青春ゾンビ

ポップカルチャーととんかつ

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。年末は祖母の死という、打ちのめされる出来事で締めくくる事になってしまいました。私は大変なおばぁちゃんっ子であり、また祖母も初孫である私を非常に寵愛してくれたように思います。両親を除けば、自分が生まれてからの26年間を見つめ記憶に蓄え続けてくれた人は祖母だけだったのかもしれない、と思うと、とてつもなく寂しい気持ちになった。せめても、と通夜の晩は遺体の置かれた寺で過ごした。従兄弟達とも久しぶりに会話する事ができました。それぞれにやっているようだ。1番末っ子の従兄弟は灰野敬二に傾倒していた。時の流れを感じますね。


大晦日は、紅白を見て過ごした。ここ1、2年の紅白はおもしろいと思う。芦田愛菜ちゃんと鈴木福君のコンビは最強だと思ったモリモリ。ミッキーマウス、嵐、AKBを従えた2人のスマイルはエンターテイメント界の最前線でありました。長渕剛のパフォーマンス演出のラストなどは「スピルバーグ映画か!?」という笑激の展開で、ベストアクトの1つでありましょう。大トリのSMAPにはポップミュージックの力を大いに見せてもらえた。最近出したシングル「僕の半分」を歌わずに「オリジナルスマイル」を披露する心意気。

笑顔抱きしめて 悲しみ全て 街の中から消してしまえ

というラインの「オリジナルスマイル」をSMAPはとても大切に歌っている。「震災」という言葉が多用されてやや重苦しかった今年の紅白もこのような強いポップミュージックの力があればこそ、だったのかもしれないという気持ちに素直になれました。いい気持ちになったので、年越しもSMAPが出演するカウントダウンTVで決める。ジャニーズの中ではかなり踊れない方に分類されるSMAPの、ソロダンスになかなかグッとくるものがあった。


年始は築地でお寿司を食べる。お正月くらいセシウムなど気にせずバグバグ食べることにした。銀座をブラブラしたりした後(ほとんどどのお店も開いていなかったけど)、部屋でテレビをダラダラと見ていました。かなり揺れたと言うお昼時の地震には何故か全く気づかなかった。ドリームマッチはサンドウィッチマン富澤が毎年おもしろい。インパルス堤下との漫才はブラマヨのような出来だった。つまり素晴らしかった。でも、昨年のフットボールアワー後藤との漫才が最高だったなぁ。おぎやはぎバナナマンの不参加が寂しい。


2日は初詣。並んで賽銭を投げるような初詣は本当に久しぶりだった。屋台がたくさん出ていた。「ハチミツとクローバー」にもありましたが、大人になって屋台でお金を気にせず買いまくるというのは本当に気持ちがよい。20年ぶりくらいに綿菓子を食べた。夕刻から東京タワーの照明デザインを担当した、世界的照明デザイナー石井幹子によって7色(世界初らしい)のLEDで彩られたよみうりランドへ。光と炎のスターライトバンデッドが楽しすぎて2回乗る。本当に寒くて泣きそうになったけど行ってよかったです。2011年のリスニング締めは、うつくしきひかり「うつくしきひかり」にいたしました。今年出るというアルバムも楽しみですが、この3曲入りのEPは今後も聞き続けていくことでしょう。スマイレージの新曲「プリーズ ミニスカ ポストウーマン!」も素晴らしい。

こちらの曲はCDで聞くとメロディーもさることながらトラックの作り込みにも眩暈のする名曲。新メンバーに山下達郎似の子がいてネット上で「アトムの子」「高気圧ガール」などと呼ばれているそうです。