青春ゾンビ

ポップカルチャーととんかつ

最近のこと(2015/05/1〜)

GWもあっという間に過ぎ去ってしまった。部屋の窓を全開にしておきたい気候の心地よさも、すぐに梅雨の湿気に変わってしまうだろうから、今の内に存分に楽しんでおきたい。GWは自転車で出掛けたり、ライブや芝居を観に行ったり、満喫。先週の土曜日は雨が降りそうだったので、のんびり過ごす。お昼に近所の中華屋でカレーを食べた。
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小麦粉でトロトロなカレー。正しき街中華カレーだ。お値段は500円。美しさとはこの事か。ちなみにこのお店のオムライスはこんな感じ。
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このお店、年配の夫婦でやられているのですが、いつも『後何年やれる事か」と零している。街中華に後継者はいないのか。



日曜日は自転車で出かける。三鷹でままごと『わが星』の再々演を観賞。前回観たのが4年前。変わらぬ強度がありました。観劇後、コメダ珈琲で茶をしばいてから、新宿に移動。かもめんたるの『ふくライブ』の後継イベント『かもめんたるコントライブイン茶会記』に参加してきた。非常に近い距離でかもめんたるのコントを拝める貴重な機会である。お客さん参加の企画コーナーがなかなかドープで、「フェイクドキュメンタリーなんでは?」と疑ってしまうレベルでした。複雑な自意識をエンターテイメントにまで昇華してくれるのはかもめんたるだけで、彼らのコントを観ていると本当にうれしくなってしまう。ライブ後はふくライブ同様、かもめんたるとお客さんの座談会のような形がとられていたのだけど、ややこしい自意識ゆえに待機している時とか退出のタイミングとか色々考えていたら気絶しそうになったので、参加せずに帰る。この日は日差しが強かった。まだ5月だし、と日焼け止めを塗らなかったので、全員が真っ赤に焼けていた。火傷みたいに赤い。毎年5月の紫外線を見くびっている。



5月に観たものメモ。HAPPLEのサークルサウンズでのワンマンショー。前回に続き、本当にいいライブでした。異常なまでに高いホスピタリティ精神(フリーフードのプルルタ食堂、美味過ぎでした)と、それでいてお客さんとベタベタし過ぎないHAPPLEの距離感が心地よい。サポートが加わり、5人編成になったHAPPLEの演奏は実にタイトでグルーヴィー。楽曲の良さも底抜けです。新曲群はブライアン・ウィルソンがヒップホップビートを獲得したかのような驚きがあります。ceroの六本木でのフリーライブを観た。野外でのcero。サウンドは風に散っていくものの、BREEZIN'にクールな演奏でした。まさにサマーソウル。
youtu.be
六本木から麻布十番に移動して、浪花屋で焼きそばとたい焼きを頂く。老舗中の老舗で、ド定番ですが、やっぱり美味しい。
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店頭でたい焼きを買うと待ち時間が結構あるので、2階に上がって喫茶で注文するのがオススメです。その後、恵比寿に写り、さくら学院の転入式を観る。まさかの最前列でトロけました。4人の卒業生が抜けて、たった6人になってしまったさくら学院に不安もあったのですが、何のその!最高学年になった大賀さんが、そのポテンシャルをパフォーマンスでもトークでも炸裂させている。おおいに空回りしていきそうな所も含めて楽しみです。そして、磯野さんの会長就任うれしい。ちばあきおの『キャプテン』で最後に近藤がキャプテンに就任したのと同じ感動がありますね。ちなみに私は昨年度からこっそりと倉島颯良ちゃんを推しています。こちらがオウガさんと颯良ちゃんです。
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よろしくお願い致します。最前で観てみると、颯良ちゃんはダンスの時とか凄いいい表情になっていて、ビックリしました。新入生6人加入には驚きましたが、これからむちゃくちゃ盛り上がっていそう。そういえば、書き忘れていたけど卒業式も観に行きました。


中野で観た『ベストエンタ』も最高でした。豪華な出演者でしたが、ランジャタイと湘南デストラーデの漫才二本が飛び抜けて面白くて、痺れまくった。2015年は完全にこの2組のものかもしれない。ランジャタイのこのひの漫才、妹の食べてるラーメンの器に飛び込んでアワアワしているくだり、最高。文字にしても何の事や。終演後、回転寿司を適当に食べて帰ろうとしたら、ランジャタイの2人がいたのでサインを貰おうとしたけど、書くものも何もなかった。「いつでも書きますよ」と爽やかな2人でした。ヤーレンズの楢原さんとメイプル超合金のなつさんと一緒に歩いていったわけですが(なんて胸踊る組み合わせ!)、コンビが一緒に群れてるの珍しい。お笑いライブでも後ろの席に2人が見に来ていた事もある。仲いいんだなー。


最近観たDVD。『STAR WARS』の新3部作を観ました。

オビ=ワン・ケノービが中間管理職な感じでかわいそうで、かわいくて大好きです。ケノービって名前もいい。しかし、エピソード1から3までのシス卿の策略というか脚本、むちゃ良くできているのだけど、一気に観ないと、どういう事だったのか理解できない程度の複雑さはあって、リアルタイムで観た時は、もしかしたら全貌を把握できてなかったかもしれない。年末には新作が観られるって未だに信じがたいな。間もなく新作が公開されるらしいので。スティーヴン・スピルバーグジュラシック・パーク』を観た。
ジュラシック・パーク [DVD]

ジュラシック・パーク [DVD]

演出のお手本集のような。ひたすらにハラハラドキドキさせられる。マイケル・マンの『ヒート』も『ブラック・ハット』公開に備えて観た。
ヒート プレミアム・エディション [DVD]

ヒート プレミアム・エディション [DVD]

3時間あるのでいつも観るのを躊躇してしまうのだけど、観始めさえすれば、ただただ極上の体験が待っている。永遠のマスターピース押井守は『THE NEXT GENERATION -パトレイバー-』撮る前に、100回くらい『ヒート』観直すべきだったのでは。



ラブレターズSIREN』、バイきんぐ『Jack』、ロバート『ベストコント作品集1998~2013』とコントDVDを3本。

ラブレターズのこの公演は観に行かなかったのだけど、前回の公演より数段おもしろくなっていた。バイきんぐの『Jack』は大好きで何度も観てしまう。ロバートのベストコント集も圧巻だった。秋山は新しいコードをお笑いにもたらした人だな、とつくづく痛感。昔のネタが特にやばい。その他に『カンニングの恋愛中毒』『THE VERY BEST ON AIR of ダウンタウンのごっつええ感じ』『東野・岡村の旅猿 プライベートでごめんなさい…』の大好きな矢部っち回も観た。前にも書いたけど『カンニングの恋愛中毒』のスギちゃんの性体験エピソードまじで面白いから観たほうがいいです。後、鳥居みゆきとブレイク前夜のバイきんぐの面接が最高です。カンパニー松尾の『Bisキャノンボール』も観た。一緒にハマジムの柳井監督の新作も借りて観た。女優さんが歩くのが早くて、食べるのも早い、っていう所を収めているのが、よかった。最後にどついたるねんのライブ映像が3曲分くらい流れた。



ヤクルトが5月に入って急失速。首位から最下位へ。1軍に希望が抱けないので、戸田球状まで2軍の試合を観に行きました。2軍とは言え、プロの球をバックネット裏くらいの近さから観られるのは痺れる。しかも、この日はヤクルトの先発は由規!制球はよくなかったけど、だいぶいい球投げていたので、オールスター明けくらいには戻ってくる事を期待したい。藤井と川崎は1軍で観たいと思った。ちょっと前まで大観衆の前で投げていた杉浦がボール拾いとかやっていて、結構驚きました。早く戻ってきてくれ!2軍ではコーチとして池山や土橋といったレジェンド選手の姿が拝めるのも非常に熱いですね。



最近想うこと。「雪印コーヒー入り牛乳」の少量サイズをセブンイレブンで見かけた。長年のベストセラー商品であるが、実は飲んだ事がないのだ。おそらく甘くてあの量は飲みきれないだろう、と思って手を出してこなかったのだけど、あの濃い茶色のパッケージがどうも心をくすぐる。スクールデイズの象徴みたいな所もあるし。学校とか塾で毎日誰か1人は飲んでいた印象ある。『寄生獣』の完結編でも、事件のあった校舎の前に「雪印コーヒー入り牛乳」がお供えしてあって、まじで細部にぬかりないな、と感心した。絶対に好きな味じゃないけど、今度こそ青春の味にチャレンジしてみよう。後、ほんとうにどうでもいい話なのですが、オリエンタルラジオの武勇伝あるじゃないですか。藤森が「凄い 伝説ベスト10」って言う所、ずっと「凄い!伝説ベスト10」という風に、いったん「凄い!」と感嘆してから伝説を紹介していく、っていう構成だと思っていたのですが、最近もしかして「凄い」は単なる伝説にかかる形容詞なのかな、とも思い始めてきて、いったいどっちが正解なんだ、と悶々としています。音的には「凄い」と「伝説」の間に拍があるような気もするし、伝説は元々凄いものだから、重複形容になると思うので、どうか「凄い!伝説ベスト10」が意図する所と信じたい。