青春ゾンビ

ポップカルチャーととんかつ

最近のこと(2016/08/01~)

最近のこと。猛暑だ!とてもじゃないけども、外にポケモン捕まえにいけない。でも、やっぱり夏の軽薄さは好きだ。夏なので山下達郎とブラジル音楽。ときにCaetano Veloso の「Queixa」を聞くと、いつも途中からAKB48の「涙サプライズ」(名曲)になっちゃうんだよなぁ。
youtu.be
はー甲子園が観たい。今年は山田哲人の母校である履正社でも応援しようかと思います。寺島くん、ヤクルトに来てくれ。



月曜日。仕事でくたびれる。そんな週の始まりの疲れを癒してくれる月曜深夜のバラエティが充実している。『キングちゃん』『KEYABINGO』『有田ジェネレーション』『万年B組ヒムケン先生』などがひしめき合う。『キングちゃん』は面白いのだけど、番組の最後に入る謎の提供商品紹介の時間といい、色々しがらみがあるのだろうなぁ、とあまりにもはっきりと伝わってくるのが切ない。ノブが仕切りに専念しているのがもったいない。プレイヤー側のノブが観たいです。後、ほんとファンの方には申し訳ないのだけど、アシスタントのアイドルの子が耳につく大声で笑う度に、私の中のお笑い熱のようなものが死んでいくような気持ちに。テレ東バラエティなら女子アナがよかった。



火曜日。仕事後にタワーレコードで片想いの2ndアルバムを購入。

QUIERO V.I.P.

QUIERO V.I.P.

店着日にも関わらず店頭に並んでいないので、店員に問い合わせるもとにかく時間がかかった。「片想いってバンドのアルバム店着日だと思うんですがー」と何度伝えても、「どちらのバンドの『片想い』でしょうか?」の一点張り。何回カタオモイって言わるのだ!赤面してしまうではないか。そもそも店内にエレカシのシングルが爆音でエンドレスリピートされているが悪いのだ。「カクバリズムから出しているバンドなんですけど」と伝えても、店員は困り顔。カクバリズムが通じないような奴がタワレコの邦楽フロアで働くなよ、と憤るも、もうそういう時代ではないのかもしれない。あー早く溜まったポイント消化してamazon購入に切り替えよう、と思いつつも1日でも早く新譜を聞きたいという少年のような気持ちも捨てきれない。実際もう素晴らしかったのですから、この日聞いた片想いのニューアルバムは。MVも素晴らしい。
youtu.be
片岡シンさんかっけー。昭和の喜劇スターみたい。ここにきて、party kills me(パーティーに殺される!)、という感覚を提示してきたのもむちゃ信頼。片想いライブのお客さんのパーティ感に疎外感を覚えていて、徐々に足が遠のいていたのも正直な所だ。そういうライブに行けば100人はいる「なんでここの客、全然踊んねぇの?」みたいなやつらが死ぬほど嫌いだ。くたばれ、ファシスト!とさえ思う。いや、もちろん盛り上がるのはサイコーなんですけどね、パーティー感を押し付けれるのだけはやめとくれ、という。帰宅してシャワーを浴びて、近所のインド料理屋へ。夏の夜のインド料理はたまらなく甘美だ。店を出たらスコールに遭遇してビショビショ。夏だ。



水曜日。池袋の公園でブーバーがよく出るという話を聞きつけ、30分ほど粘ってグルグル回ってみたら4匹ほど捕まえられた。でもブーバーって進化しないからつまらないな。どこかに珍しいポケモン捕まえに行きたい。誰か私を引っ張ってぇ、と『トウキョウソナタ』のキョンキョンの真似。ココ池さんに立ち寄り、山下達郎RIDE ON TIME』の7incを購入。B面は「RAINY WALK」だ。ジャケットも最高です。
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ココ池回りには美味しそうなアジア料理屋さんが多くて、たくさんの人達が明るい内から仲間たちと楽しそうに食事屋やお酒を楽しんでいる。素敵な光景だなぁ、と外から眺める自分は1人でポケモンを捕まえていて、ヤバいなと思った。蒸した夜だったので、帰宅してから自転車で「さやの湯処」へ。湯上りに飲んだソルティライチがまっこと美味しかった。ヤクルトが連敗を7で止めて久しぶりの勝利。バレンティンが頑張っていたし、山田と西田の同期アベックホームランもうれしい。


木曜日。立ち寄ったレコード屋さんで山下達郎RCA/AIR時代のベストアルバムとおニャン子クラブのファーストアルバム『KICK OFF』のアナログ盤を購入。毎週木曜日はアナログ20%オフで、合わせて800円。お店のカラーでブランディングすれば、両方1000円以上つけても買う人いると思うのだけども、そういう事を一切しない野暮ったくて大好きなレコード屋さんだ。達郎さんの「潮騒」がアナログで聞けるのうれし。おニャン子のファーストは名盤でした。「真っ赤な自転車」は最高の曲。クレジットを見ると、アルバムの半分の曲を青山純が叩いていて(「セーラー服を脱がさないで」までも!)、リズムがタイトに締まっていた。スーパーでキムチと大葉と納豆と豆腐とオールフリーを購入し、家で食べた。調子に乗ってキムチを一気に1パック食べてしまったら、案の定お腹が痛くなる。DVDで途中だった『ファインディング・ニモ』を観ました。この頃のピクサーはどれも夢のように素晴らしいのに、今後の新作のラインナップを眺めるとウンザリしちゃうな。『カーズ3』『Mr.インクレディブル2』『トイ・ストーリー4』って。『ファインディング・ドリー』も結局まだ観ていない。



金曜日。仕事を終えて帰宅。庵野秀明トップをねらえ!』をDVDで一気に観た。

トップをねらえ! Vol.1 [DVD]

トップをねらえ! Vol.1 [DVD]

これは泣ける脚本だ。そういえば『不思議の海のナディア』も観てないので、借りねば。20年前の『クイックジャパン』などを引っ張りだして読んでいるのだけど、これがどうにもおもしろい。
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ここらへんの号の特集は庵野秀明サニーデイ・サービス。現在の主役と何ら入れ替わっていない事に驚愕する。20年前の庵野も曽我部もむちゃくちゃ尖っている。『シン・ゴジラ』もサニーデイ・サービスの『Dance To You』もほんと素晴らしい。
DANCE TO YOU

DANCE TO YOU

「桜Super Love」というイカれたタイトルの曲が好き。



土曜日。溜まっていた洗濯を済ませて、錦糸町へ。友人の結婚式で来た依頼、人生二度目の錦糸町西東京と東東京では空気感が全く違うような気がして、どうにも緊張してしまう。この日の目的は「新天地スパ」というサウナ施設だった。男性専用の施設でおっさんのパラダイス。700円でピンク色の衣を纏ったオババ達が洗髪と上半身垢スリをしてくれる、という謎のサービスがあって、意外と盛況していた。確かに髪を洗ってもらうのは気持ちいいけども、うーん。サウナ室は広く、汗が良く出るいいサウナ。更に驚異的なのは1時間に1回行われるロウリュウサービス。そりゃもうダラダラとかいた。よもぎスチームサウナも、そこらにある緩いのとは一線を画す本格派だった。水風呂はまぁ平均的なのだが、椅子に座って休める休憩場所置からの展望はナイスでした。スカイツリ―も拝めます。という事はスカイツリ―からもこっちが見えているのかもなぁ。場所柄、お相撲さんの卵らしき方々もチラホラ見かけた。身体を洗うのが大変そうで、彼らこそ700円オババの力が必要だ。セッションを3回終えて、レストランで蕎麦を食い、リラックスルームでゴロ寝。胃袋が消化されてきたら、もう1回風呂場に行き、セッション4回で、退館。まだ時間が余っていたので、上野の不忍池に寄ってみる。ポケモンGOフィーバーである。ミニリュウの出現情報が出ると、いっせいに人々が駆け出す(本気のダッシュで)様は完全に異常空間でした。1時間で5匹くらいのミニリュウに会えたけど、別に巣というほどではなさそう。むしろコイキングコダックヤドンの巣でした。帰宅すると何やら外から大きな音がするので、窓を開けてみたら花火が見事に打ち上がっていた。この部屋に住んで3年以上になるけども、部屋から花火大会が見えるとは気づかなかった。花火を観終えて、自転車で練馬へ。インド料理屋でチキンビリヤニとシーフードカレーを食べる。美味しすぎて感激してしまった。食後の腹ごなしに、江古田の森公園に移動してポケモンを捕まえた。ワンリキ―の巣でした。こちらは都内最恐の心霊スポットという説もありますが(かつて結核の療養施設だったらしい)、人がいっぱいいたので怖くありませんでしたよ。クタクタになって帰路についていると、普段はザコしかない家の周りにシャワーズミニリュウの気配が。変なアドレナリンが出てしまい、疲れているにも関わらず、ひたすら徘徊してしまう。しかし、結局見つからず。泥のように眠った。



日曜日。昼前に起きて、掃除と洗濯。極楽とんぼのDVDを久しぶりに観直す。
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古びれない面白さがあった。昨夜行ったインド料理が忘れられず、今度はランチを食べに訪れる。シーフードビリヤニがこれまたむちゃうま!ショッピングセンターを2軒回り水回り掃除のグッズを買いたした。帰り道に発見したお風呂屋さんへ。サウナは高温高湿で汗ドバドバのなかなか出来栄えだったのですが、水風呂がまさかの25℃。これはなかなかきつい。キンキンの水シャワーなどでなんとか身体を冷やしました。サ道もまた険しい。スーパーで豚バラ肉ときゅうりを買う。Huluで『NOGIBINGO』のシーズン1を観漁った。ときに元乃木坂46伊藤寧々さんとザ・なつやすみバンドのみずきちゃんはとても似ていると思うのですが、誰か共感して頂けるだろうか。

ザ・なつやすみバンド『PHANTASIA』

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ぼくたちは何だかすべて忘れてしまうのだけど、ふとした瞬間にある出来事がパッカーンと完璧に詳細に思い出されてしまって、甘く切ないような気持ちに胸を震わせたりする。例えば、懐かしいアニメの主題歌を街で耳にした時。音楽というのは記憶と密接に結びつくものだから、忘れてしまいそうな(忘れたくない)ことがあるならば、メロディにリズムに歌声に、ぜんぶ閉じ込めておくといい。そんなレコードが1枚でもあれば、そいつを再生さえすれば、過ぎ去っていったはずの想いや空気が蘇る。”ノスタルジー”だなんて笑わないで欲しい。全部忘れたくないのだ。それらは燦然と輝き、まだまだ続くぼくたちの進む道を、後ろから照らしてくれるだろう。



ザ・なつやすみバンドがリリースした『PHANTASIA』というレコードは、そんなポジティブなフィーリングに満ちている。前作『パラード』

パラード

パラード

において、「毎日がなつやすみだったらいいのなあ」と諦めに近い祈りを発していた頃と比べると、幾分も頼もしい姿だ。夏がくれば思い出す、忘れたくない事すべてを。それだけで”なつやすみ”の有限性は打ち破られ、拡張して宇宙にまで広がる。ザ・なつやすみバンドの音楽は、星と星の間で鳴り響くジュブナイルシンフォニーみたいだ。大人になってしまった私達に

魔法を信じ続けているかい?

と問いかけている。携帯アプリゲーム『ポケモンGO』によって、かつての子ども達が童心に返ったように、それぞれの”なつやすみ”を満喫している2016年夏のサウンドトラックとしてあまりにふさわしいと言えよう。



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格段に向上したボーカルの表現力とリズム隊のアンサンブル(ドラムの抜けの良さ!)、管弦楽器の鳴りを包み込む柔らかいプロダクション、ストレンジなコーラスワークと曲展開、それらをポップソングとしてまとめあげる圧倒的なソングライティングの充実。これまでのディスコグラフィーを眺めても極めて理想的な跳躍を見せた3rdアルバムである。澤部渡(スカート)、猪爪東風(ayU tokiO)、Fasta Money Talk(Magic,Drums&Love)、藤原亮(フジロッ久(仮))、江本祐介(ENJOY MUISC CLUB)etc....個人的にお気に入りのポップソングメイカ―は数多存在するわけですが、中川理沙にMC.sirafuと、1つのバンドに国内指折りのソングライター(まじでユーミンとか矢野顕子とかaiko級なんです!)が2人同時に存在してしまうザ・なつやすみバンドの贅沢さを改めて痛感させられます。



さて、「D.I.Y.〜どこまででもいけるよ〜」がNHK Eテレの教育番組『シャキーン!』で使用されている事からも伺えるように、ザ・なつやすみバンドと子ども番組の親和性は高く、その優れたソングライティングが目指す先は“ポンキッキーズ・メロディ”と言えるのではないだろうか。嫁入りランドをゲストに迎え入れた「GRAND MASTER MEMORIES」のチャイルディッシュな万能感などはまさに“ポンキッキーズ・メロディ”。バンドの新しい代表曲となるべく、テレビや街で流れまくって欲しいものだ。Hi,how are you?のライブを初めて観たHomecomingsが「ポンキッキぽいね!」と話しかけたという、2つのバンド出会いのエピソードがとても好きなのですが、この国のポップミュージックには “ポンキッキーズ・メロディ”という言語化しがたい黄金律といったようなものが確かに存在するのです。このエントリーの文脈内であえて言語化してみるなばら、忘れたくない事を託せる強度を持ったポップソングというやつだ。正しくは“ポンキッキーズ・メロディ”というのは、『ひらけ!ポンキッキ』や『ポンキッキーズ』で使用された楽曲の事を指す。

例えば、森高千里「ロックン・オムレツ」、山下達郎「パレード」、斎藤和義「歩いて帰ろう」、大江千里「夏の決心」、矢野顕子「夢のヒヨコ」、和田アキ子「さあ冒険だ」、安達祐美「逃げたいときは」、小沢健二「オナラで月まで行けたらいいな」、スチャダラパー「大人になっても」、Folder「パラシューター」、鈴木蘭々「キミとボク」、つじあやの「こころは君のもとへ」etc・・・・どうだろうか?このリストだけで『PHANTASIA』というアルバムの批評として成立してしまうようである。この輝かしいポップミュージックのタペストリーに編み込んでみたとしても、何ら引けをとらない強度を、ザ・なつやすみバンドの音楽は持ち合わせている。そう胸を張って宣言させて頂きます。



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最近のこと(2016/07/23~)

最近のこと。1週間飛ばしてしまった。何をしていたかというと、どついたるねんのライブを見たり、『ポケモンGO』で遊んだり、野球を観たり、サウナに行ったりしていました。こうして振り返ってしまえば、なんと素晴らしい日々!実際それりなりに楽しく夏を過ごしています。ヤクルトスワローズ、サウナ、乃木坂&欅坂という3つの軸を上手に回しながら生きていきたいです。そしたら、だいたい大丈夫。後はもう、とにもかくにも、ザ・なつやすみバンドのニューアルバム『PHANTASIA』ですよ。

PHANTASIA

PHANTASIA

本当に素晴らしくて、エンドレスでリピートしては涙ぐんでいます。この素晴らしさをなんとか上手いこと言葉にしてみたいな、と試行錯誤しているのだけども、なかなか書き進みません。とにかく言えるのは「聞いてみてちょんまげ」くらいのもの。ときに”ちょうだい”という懇願のニュアンスを”ちょんまげ”という音に託した最初のギャガ―は誰なのか。軽くググってみたけど、わかりませんでした。情報求む。



日曜日。新宿に出掛けて、メキシコ料理を食べる。こうも暑いと、インド料理とかタイ料理とか食べたくなるのだ。トルティーヤで色々巻いて食べるブルーチーズドレッシングのアボガのサラダが美味しかった。新宿を起点にして遠方にサウナ巡りをしようかと思っていたのだけども、ポケモン捕まえたい欲がウズウズ湧いてきてしまったので取りやめ。池袋に移動して、歩いて帰った。池袋の西口公園の人の数ときたら異常事態である。「ブクロにキングはいらねーんだよ!」という気持ちだ。そういえば、あのドラマでのタカシ(窪塚洋介)の実家はサウナ屋だったなー。調べてみると撮影に使われたのは赤羽の「錦水会館」というサウナ屋だったようだが、もう潰れてしまったみたい。夏にしては、比較的涼しい日だったけども、日が出るとやはり暑い。しかし、歩けども歩けども、ろくな個体に出会えず。わしゃドード―屠殺業者や。途中の商店街で焼き肉用のカルビとロースと夏野菜を買って、帰宅。スワローズの由規が1500日(!!)ぶりの勝利。目頭が熱くなった。自転車で近所の銭湯へ。住宅街に潜む小さな銭湯で、初めてサウナを本質的に体験した場所だ。しょぼい施設なので、その後すっかり足が遠のいていたのだけども、改めて体験してみると100℃越えのカラカラなストロングサウナで驚いた。常に貸し切り状態なので寝転び放題。水風呂が20℃とぬるいのを除けば、それなりに楽しめるサウナだった。しかもお値段は600円と地域最安値。この日の浴槽の湯はミントブルーという事でとても爽やかでした。帰りにコンビニでAKB新聞を買って、「生駒×平手」対談を熟読した。2人とも意識が高い。買っておいたお肉や野菜で自宅焼き肉。家で焼き肉すると大変安く済むぞ~。『乃木坂工事中』をリアルタイムで観た。はぁ、おもしろい。何気ないテロップもセンス抜群。スタッフが一切前に出てこないのも好感だ。乃木坂への巨大で不気味な愛を除いたとしても、テレビ番組として断然優秀だと思うなぁ。



月曜日。ポケモンGOやる前からよく歩いていたのだけど、よりウォーキングが楽しくなるではないか。なるべく画面釘づけ歩きはしなように心がけています。モンスターが出たら、歩みを止める。これだけは守りたい。2時間くらい歩いても、目ぼしい成果が得られず。悔しいので、蕎麦屋でせいろを啜ってから、自転車に乗って光が丘公園へ。ピカチュウの気配があったが、結局出会えず。ピカチュウ探していたら、現実世界の鼠に遭遇するという1ミリもおもしろくない誰もが思いつくようなオチの出来事が起きた。いや、ほんとに。恥ずかしくて人には言えないな。しかし、夜中の公園でみんな携帯の灯りに照らされながら、上だの下だの向いて、一心不乱に何かを(祈るように)探す様はスピルバーグのSF的だった。



火曜日。退社後、タワレコ坂本慎太郎のアルバムを購入。またしても何十分もレジに並んだ。やんなっちゃうなぁ。坂本慎太郎の音源は2ndアルバム以降いまいちついていけてないのだけども、いつか良さがわかるはず、と一応買っている。小雨も降ってきたので、電車で帰った。豆腐と秋刀魚のかば焼きを食べながら、録画してあった『KEYABINGO』と『有田ジェネレーション』を。欅坂46の事、どんどん好きになってきた。最近の推しはずーみん(今泉さん)とよねさん(米谷さん)です。後、小林さん。彼女はももクロ夏菜子と乃木坂の西野七瀬さんを足して割ったような不思議な顔をしている。アイドル界の対極の存在が同居しているようです。『KEYABINGO』は始まったばかりのに、メンバーの魅力引き出し過ぎだ。サンドウィッチマンもいいし、代打で登場した三四郎のMCも凄くよかった。コメント1つ1つにエッジがあった。小宮さんをポンコツいじり以外で活かせる番組がもっと出てきて欲しいものです。ドラマ『徳山大五郎を誰が殺したのか』も抜群に面白くて、つくづく欅坂46は恵まれているなと思う。乃木坂46の『初森ベマーズ』とは何だったのか…野球と乃木坂が好きでも、観ているの辛かったものな。



水曜日。仕事の後、母の還暦祝いという事で四川料理屋で家族で食事をした。還暦を迎えた母のブームは『有吉の壁』『ポケモンGO』で、この間はSEKAI NO OWARIのライブに行ったらしい。文化部の女子校生かよ(偏見)。わしかてセカオワのライブ行ってみたいけど、勇気出ないなぁ。テレビで「炎と森のカーニバル」と「眠り姫」演奏していると観たけど、昨今のJ-POPで1番いい曲書いているのは彼らだな、と思った。四川料理は美味しかった。名物の麻婆豆腐(美味!!)のスパイスでお腹が痛い。スパイスに強い胃腸を手に入れたいのだけど、訓練でどうにかなるものなのだろうか。「日本人は胃腸が弱い」というネプチューンの3rdシングル。個人的には4thシングルの「イッショウケンメイ。」がいい曲なのですごく好きでした。
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作詞は秋元康。『力の限りゴーゴゴー!!』って別に熱心に観てなかったけども、ああいう番組は今もやっていて欲しい。大橋マキというフジでの活動期間僅か2年の女子アナの事を久しぶりに思い出しました。ポケモンGOブームで、たまごっちブームの事を思い出したのだけども、あまりの手に入らなさにまがいものがたくさん出回って、その中に「かもっち」って機種があったような気がするのですが、検索しても出てこない。なかったっけかなー。



木曜日。まっすぐ帰宅。城北中央公園にエレブーの巣がある、というデマに引っ掛かってしまった。城北公園も光が丘公園も都内ながらの郊外だけあって、凄く広い。そして灯りが少ない。暗闇の中に突然ドッグランが設置されていて、無数の犬の声だけがけたたましく響き渡っていて大変恐怖でした。疲れてしまったので、サウナへ。テレビで有吉と櫻井君の番組が流れていて、メイプル超合金がフューチャーされていた。三四郎とメイプルで番組やって、同世代の仲間達を引き上げて欲しい。モグライダーの芝さんがテレビに発見されないまま終わるのは解せないぞ。サウナに入っていると普段は観ない嵐の番組をよく目にするのだけど、ニノと櫻井君の芸人に対して上から話す感じが未だに改善されていなくて(いや、むしろ助長している)、やっぱりどうしても違和感を覚える。



金曜日。仕事帰りに池袋でインド料理を食べる。チキンカレーとビリヤニ。当然お腹が痛くなる。帰宅して1954年版の『ゴジラ』をDVDで鑑賞。

ゴジラ <昭和29年度作品> [DVD]

ゴジラ <昭和29年度作品> [DVD]

これぞマスターピース。全く古びれていない。『ハイスコアガール』を全巻読み直したけども、改めて最高。シンプルにボーイミーツガールものとしても大好きだ。



土曜日。昨夜の興奮をそのままに『シン・ゴジラ』を近所のシネコンで観る。胸が熱くなった。そして、期日前投票。帰宅してカレーを食べた。スパイス―のカレーに飽きて、原点に戻ってルーで作ったらむちゃ美味かった。注文していた乃木坂46『裸足でSUMMER』が届いたので、特典DVDを4枚一気見する。

裸足でSummer(Type-B)(DVD付)

裸足でSummer(Type-B)(DVD付)

頻繁に泣いた。生駒ちゃんによるキャップへの語りが1番よかった。パンチラインを散りばめつつ、構成力もあって、本当に賢い人だと思う。そして、選抜落ちしてからのまりっかとさゆにゃんはヴィジュアル含めて、絶好調だ。
youtu.be
サウナに出掛けて、帰ってきてカレーを食べながら、録画しておいた『めちゃ×2イケてる』のスペシャルを観る。序盤の方の雰囲気に、「あぁ、めちゃイケだ」と目頭が潤んだ。もうほんと色々と時代遅れって感じなのだけども、あの感じが最高にスタイリッシュだった時代があったのだ。後半のセミナーみたいな雰囲気(特に矢部と濱口の感じはあれなんだ)にはウンザリしつつも、完全に役者スイッチが入っている加藤浩次の熱演にはさすがに涙した。フェイクドキュメンタリーのようだったな。猛烈な眠気に襲われて、『ファインディング・ニモ』を流したまま寝てしまった。



日曜日。寝坊。学生時代の友人と三島にドライブに出掛けた。スカイウォーキングという新しい観光地を確認。仮にも学生時代は観光学を勉強していたのだ。
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スカイウォーキングは観光地としては微妙と言わざるを得ない完成度でした。一見の価値があるのは「ラグジュアリートイレ」と命名された豪華絢爛なトイレ施設。街に降りて、名産の鰻を食べた。もう学生じゃないのだ、と思い切って「並」ではなく「上」を注文。
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器から鰻がはみ出す様を観て、隣の席のおじいさんが「若いのはいいねぇ」と、米を大量に残した自身の丼を見つめてつぶやいていた。実はそんなに若くないのだけども、期待に応えようとモリモリとかっこむように食べた。身が柔らかく香り豊かで絶品でした。食後は『ごめんね青春!』にてトリンドルや川栄が水遊びしていた場所やからくり人形をチェック。「水辺の散歩道」はとても気持ちいいです。
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日曜日なので、早めに帰路に着き、池袋でワチャワチャして解散。目を背けていたけども、スワローズが6連敗(しかもほとんどが大敗)という事で、完全に心が折れています。怪我人だらけであまりにもお粗末。畠山・川端・雄平の離脱はほんと情けないというか何というか。1人で重荷を背負わされる山田が気の毒だ。投手コーチは一新して頂かないと困るけども、OBから選出すると石井一久くらいしかいなくて、それでいて絶対に引き受けなそう。もうこうなったら、宮本慎也さんの首脳陣入りが待たれる。

『ポケモンGO』の夢のような楽しさについて

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ポケモンGO』が夢のように楽しい。これは夏休みの間だけ続く誰かの見た夢なのでは。それくらい儚くないとおかしいくらいに楽しい。先行配信された各国で空前のブームというニュースを聞いた時は、さして関心を抱いていなかった。そもそも世代的にど真ん中ながら『ポケットモンスター赤・緑』をプレイしてこなかった私である(とは言えアニメ放送やイマクニ?のおかげで150匹くらいまでは知っている)。面白いのはわかっているのだけど、自分が凝り性と自覚しているので、極力時間を食い潰すであろう面倒くさそうなものは避けて通ってきたのだけど、やはりミーハーでもあるので堪え切れずダウンロードしてしまいました。すぐにアンインストールすればいい、と思っていたものの、前述の通りこれがアホみたいに面白い。街を歩く人が一様にしてスマホを睨んでいる様が怖い、といった揶揄はまぁ発展性がない意見なので置いておこう。



私は、バーチャル空間が現実に侵食して、何故だか世知辛い現実に柔らかみが生じているように思った。この空前のブームによって、それまで交わらなかったような者同士に会話が生まれている。細分化されたクラスターを超えて。情報交換が重要になるゲームなので、『ポケモンGO』プレイヤー同士は話かけていいというような空気がどことなく流れている。これはポケモンGOナンパが横行する予感だ。私も先日さっそく「お兄ちゃん、ポケモン捕まえてるのー?」とローラースケートを履いた幼稚園児くらいの男の子に道すがら話かけられました。まさに「大人も子供も、おねーさんも。」(Ⓒ糸井重里 『MOTEHER2』キャッチコピー)である。恥ずかしさをグッとこらえて、「そうだよ~」と笑顔で返した。無愛想な私が!お肉屋さんで買い物をしていても、「うちの(店)の近くにもいるのかい?いるんですか、そうですか」と、ポケットモンスターのポの字も知らないような老夫婦がとても嬉しそうにしていた。みんながみんな指を弾いてはしゃいでいる。あんがい桃源郷なんてのはここのことがなってちょっと思った(Ⓒスチャダラパー)。



マップとの連動やポケモン捕獲の際の運動性などあらゆる面がエポックメイキングなのですが、ことさら私が気にいっているのが、「ポケフトップ」というシステム。その近くに実際に訪れると、アイテムやポイントがもらえるわけなのだけど、そのスポットに多く選出されているのが、このゲームがなければ、決して日の目を浴びる事のなかった変わったお店や神社、記念碑、そして謎のオブジェ達だ。こんな場所にこんなものが!という地域の再発見、更には民俗学的な楽しさがある。こうなってくると、待たれるのは『水木しげるの妖怪GO』のリリースだろう。




<途中経過報告>
近所ではろくなポケモンに出会えないので、「ガーディー(比較的レア)の巣があって入れ食い」との情報を聞きつけ、真夜中に光が丘公園まで足を運んでしまった(平日に)。いるわいるわ、真夜中の公園にガ―ディーも人も。ちょっとした異空間な光景にワクワクして、身体が冷え切るまでポケモンゲットに興じる。公園を出る頃にはさすがに「私は何をやっているのだ」という後悔に襲われたものの、大量捕獲したガ―ディーを進化させて誕生したウィンディにすっかり愛着が湧いてしまい、「星野原」と名付けてかわいがっています。
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ジムではまだ闘っていません。怖いので。星野源が傷つくところなんて見たくないからね。どんどんレベルアップさせてエッセイとか書かせるぞ!

サウナーの聖地「サウナセンター大泉」に行ってきた話

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サウナ道に入門して、はや数カ月。とうとうプロサウナーの聖地「サウナセンター大泉」に行って参りました。さすが聖地、JRの鴬谷駅から徒歩数分という立地の時点でなかなかにハードルが高い。鴬谷というのは、ドヤ街の山谷、ソープ街の吉原と隣接した、ラブホテルと広大な墓地に囲まれた性と死の街である(言い過ぎ)。知恵と勇気を持って、ラブホテル群と高齢の立ちんぼさんらを潜り抜け、辿り着いたのは古びれたビル。創業45年という都内最古参のサウナ。そして、何故か入口には大きなガンダムの模型が鎮座している。想像以上にドープな佇まいではないか。しかし、ここまで来て引き返すわけにはいかないので、いざ扉の先の受付へ。受付のお姉さんが普通の感じでホッと安心。説明を受けた所、平日は3時間コース1000円があるらしいのだけど、土日は8時間1800円のコースのみとの事。むしろお得じゃないか、という事で受付で料金をお支払い。その際、ふと上を見上げると、違う時刻を差した2つの時計が。現在の時刻と、その8時間後、つまり退出の時刻を示しているらしい。最初は「これはわかりやすい!」と感心したのですが、この時計を一瞬見ただけで退出時間を覚えてられるような人は、最初からこんなもの必要ないのでは。



受付から暖簾を潜り抜け、脱衣所へ。ロッカーの中にはタオルや館内着が用意されている。服を脱いで考える。ここは1階で、浴場は6階。全裸で移動するのだろうか!?それは違和感がある。やはり、館内着に着替えて向かうべきなのか。でも、ここが脱衣所なので、6階はエレベーターの扉が開くと、いきなりサウナかもしれないではないか!!と、緊張のあまり思考回路がイカてしまいパニックに。その時、エレベーターからホカホカの全裸おじさんが降りてきたので、先人に倣い、全裸で6階へ向かうことに。しかし、6階でエレベーターの扉が開くと、そこには脱衣スペースが広がっていた。着てくればよかった!ようは、どちらでもいいようなのだけども、裸でエレベーターに乗る、という貴重な体験ができたのでよしとしよう。



浴場に入り、まず洗い場をチェックしてみると、POLA資生堂のどことなく高級感あるアメニティ。利用者はおじさんしかいないのに、やたらサラサラ効果のありそうなものばかりだ。キシキシになるリンスインシャンプーを覚悟していたのでうれしい誤算。それらで丹念に毛穴の汚れを取り除き、いざサウナへ。先にしっかりと洗っておいたほうが、発汗作用に良いそうですよ。まだお昼前だったからか、土日と言えどサウナ利用者はだいたい2~3人。広いスペースを快適に使える。焼け石に香りのついた水をかけて温度や湿度を上昇させるセルフロウリュウが可能で、常連さん達はガンガンかけていくので温度は100℃を超えている。スーパー銭湯などのサウナは80℃台の軟弱なものが多いので、うれしい。快適に汗が止まりません。毛穴から玉状に噴き出た汗が横にドバドバと流れ始めたら退出の合図である(個人差があると思えいますが、だいたい7分から10分でしょうか)。そして、いざ水風呂へ。15℃に保たれた冷たさ、ありがたし。広さや水質も文句なし。毛穴と血管がキュッと締まります。2分も入っていれば、身体が痺れを覚えるほどです。水風呂を出たら、開け放たれた扉の横に設置されたベンチに腰かけて、外気を浴びる。すると、水風呂で締まった毛穴と血管がジワジワと緩んでいくのです。はぁー、これぞディープリラックス。サウナの前には紙コップと氷水が用意されていて、飲み放題。冷水機じゃないのがうれしい。更には汗を流して失われた塩分補給にと、塩まで用意されている心にくさ。従業員の方の動きも機敏で、こまめに敷きタオルやサウナシートを交換してくれるので、常に快適。施設自体はかなり老朽化していますが、それを補う技と心意気があるのですね。



サウナ→水風呂→休憩のセッションを4回繰り返し、一旦浴場を後にする。待ちに待ったランチタイムである。5階の食堂へ。種類豊富な定食やオツマミが安価で提供されている夢のような場所です。ソーセージエッグ定食やまぐろぶつ定食なども捨てがたかったのですが、今回は燻製カレーを頂きました。芳しいルーが絶品。お腹も満たされた所で、更に階を下り、リラックススペースへ(仮眠室もあり)。リクライニングシートに寝そべってトローンと過ごす。時間はあり余っているので、膨大に設置されたマンガを貪り読むのもいいだろう。マンガの品揃えのダサみがまたたまらなくて、『GTO』『サイコメトラーEIJI』なんかが全巻揃っていたりするのに悶絶。思わず中学時代が蘇り、『GetBackers-奪還屋-』や『SAMURAI DEEPER KYO』はどこだい、なんて探してみたもののそちらは置いていない。

GetBackers奪還屋 (1) (少年マガジンコミックス)

GetBackers奪還屋 (1) (少年マガジンコミックス)

SAMURAI DEEPER KYO (1) 少年マガジンコミックス

SAMURAI DEEPER KYO (1) 少年マガジンコミックス

週刊少年マガジン』の全盛期を支えた作品のはずが!(8~90年代生まれのマガジン読者の方にだけ向けて書いています)

金田一少年の事件簿
GTO
サイコメトラーEIJI

________________________ ←大きな壁


GetBackers-奪還屋-
SAMURAI DEEPER KYO

サウナに興味がない方も、この図だけは覚えて帰って下さい。とりあえず『大甲子園』(『ドカベン』の続編)

大甲子園 (1) (少年チャンピオン・コミックス)

大甲子園 (1) (少年チャンピオン・コミックス)

を数冊つかんで、冷房の効いた部屋でシートに寝そべって読む。これはもう最高の夏だ。贅沢ってこういう事を指すのではないだろうか。里中の明訓への復学あたりでさっそく涙ぐんだりなんかして時間はふけていきました。胃袋の消化も進んだ16時頃に再び、浴場へ。サウナを存分に楽しみ、17時に開催されたアウフグース(スタッフさんがタオルなどで熱風を身体に当ててくれます)も堪能。汗ダクダクからの水風呂シャキーンで完全にととのい、ご機嫌でセンターを後にする事となりました。最初はドープさに怯みまくりでしたが、また絶対来たいぜ!と思う「サウナセンター大泉」なのでした。



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