2011BEST SINGLES 20
cero「武蔵野クルーズエキゾチカ/good life」
アルバムと同じく1位はceroの今年1番のパーティーチューンとレイドバッグポップの名曲両A面シングル。「モテキ」らのサブカル文脈に回収されない、ヒップでホップな僕らのライフレベルミュージック。僕らの生活は続くぜ!
2.昆虫キッズ「ASTRA/クレイマー、クレイマー」
- アーティスト: 昆虫キッズ
- 出版社/メーカー: インディーズ・メーカー
- 発売日: 2011/12/21
- メディア: CD
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3.シャムキャッツ「渚」
- アーティスト: シャムキャッツ
- 出版社/メーカー: POT / JET SET
- 発売日: 2011/10/28
- メディア: LP Record
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冒頭から鳴り止まないギターは永遠のピークタイムのよう。しかし、たとえそれが終わってしまった、としても「これから何をしようと勝手だよ」というあっけらかんとした決意が気持ちよい。くるりにとっての「ワンダーフォーゲル」、スピッツにとっての「青い車」のようなシャムキャッツのブレイクスルー作。
- アーティスト: ももいろクローバー
- 出版社/メーカー: キングレコード
- 発売日: 2011/03/09
- メディア: CD
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「ミライボウル」にカップリング「Chai Maxx」「全力少女」とおそらく今後も含めキャリア史上最も充実したパッケージ盤になるのではないか。表題曲の見事なギアチェンジの瞬間には、Zブレイク前夜の少女たちの覚悟が香る。
5.昆虫キッズ「裸足の兵隊」
- アーティスト: 昆虫キッズ
- 出版社/メーカー: tomoe
- 発売日: 2011/07/20
- メディア: CD
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各楽器パートの魅力炸裂の昆虫キッズの様式美が詰まったサウンドで「太陽さんはあなたの影作ってくれる」と、世の中の2面性を暴き出す傑作シングル。今、1番セクシーで凶暴なバンドは昆虫キッズだ。
6.私立恵比寿中学「オーマイゴースト〜わたしが悪霊になっても〜」
オーマイゴースト? ~わたしが悪霊になっても~ / ご存知! エビ中音頭
- アーティスト: 私立恵比寿中学
- 出版社/メーカー: Stardust Digital
- 発売日: 2011/07/27
- メディア: CD
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おばけテクノなる、DAFT PUNK meets シンフォニックメタルなサウンドを纏う超快ナンバー。ヒャダイン先生のペンによるメンバーを知り尽くした愛に溢れるマイクリレーを堪能せよ。
7.シャムキャッツ「サマーハイ」
- アーティスト: シャムキャッツ
- 出版社/メーカー: POT
- 発売日: 2011/08/24
- メディア: CD
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くるり、たま経由Pavementサウンドで、臆病な若者2人の恋直前のボアダムとメロウネスを鳴らすスローバラード。この上がり切らず下がり切らない音が気分。汗と唾と潮の匂いのする音楽。
8.Twinklestars「Dear Mr.Socrates」
さくら学院内ユニットのシングルは、沖井礼二のペンによる渋谷系を更にアップデートしたcymbalsファン涙のPOPチューン。渋谷系とアイドルの相性のよさを改めて教えてくれた。沖井礼二のベースプレイも必聴。シングルは会場限定。アルバム「さくら学院2010年度 〜message〜」にも収録。
9.スマイレージ「ショートカット」
- アーティスト: スマイレージ
- 出版社/メーカー: アップフロントワークス
- 発売日: 2011/02/09
- メディア: CD
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不死鳥のように何度でも蘇るつんく♂先生。いい所が全部出たような、イントロから終わりまで貫かれた超名曲。お得意の合いの手エフェクトもズバズバ決まって、髪を切っていると思ったら気づけば宇宙にまで届いてた超名曲!
10.東京女子流「Limited addiction」
Limited addiction / We Will Win! ?ココロのバトンでポ・ポンのポ?ン☆?【ジャケットD】
- アーティスト: 東京女子流
- 出版社/メーカー: avex trax
- 発売日: 2011/08/24
- メディア: CD
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1stアルバム後の最初のシングルはご乱心か!?の長尺イントロから始まるフュージョン調のソウルチューン。背伸びした色気ある歌詞、トラックに負けない小西彩乃のボーカルを堪能せよ。新井ひとみとの掛け合いもたまらん。
11.槇原敬之「林檎の花」
配信とコンビニ限定で発売の東北新幹線CMソング。イントロ、歌い出しからノックアウトの往年のマッキ―黄金律復活。オルゴールバージョンを聞いても一瞬で胸打たれたのはメロディーの強さ。日本一のメロディーメーカーの帰還。
- アーティスト: ヒャダイン
- 出版社/メーカー: ランティス
- 発売日: 2011/08/03
- メディア: CD
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ニコニコ動画でのご活躍を存じ上げていなかったので1stシングルと共に大きな衝撃をうけました。完全躁状態で繰り出される音と情報のスピードについていけなくてついついエンドレスリピート。これは未来のポップミュージックだ。完全オリジナルのヒャダイン印。
13.私立恵比寿中学「ザ・ティッシュ〜とまらない青春〜/エビ中一週間」
- アーティスト: 私立恵比寿中学
- 出版社/メーカー: Stardust Digital
- 発売日: 2011/04/27
- メディア: CD
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ヒャダイン先生のペンによる高速ポップチューン。今作の春=花粉症に始まり、その後も夏=肝試し、秋=運動会、とちょっと斜めから攻めてくるテーマで様々なメタファーを背負わされる少女たちのバカ騒ぎを体感せよ。後、「ティッシュ、ティッシュ、ティッシュ、ティッシュ、ワー」のような意味のない楽しさも支持。
14.さくら学院「Friends」
楽曲的にAKBともハロプロともスターダストとも違うもう新しいアイドルの流れ。異様に歌詞の聞き取りやすいボーカル処理が斬新。楽曲も黄金律(ジュディマリ!)に乗せて名フレーズ連発です。こちらもイベント限定CDということです。
15.happle「Happle」
まつきあゆむのバックバンドなども務めたいなかやろう(バンド名)が変名後にリリースしたエコバッグ付きシングル。その後ベースも脱退、と前途多難な報われないバンドから届けられた珠玉のPOPS2曲。
16.スマイレージ「プリーズミニスカポストウーマン」
- アーティスト: スマイレージ
- 出版社/メーカー: アップフロントワークス
- 発売日: 2011/12/28
- メディア: CD
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つんく♂先生から溢れ出しちゃったメロディー詰め込まれまくりの珍名曲。ラップの中毒性も素晴らしい。加入と脱退で揺れる中「物語は続く〜」と歌わす先生の心意気に涙。
17.東京女子流「Liar」
- アーティスト: 東京女子流
- 出版社/メーカー: avex trax
- 発売日: 2011/11/23
- メディア: CD
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「Limited addiction」路線は更に加速して極上のトラックを用意。メロディーの覚えづらさなど、もう売る気があるのかないのかよくわかりませんが、とにかくかっけーの一言。
18.tegal6「プチャヘンザ!」
- アーティスト: tengal6
- 出版社/メーカー: Independent Label Council Japan(IND/DAS)(M)
- 発売日: 2011/10/28
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来年のさらなる活躍が目に浮かぶtofubeatsプロデュースのダンスチューン。「出会った時からダンスをする運命なの2人は」音もさることながら彼はパンチライン製造機でもあるようです。
- アーティスト: Not yet
- 出版社/メーカー: 日本コロムビア
- 発売日: 2011/03/16
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高性能なポップチューンで踊る大島優子な肉体は衝撃でありました。ボーカルの処理に面白みが全くありませんが、曲としては今年のAKB屈指の出来栄え。
【特典生写真付き】桜の木になろう(初回限定盤Type-A)(DVD付)
- アーティスト: AKB48
- 出版社/メーカー: キングレコード
- 発売日: 2011/02/16
- メディア: CD
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秀逸なPVもさる事ながら、美メロを歌い上げる前田敦子の歌声の儚さ。前田敦子Voのシューゲイズサウンドなアルバムが聞きたい。ちなみに当ブログで1番反響があったのもhttp://d.hatena.ne.jp/hiko1985/20110204/1296834882こちらの記事になります。多少遺憾です。
3曲以上をアルバムに、というルールを課したはずなのですが、3曲以上入ってるシングルも結構ランクインしちゃってます。後、Tomato'n Pineはアルバムランキングで「ジングルガール上位時代」が4位にランクインしているのであえて「なないろ☆ナミダ」「旅立ちトランスファー」もあえてはずしてあります。入れるとしたら上位を独占するでしょう。洋楽はシングルをチェックしていないので邦楽オンリー、というよりインディーバンドとアイドルばかりです。でも今1番おもしろいのはそこだと思っています。