青春ゾンビ

ポップカルチャーととんかつ

最近のこと(2013/09/10~)

三連休は長野の避暑地に旅立っていました。1日目はまず小淵沢を目指す。都内の国道がまず非常に渋滞しており、小淵沢に着いたのは結局16時あたりになってしまった。小淵沢での目的は1つしかない。『こぶダイニング』というレストランだ。今回は2ヵ月ぶりだったので、シェフもこちらを覚えており、「シンプルハンバーグとクレープだな?」とニヤリ。その通りなのだが、こちらは昼飯を食べ損なって腹ペコでありますから、シンプルハンバーグにチキンカレーもつけちゃう。ずっとここのカレーが食べてみたかったのだ。いや、厳密に言えば食べてみたいメニューはカレーに留まらない。ポークフィレカツやチキンソテーなどやビーフシチュー・・・他にもたくさんあるのだけども、やっぱりシンプルハンバーグを注文してしまう。

料理というのが、塩やスパイスなどの調味料で奏でる総合芸術である事を改めて思い出せてくれる。それでいて気取った所が全くないのがまた魅力だ。カレーも同様に素晴らしかった。複雑ながらポップ。この日はデザートにホットクレープにカスタードプリンも頂く。どちらも美味です。


7月にオープンして、ネットのおかげで続々と情報を仕入れてお客さんがやって来てくれて、「まだ夏が続いているみたいだよ」と、何やら詩的な表現で繁盛を語っていた。小淵沢から国道で2時間かけて軽井沢へ。


2日目。朝方は大雨が降っていたのだけども、部屋でボーっとしていたら止んだ。清々しいほどに晴れた。自転車で周辺をサイクリング。昼食は中軽井沢駅近くの「福幸亭」で評判のかつカレーを頂く。またしてもカレー。

鰻や天ぷらも出す和寄りのお店ながらカレーはクリームソースを垂らすなどの技が効いた欧風カレーだった。とんかつもなかなか美味しい。旧軽井沢でハムとソーセージとパンを買い、アウトレットをプラプラと眺めた。アウトレットで欲しいものを見つける事なんてほぼないと思っているが、何となく雰囲気が好きで行ってしまう。混んでいるので車だと駐車場所を探すのが面倒だが、自転車だと楽チンである。夜は「きりさと」というアウトレットの近くにある蕎麦屋でくるみ蕎麦を食べた。

ここのくるみ蕎麦は絶品なのだ。くるみペーストにめんつゆを淹れながら薄めていく変わったやり口なのだが、くるみがとにかく濃厚で、かくやチーズという感じ。蕎麦も美味しい。突然野球の話なのだけども、スワローズのバレンティンが56号、57号を連続で打ち、王貞治の記録を更新し、ライアン小川が14勝。最下位ヤクルトの最後の希望が同時に花咲いた日でもありました。



3日目は台風が通過したようで暴風雨。ひたすらダラダラしていた。朝ごはんは昨日買っておいたハムやパン。
台風といって思い出すのはおぎやはぎの番組。正確なのはちょっと忘れてしまったのだけど、

矢作「台風って一年で何号くらいくるもんなんだろな」
小木「だいたいね、巨人の仁志のホームランと比例するって話よ」
矢作「まぁ確かにだいたい20号くらいだけどよぉ」

みたいなやり取り。気づいたら台風は過ぎさり、気温は15℃まで下がっていた。カーディガンを着ても寒いくらい。どうやら寝ている間に国道も高速も通行止めになって渋滞で大変だったらしい。帰りの車で、スピッツの「夏が終わる」を聞いたのだけどとてもよかった。連休明けの憂鬱と戦いながら、眠りに着く。