青春ゾンビ

ポップカルチャーととんかつ

『ファンタくんのザ・なつやすみまつり!』 in 無力無善寺

無力無善寺でのザ・なつやすみバンドとファンタスタスのイベント『ファンタくんのザ・なつやすみまつり!』を観てきました。間違いなく、ザ・なつやすみバンドは充実期にある。4人の音が有機的に鳴っている。「かなしみは僕を超えて」という新曲はメロディー、歌詞、アレンジ、どこをとってもアンセムと呼ぶにふさわしい。何度も書いているのだけど、発表される新曲がことごとく素晴らしい出来栄えだ。今回のライブで初めて聞いた2曲もナイスだった。展開もアレンジも凝っているのに、佇まいは開けたポップソング。今1番いい曲を書いているソングライターはMC.sirafuと中川理沙の2人である、と断言してしまいたい。人口甘味料の使われていない、純度の高いポップソングでありながら、「みんなのうた」や映画主題歌のようなスケール感を持ち合わせている。片想いのオラリーさんが「ドラえもんの映画の主題歌になって欲しい」とおっしゃっていた。本当にそう思います、そういう歌です。後、これはアルバムが発売されて歌詞カードをじっくり読んでから書きたいのだけど、ザ・なつやすみバンドの曲は、物事の距離を縮めてくれる歌だと思います。何言っているかよくわからないと思いますが。