青春ゾンビ

ポップカルチャーととんかつ

岡村靖幸と神聖かまってちゃんの『ちゃんちゃん2マンライブ』

岡村靖幸神聖かまってちゃんの『ちゃんちゃん2マンライブ』を新木場スタジオコーストで観てきた。岡村ちゃんを生で観るのは初めて。下半身が重そうだったけども、サウンドの腰に来るバキバキ具合もかっこよかった。

東京ベイべ、なんかヤバい事や地震が起きたらどうするんだよ、俺に何が言えるんだよ?
そんなだったらさ、たくさんイチャイチャしたい!

本当のデンジャラスロマンスは自分たち次第なんだよ、わかってんでしょ?具体的に説明すると・・・

と言ってなんとも言えない中途半端なダンスを披露するという鉄板ギャグを2回やってくれたのがうれしかったです。
やっぱり岡村ちゃんダイスキ!




まぁ、しかしこの日は神聖かまってちゃんだった。あんなにご機嫌な、の子を観た事がない。本当にこのバンドは彼の精神次第なんだな。初披露という、これぞオルタナティブポップチューンな「2年」が凄まじくいい曲だった。ルーズな演奏も素晴らしい「自分らしく」「いかれたNEET」、そして圧巻は「ぺんてる」の演奏。更に間に挟まれた即興の語り。

僕は大人になりました。今も現在進行形で大人になってしまっているのです。だけど、俺は、あのときこの曲を作った頃の俺を思い出すために(この曲を演奏する。そうすると)あのときに帰れる気がするのです

これにはすっかり感動してしまった。だって、ハイロウズ「14才」へのアンサーではないか。

あの日の僕のレコードプレーヤーは 少しだけいばって こう言ったんだ
いつでもどんな時でもスイッチを入れろよ
そん時は必ずおまえ 14才にしてやるぜ

ポップミュージックにはこういう時の流れの一方通行な不可逆性に抗う力を持っているのだ。そう考えると46歳岡村ちゃんのあの滑稽なダンスも抵抗であって、やっぱり強力なポップミュージックなのだ、と感じ入った。