青春ゾンビ

ポップカルチャーととんかつ

最近のこと(2016/1/12〜)

最近のこと。衝撃的なニュースがポップカルチャー界に飛び交い過ぎて、勝手にヘトヘトになっている2016年である。パーケンが世間を賑わせていた2015年が懐かしい。SMAP解散の報には本当にショックを受けてしまって、普段そんな事はないのだけど、眠れなくなるくらいにSMAPについて考えてしまった。深夜3時を過ぎても眠れず、思わず「朝日を見に行こうよ」を聴いたら、ポロポロ泣いてしまった。SMAPのユニゾンは、この国の大衆音楽そのものだ。失われるのは何としても回避して欲しい。マッチが紅白のトリにふさわしいと言い張れる事務所なんて辞めてもいいと思うので、マネージャーと一緒にSMAPという名前のまま5人で独立というのが個人的には1番しっくりくるなー。「SMAPを使うならうちのタレントを使わせない」というジャニーズからの脅しがあったとして、そこまで重宝されるような人材が果たして事務所にいるのだろうか。嵐と岡田准一長瀬智也、井ノ原快彦、国分太一くらいでは。SMAPへの想い綴りたい。ASKAのブログはサイコホラー探偵小説みたいだ。文章にも引きがあって、グイグイ読んでしまったけど、なんだか脳にくるものがあり、危険ドラッグ指定です。ASKAにはこのブログを元にコンセプトアルバムを作って欲しい。曲名も「盗聴盗撮」とか「飯島愛」とか「覚せい剤」とかそのままでいいです。ブログを読む際のサウンドトラックとして、酩酊感の強い現状の最新作CHAGE&ASKA『DOUBLE』(2006)

DOUBLE

DOUBLE

をよく聞いた。「『DOUBLE』聴いたよ。素晴らしいアルバムだな」とASKAに伝えると、「当たり前じゃないか、心血注いで作ったんだ」と返ってきました。勿論、夢の話である。元ネタがわからないよ、という方は30歳前後のお兄さんお姉さんに聞いてみるといいと思います。ゲス極騒動に関しては、もう書く事ないです。THE YELLOW MONKEYの復活はうれしいです。

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浅いファンなのでトニー・ヴィスコンティがプロデュースした「プライマル。」が1番好きだったりするのですが、あの曲のサックスが菊地成孔だったの知らなかった。かっこいい。後「カナリア」と「so young」もとても好きです。



先週から仕事始めでヘトヘトになりながらも、千川びーちぶで漫才ライブを1本観る事ができた。メイプル超合金、Aマッソ、ウエストランド、エル・カブキ、インデペンデンスデイジャイアントジャイアン、ザ・パーフェクトなどの注目株に加えて、まさかのPOSION GIRL BANDまで参戦。豪華なライブで、ビーチブが満員。この日1番驚かされたのは、インデペンデンスデイの漫才の仕上がりで、全フレーズが面白かった。インデペンデンスデイ久保田のツッコミから感じられる異様なお笑いへの熱心さは、貪欲に他の芸人の良さを吸収している感じで、三四郎小宮やウエストランド井口を全時代のものにしてしまうような勢いがある。ポスト三四郎なんてものが登場する時代が早くもやってきたのだ。Aマッソ、ジャイアントジャイアン、ザ・パーフェクトはライブシーンを一気に突き抜けてブラウン管(死語)で観かける日が遠くないのでは、と思わせてくれるポテンシャルと華のようなものがあるなー。



金曜日は仕事後に渋谷Bunkamuraに駆けつけ、アルノー・デプレシャン『あの頃、エッフェル塔の下で』を観る。
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絶品。ポール・デダリュスは増幅する。貴方も、私もポール・デダリュスだ。久しぶりにフランス映画を観たら、かつ丼が無性に食べたくなってしまったのだけど、まともな店を探すのも労なので、「かつや」で500円のかつ丼をかっこんだ。3連休前の金曜日なので少しだけ開放的な気持ちになったので、家より手前の駅で降りてコリン・ブランストーンのソロデビューアルバム『一年間』を聴きながら歩いた。全曲大好きなアルバムだが、6曲目「Mary Won't You Warm My Bed」の素晴らしさにこの日は参ってしまったな。

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ちなみに今年最初に観た映画はDVDですと『海街diary』でした。
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改めて傑作。女優の顔にあたる光を観ているだけでも素晴らしい。タナソーさんがこの映画の冒頭のカットをゴミ呼ばわりしていたのですけど、あれはどういう意図だったのだろう。長澤まさみの足を執拗におさえたカットから始まるのですが、お色気で客を釣った、とでも言いたいのだろうか。この映画が長澤まさみの”足”からしつこく始まるのは、死者の存在が色濃く物言うこの作品において、私が撮るの生者ですという監督の意思表明ではないだろうか。また、山登り、サッカー、自転車、階段掃除といったこの映画の印象的なシーンを支える”足”であるからして、足から映画が始まっていくあのカットは決してゴミではないと思います。



土曜日。天気がいい。1月というのは1年で1番天気がいい月なんじゃないかって思う。というのも、雨の日のお正月というのが記憶にないからなのだけど、調べてみるときっとそんなお正月もあったに違いないので、調べないでおこう。スーツをクリーニングに出し、パン屋で朝食にクリームパンを買って食べ、洗濯物を干してからいざ横浜へ。ルノアールで時間をつぶして、STスポットへ向い、ロロ『校舎、ナイトクルージング』を鑑賞。感想は後でまとめて書こうと思いますが、本当に心から素晴らしかった。本屋さんでロロ主催の三浦君がTwitterでオススメしていたミランダ・ジュライ『あなたを選んでくれるもの』を購入した。

三浦くんが面白いと思うものなら、何でも触れてみたいなとか思っていたりします。上演前に公演説明をする三浦くんの動きがカラクリ人形みたいで最高でした。



日曜日。なかなか起きられず。お昼におにぎり屋さんで買ったおにぎりを乃木坂46のMVを観ながら食べた。準備を済ませて町屋に出掛けてナカゴー『暴れ馬/レモネード/コーキーと共に』を観た。正直ちっともおもしろいと思えなくてショックだ。先日、大いに感銘を受けたほりぶんの『得て』ではあんなにも練られていた鎌田氏の台詞がまったく冴えていなくて、これはさすがに乱筆なのでは、と心配になってしまった。劇団のアイコンである篠原さんがいないのに、篠原さんがやるとしか思えない役が出てくるのも謎でした。急きょ出られなくなったのでしょうか。とても気になったのが、「ナカゴーは最高に笑える」という評判が先走り過ぎていて、ちっとも可笑しくないシリアスなシーンでもずっと「グフグフ」と笑い声をあげているお客さん。言葉は悪いですが、凄くバカっぽいな、と思った。クサクサとしたので、池袋西武で行われていた「うまいもの展」に参列し、うなぎ弁当と串カツを数本買って帰宅した。またしても乃木坂46のMVを観ながら食べる。最近、伊藤万理華さんがとても好きなので、以後お見知りおきを。伊藤万理華さんと斎藤飛鳥さんが並んでいるととても良くて、「13日の金曜日」と「あらかじめ語れたロマンス」のMVがMY BESTです。
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MV集、それなりのお値段はしますが、4枚組で8時間越えという超ボリュームで、映像自体のクオリティも非常に高いので、最近購入して良かったものの1つだ。レイトショーで『クリード チャンプを継ぐ男』を観る。
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泣くわ、こんなもの、という感じ。最高。映画を観てこんなに胸が熱くなったのは久しぶりかもしれない。『ロッキー』は6本くらいあるので、全部観るのは面倒くさいという方は1作目だけ観て、後はwikipediaであらすじを押さえておけばOKな気がします。1作目は凄く好きで、こんなに繊細な脚本を何十年も前に若きスタローンが書いていたのだな、と驚きます。どことなく坂元裕二的である。誰もいないスケートリングとかしかるべきタイミングで通過する電車とか、エイドリアンとロッキーの零れ落ちてしまっている感じとか。そういえば、2015年のBEST MOVIEをやり損ねているけども、まぁいいかという気もしています。『ハッピーアワー』を観ない事には2015年の映画を終えられない。明日も休みなので久しぶりにリアルタイムで『乃木坂工事中』を観る。続けて『欅って、書けない?』という番組が放送している事をこの時初めて知って、すぐさま毎週録画を決めた。10月から放送していたらしいので、完全に不徳の致すところである。しかし、司会はハライチの2人でやって欲しかった。岩井がかわいそうだ。岩井はやればできる子なはず。土田さんのMCはバナナマンと比べてしまうのは酷だが、いささか力が入り過ぎていてから回っている印象だ。欅坂46の無料ライブの応募が行われていたので、すぐさま応募したけども外れた。残念。磨かれる前の原石、観てー。



月曜日。早起きして自転車で出掛けようと思っていたのだけど、結局昼前まで寝てしまう。お昼をいつもの中華屋さんですまして、自転車で石神井~吉祥寺周辺をブラブラして、喫茶店でケーキを食べて帰宅。喫茶店でデヴィッド・ボウイの訃報を知り、オロオロした。

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夜は『クレヨンしんちゃん オラの引越し物語 サボテン大襲撃』

をDVDで鑑賞。期待したほどではなかったが、それなりに面白かった。脚本が『スペース☆ダンディ』で面白いと思った回を必ず執筆していたうえのきみこである。キラーサボテンと町興しの関係性が、完全に原発の暗喩で、さすがシンエイ動画だ、と思いました。火曜日から金曜日にかけては、真面目に仕事して、まっすぐ家に帰り、本を読むか松本人志『スーパー1人ごっつ』を観るかしていた。珍しく活字に飢えていて、ミランダ・ジュライ『あなたを選んでくれるもの』を読み終え、保坂和志カンバセイション・ピース』と穂村弘『求愛瞳孔反射』を読み直しながら、セサル・アイラ『文学会議』にも手を伸ばしている。
カンバセイション・ピース

カンバセイション・ピース

求愛瞳孔反射

求愛瞳孔反射

文学会議 (新潮クレスト・ブックス)

文学会議 (新潮クレスト・ブックス)

乱読である。『カンバセイション・ピース』に出てくるベイスターズと横浜球場の描写が大好きで、そこだけは何度だって繰り返し読みたい。村上春樹もいつか、スワローズと神宮球場をひたすら描写する小説を書いてやくれやしないか。こんなブログタイトルにしておきながら、穂村弘の歌集なり詩集を読むのは学生以来なのだけども、良くて驚いてしまった。思わず2回読み返した。



土曜日。起床して、横浜へ。隣駅から電車で1本とは言え、やはり遠い。早めに着いたので先週行かなかった中華街でランチを嗜んだ。中華街ってどういうわけか冬に行きたい。それはやっぱり肉まんや小籠包の湯気が起因するのだろうか。牛バラ飯で有名という「愛群」という店に少し並んで入ったら、美味しくて大満足。
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元町中華街は外れの店も多いので、うれしい。美味しい店を常に3つくらいは把握している男になりたいものですね。「愛群」はその素朴な店構えからしてとても美味しそうだった。先週に続いて、ロロ『校舎、ナイトクルージング』を鑑賞。やはり、すんごいいい。良すぎて泣いちゃったなー。ずーっと面白くないですか?退屈なシーンが1秒もない。私の書く力の至らなさで、感想文に役者さんの素晴らしさを記しきれていないのだけど、本当に全ての出演者さんが良いです。超絶完璧です。亀島さんの将門が本当に大好きなので、3作目にも出て欲しい。望月彩乃さんの演じるああいう役、最高だ。島田桃子さんの「嫌われがちだー」と北村恵(ワワフラミンゴ)さんの「のんきじゃん」が妙に好きで反芻してしまう。大石将弘(ままごと)さんの窪塚は最強だった。いい声だ。鑑賞後、新宿に移動。喫茶店で休憩してルミネで『笑い飯・千鳥の大喜利ライブ』を観た。いやー楽しかった!千鳥ノブのまわしとツッコミは天下一品であります。早く東京でもMC番組持って欲しい。あの年代で№1では。大悟は前日食べた牡蠣にあたったらしく、顔面蒼白。本調子ではありませんでしたが、回答はキレまくっていました。笑い飯の2人はライブだととにかく人が良い感じというか優しさが滲み出ていて超好きだ。ゲストのダイアンもうれしい。千鳥に続いてダイアンまで奪ってしまうのは関西方面の方に申し訳ないが、もっとダイアンをこっちで観たいものです。ゲストのさらば青春の光のフリートークの面白さにもうなりました。帰宅して、深夜に再び『パディントン』を超レイトショーで観に出掛けた。
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つまらなかった。イギリス映画の乏しさの象徴みたいな映画だ。この題材でこの中途半端な脚本で満足してくれるな、と強く憤る。いつ映画が始まるのだろう、という感じだった。私に言わせれば、パディントンが駅のホームにポツリと座らなければこの映画は始まらないはずである。最初の20分は本当に無駄。せっかくの家のセットの面白さもカメラワークもひどくて観ていられないし、そもそもパディントンがかわいくない上に、生理的に気持ち悪いシーンが多い。クリス・コロンバスの黄金期のような映画を期待していただけに、本当にがっかりだ。



日曜日。『ハッピーアワー』を観に行くつもりが、前夜の夜更かしで今までにない眠気を感じ、断念。そして引きこもりを決意し、ずっと家に閉じこもっていた。『笑けずり』や『一人ごっつ』観たり、本や漫画読んだり、焼きそば食ったり、音楽聞いたり、これはこれで悪くない休日でありました。最近読んだ漫画は

プリンセスメゾン 1 (ビッグコミックス)

プリンセスメゾン 1 (ビッグコミックス)

あたりです。『フードファイタータベル』ですが、作者は新境地と書いていましたが、自己模倣にしか見えず、その強烈な筆致の劣化に悲しさを覚えた。『プリンセスメゾン』は超絶オススメ。
hiko1985.hatenablog.com
テレビでは、言わずもがなの月9と木曜時代劇の『ちかえもん』に期待。アニメは『おそ松さん』しか観ていないのだけど、最新回の「トド松のLINE」がバナナマンの往年の名作コント「secretive person」みたいで楽しかったです。夜中に乃木坂46伊藤万理華さん主演の『アイズ』というホラー映画を観た。
アイズ [DVD]

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結構おもしろいぞ、と観ていたのだけど、最終的にどういう話かわからなくなってしまった。幽霊というよりは人間の怖さに重きを置いている映画のようで、高校教師役でキングオブコメディの高橋さんが出演していた。完全にお蔵入りじゃないか。伊藤万理華さんの演技は良よかったです。