の発案というのは同じ。早く真偽を言及してもらいたいものです。後ですね、2年ほど前に年ほど前にXJapanのTOSHIが「Toshl(小文字のL)」に改名していた事を知りました。「I(愛)を小さなL(エール)に変えて」とかそんな理由かと推測されます。