青春ゾンビ

ポップカルチャーととんかつ

最近のこと(2026/10/1~10/5)


今年は1回も「最近のこと」を更新できていなかったので書く。10月分の思い出を全部書こうと思ったけども、仕事が忙しかった中盤は記憶がほとんど残っていなかったので、はじめの5日間だけ書いてみようと思う。その前に少しだけ、今年を振り返りたい。


娘は春から保育園に通いだし、社会性を帯び、より人間らしくなってきた。保育園へのお迎えをして、家に帰るまでの道のりが涼しくなりだいぶ快適になってきた。夏は本当に疲弊した。しかし、3歳の娘と手を繋いで歩いて帰る時間、「過ぎ去ってみれば・・・」とかではなく、現在進行形で尊さがゴオゴオと押し寄せている。踊ったり、歌ったりしながら歩くし。風に揺れる木々を見て、「葉っぱが喋っているねー」とか普通に言うし。これくらいの年齢の子どもの言語感覚は最高だ。昼寝をさせようと頭から布団をかけると、「わー、夜に包まれたぁ!」と言う。「親にハマろうとして、さすがにやりすぎてないか?」と、わたしの中の岩崎う大(かもめんたる)が顔を覗かせるくらいに良い。う大さんと言えば、9月に放送された『マツコ&有吉 かりそめ天国』のファミリーロケが最高に楽しくて、家族エッセイ『家族コント』も読んでみたのだけど、これまた素晴らしかった。子どもが1から5歳くらいまでの時期を一生ありがたがって余生を過ごすのかな、とか思っていたのだけど、なんだかずっと楽しそうだぞ、と思わせてくれた。”家族“へのカウンターカルチャーが多すぎるので、まっとうに「家族っておもしれー」という表現もあってもいいように思う。あと、娘が星野源にハマっている。特に好きなのは、「時よ」「フィルム」「Family Song」「異世界混合大舞踏会」です。車で「Family Song」を家族3人で熱唱して、さすがに幸せなのでは、と思った。「好き」のMVを一緒に見ていたら、藤井隆と飯尾和樹に対して「この2人好きだなー」と言っていた。いい趣味している。続けて、藤井隆の「ナンダカンダ」を見せてあげたら、爆笑していた。


この夏といえば、ドラマ『Tシャツが乾くまで』だった。いや、なによりも中島歩だった。ドラマの後半は作家の伝えたいことが前景化しすぎ、破綻しているように感じてちょっとついていけなかった。作家の思考は、形式の中で勝手に零れ落ちてしまうくらいが好みです。5話で、蒼井優が机に粉チーズをぶちまけてしまうあたりや6話の回想編の松山ケンイチの佇まいが最高に良かった。なにはともあれ、毎週金曜日を楽しみに過ごせたので、いい思い出です。そして、中島歩だ。元々好きでしたが、時代とチャンネルが合っていく感じにゾクゾクした。異常な量のメディア露出を追いかけまくりました。これが推しというやつか。『人生最高レストラン』とか『日曜日の初耳学』とかはじめて観ました。いっぱい出てましたが、やはり『爆笑問題日曜日サンデー』『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』『中島歩のオールナイトニッポンZERO』のラジオ3本が格別によかったですね。雑誌とかチェックしてしまっていて、どんな服も似合うし、音楽の趣味もかっけー。最近はJeff PerkerやNils Petter Molvaerなどを愛聴しているらしい。あと、細野晴臣の「Close To You」のカバー(『Heavenly Music』収録)!わたしもなぜかこの夏めちゃくちゃ聞いた。あとは、北村英治『ハッピー・クッキング』とか鈴木弘『キャット』などの日本のジャズやカーネーションやBad Bunnyをよく聞いてしました。『バッハの音楽的宇宙』という本を読んだので、バッハを演奏している名盤とされているものをたくさん聞いた。



今年は9月になるとかなり秋らしくなった。暑かったけども、ここ数年の残暑が酷すぎて、“秋らしさ”のハードルが下がっている。月見バーガーと秋刀魚があれば秋。あと、白茄子をはじめて食べたのですが、美味しくて驚いた。トロットロのジュワジュワ。じっくり焼いて、ポン酢・バター・にんくに・かつお節を適当にかけて食べるのがおすすめです。9月は『ブレイキング・バッド』と『いつか、無重力の宙で』をチビチビと観ていたのと、山田稔明『pilgrim』がサブスク解禁されたのでたくさん聞きました。あと、『爆笑問題カーボーイ』がずっとおもしろくてうれしい。太田夫妻がカラオケ行く話、好きです。飲茶楼のCM曲「飲茶楼で、めちゃうまかろう」(少年ナイフ)が太田さんの作詞とは知りませんでした。わたしの中では飲茶楼と言えば、モーニング娘。で、ノベルティでキーホルダーがついてくるから、めちゃくちゃ集めていました。『有吉クイズ』(大好き)でこたけ正義感が、2000年公開のモーニング娘。主演の映画のタイトルは?というクイズを出題していて、誰も答えられていなかった。こたけ正義感、同世代だな。ピンチランナーじゃん!なっちが「わたし、走る!」って叫ぶ予告たくさん見かけたじゃん。押尾学も出ていたじゃん。



娘は『ブルーイ』と『おさるのジョージ』を観過ぎてやや飽きてきて、今は『パンどろぼう』と『パウパトロール』に夢中だ。『ブルーイ』は一緒になって楽しめたというか、親のほうがハマっていたくらいなのですが、『パウパトロール』のおもしろさはまだよくわかっていない。娘はスカイが好きらしいです。カラーがピンクなので。関西弁喋っているラブルというブルドッグのキャラがいるのだけど、オリジナルではどういう扱いなのだろう。ときに、「犬のおまわりさん」って日本の童謡だけども、世界的にも“動物の警察”は犬なのだろうか。警察といえば、『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』には本当にビックリさせられた。真に腰が抜けるほどつまらないのはこっちだろ。連ドラ版(最高!)から映画4本を全部観直して挑んで、さすがに14年ぶりならそれなりにエモく、おもしろくなっているかなと思ったら、しっかりと裏切られた。映画公開にあたって、織田裕二主演の『お金がない!』がFODやTVerで観られるようにあったのはうれしかった。わたしはあのドラマの織田裕二が歌う主題歌「OVER THE TROUBLE」がとても好きなのだ。あと、カップリング曲の「ひたすらな君だった」もなかなか良いです。作詞は戸田暢美。織田裕二の狭い歌唱音域を愛している。



読んだ本でおもしろかったもの。上田信治『成分表/偽マキロン・哀しみについて』、直江政広『甘い泡のような記憶』、川北省吾『親書 世界現代史-なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか』、半藤利一と宮崎駿『腰抜け愛国談義』、岩松了『岩松了戯曲集』、若林正恭『青天』、若林正恭×國分巧一朗『帳の向こう』、鶴見俊輔『太夫才蔵伝 漫才をつらぬくもの』、益田ミリ『ツユクサナツコの一生』、清野とおる『壇蜜』1~3巻、近藤聡乃『ニューヨークで考え中』5巻、三栄版の水島新司『ドカベン』16巻(最高!!)、ひうち棚『見てないと しょうちしないよ』1巻、荒川弘『鋼の錬金術師』『黄泉のツガイ』あたり。忘れているものありそうですが、全部おもしろかった。あと、宮沢賢治と江戸川乱歩と村上春樹を何冊か読み直した。『夏帆』も読みました。『木村伊兵衛のパリ』とか『桑原甲子雄 東京昭和十一年』とか昔の写真集も何冊か買った。そして、買って積んだままになっている本が無数に。



あと夏くらいからジムに通い出した。かつての自意識であれば、絶対に無理だったのですが、もうおじさんなので平気でした。最初は週3くらいのいいペースで通えていたけども、ここ最近は週1~2回をウロウロしている。筋トレ中や有酸素運動中に音楽とかラジオを集中して聞けるので、けっこういい。身体に変化は特に感じていませんが、健康診断で去年悪かった数値が全部改善していました。でも、それは毎朝サバ缶の水煮を食べていたおかげな気がします。わたしのSNSはサバ缶と筋トレの情報しか出てこないのですが。「Xの“おすすめタグ”が邪悪過ぎて見てられない!」って怒っている人をよく見かけたけども、あれって自分の写し鏡なんですよね。


10月1日木曜日

『路傍のフジイ』の完結巻をもう一度読み直す。フジイとの別れにしっかり寂しくなって、出会えてよかったと思えた。誰も漫画にしてこなかった領域を普遍的に仕上げていて、わたしの中で、永遠のマスターピースとなりました。いくらでも続けられそうなのに、スパっと終わらせたのもかっこいい。『路傍のフジイ』を読むと中村一義が聞きたくなる。『金字塔』を聞いてから、その影響元であろうTony MacaulayによるEdison LighthouseやFlying Machineなどの楽曲を聞いた。Tony Macaulay、大好き。生活の設計の新曲「週末にたどりついて」が最高だ。往年のSMAP(それこそ戸田暢美が作詞の)の都市生活者のくたびれと喜びを描いたようなフィーリングがある。生活の設計は春先に京都でライブがあって聞きに行ったのだけど、ナイスなライブバンドぶりでした。名盤『長いカーブを曲がるために』のアナログも買いました。


この日は妻が遅番だったので、夜は娘と2人。保育園に迎えに行き、ごはんを食べさせ、お風呂に入り、寝かしつけ。


ヤッホイのコント「お医者さんパスタ」を流しすぎていて、わたしが「お医者さんパスタ」とつぶやくと、「お医者さんが家で作るパスタ」と娘がかぶせてくれるようになった。「お医者さんパスタ」はAztec Camera「All I Need Is Everthing」にイントロを流し続けているのが最高におもしろいのだけど、ヤッホイは出囃子にも「Oblivious」を使用しているらしく、心に“Knife”を忍ばせてやがる。わたしもいまだにThe BEACH BOYS『Pet Sounds』、Prefab Sprout 、Aztec Cameraを頭の中に住まわせている人間なので、断然応援である。


10月2日金曜日

Spotifyでニューリリースをチェック。佐野元春「シグナル-名前のない混沌」、aiko「あなたの花の色」に魂を揺さぶられる。佐野元春はいつだったわたしのアイドルだ。森七菜の新曲「カフェ・オ・レ」が、クレジットを確認しなくても、わかる濃すぎる“あいみょん”印で笑ってしまった。AIにあいみょんの音源を学習させて作ったみたいな曲。もちろん、いい曲ですが。「これ、AIじゃね?」に疲れている。エンタメ系の感想がAI文法そのまま投稿されていることへの嫌悪感が強い。人間の生の思考と文章で抗っていきたいけど、それすらも食われていくのだろうか。でも、職場でAIに傾倒して、生成画像ではしゃいでいるのってほとんど40オーバーのおじさんなのだけど、AIって本当に流行っているのでしょうか。


仕事の移動中はヘビーローテーション中のTinashe『Popstar』とリリースされたばかりのThe Beatles『Rubber Soul』の2026mixを聞いた。空気階段の水川かたまりが子の生まれた喜びを表すために「In My Life」をラジオで流していたことを、聞くたびに思い出す。あと、更新されたばかりの『岡野陽一の肉の塊』をチェック。このラジオは妻が最も愛聴している番組で、ステッカーが欲しいので送るメールを考えてくれと頼まれているのだけども、そういったものを生み出す筋力がわたしにはない。そもそも、わたしは肉ではないし。異様にこの番組に入れ込んでいるので、妻はたぶん肉。岡野さんがジュリエットと『Friday』に撮られていた。なんかおしゃれなパンツ履いていてショックでした。


妻が通院で遅くなるので、今夜も娘と2人。金曜日のお迎えは遅い時間になってしまうので、帰りにスーパーに寄って、お惣菜を買う。揚げ物が好きな娘にはコロッケを買おうと思っていたのだけど、「この串に刺さっているのがいい!」と強く主張してくるので、彼女にとって人生初の焼き鳥。焼き鳥はとても気に入ったらしく、残さずに食べた。コロッケと言えば、『おかあさんといっしょ』の10月の歌「コロッケこれっきゃない!」は素晴らしい。折坂悠太のペンなのだけど、姫田真武(天才)っぽさも感じる。娘は家族3人でいる時より、父と2人きりののほうが素直で聞き分けがよくなる。気を使ってくれているのだと思う。寝る前に「ちょっとふざけていい?」と聞いて、ひとしきりベッドで飛び跳ねたり、歌ったりするのがおもしろいです。


10月3日土曜日

週明けに東京で会議があるので、妻に交渉し、土曜日からの東京入りの許可を得た。ひさしぶりのたっぷりとした一人時間にウキウキしてしまう。新大阪駅の売店で「水了軒」の八角弁当を買い、ホームで新幹線コーヒーを購入。浮かれている。八角弁当は大阪名物の駅弁で、中島みゆきの好物と聞く。「大阪でのコンサートを終えた後、水了軒のお弁当をホテルの自室で食べるのが楽しみ」とMCで発言したらしい。大観衆のステージを降り、ホテルで静かに慎ましいお弁当をつまむ中島みゆきの姿を想像するとなにかグッとくるものがあって、八角弁当に地位を高まっている。八角弁当は煮物中心の地味なお弁当で、若い頃の自分であれば「煮物で米が食えるか!」とちゃぶ台をひっくり返していたと思うのだけど、歳を重ねた今はたいへん染みます。大阪駅で駅弁買うなら、「御菓子司 絹笠」のおこわ“とん蝶”もオススメです。


新幹線に揺られながら、江國香織『落下する夕方』を読み進めた。三宅香帆のYouTubeチャンネルに加藤千恵が出演していて、オススメしていたので。大学生の頃に江國香織の小説はけっこう読んだので、『落下する夕方』も読んだような気がするのだけど、あまり覚えておらず。あらすじも読ませるけども、なによりディティールの描写が良い。執拗に登場するセブンアップとか。ポッドキャスト『朝井リョウ・加藤知恵 信頼できない語り手』を愛聴しているのだけど、まだ両者の著作を手にしたことがないのが気にかかっているのですが、その距離感もおもしろいので、もうしばらく温めてみようと思う。


昼過ぎに東京駅に着き、そのままスーツケースを引きずりながら実家へ。わたしのスーツケースにはダウ90000の事務所「カニバブル」のステッカーが貼ってあります。最寄り駅のファミリーマートで、Tシャツと靴下を買った。わたしはファミマのコンビニエンスウェアを愛用している。TシャツはXLを洗濯・乾燥を重ねて縮ませると快適なサイズ感になります。靴下はお馴染みのラインソックスではなく、ショートソックスが好き。おろしたての靴下を履く気持ち良さは、気持ちいいことランキングでもかなり上位に入ります。実家に荷物を置き、母親の自転車を借りて街へ繰り出す。まずは高円寺に出向き、古本屋や古着屋を回った。新しくできていた「ダムブックス」という古本屋が品揃も良いし、リーズナブルな値付け。小島信夫『アメリカン・スクール』、高橋源一郎『ペンギン村に陽は落ちて』の文庫(それぞれ200円くらい)、と鈴木惣一朗が聞き手の細野晴臣『とまっていた時計がまたうごきはじめた』を買う。古着屋では、NIKE GOLFのナイロンアノラックを買った。ネイビーとベージュの切り替えしの配色がかわいかった。18時に飯田橋駅で待ち合わせて友人たちとごはんを食べる約束をしていて、まだまだ時間があるので世田谷方面まで自転車を走らせていたら、電動自転車のバッテリーがなくなってしまった。一気に鉄の塊と化す自転車。Googleマップによると、ここから電車で飯田橋へ向かうと50分、自転車で向かうと60分とのだったので、頑張ってそのまま漕ぎ続けることにした。絶対に誤った選択だとわかりながら。桜新町→駒沢→三軒茶屋→渋谷→青山→皇居→市ヶ谷→飯田橋と大都会を鉄の塊で横断。道玄坂や皇居の坂道はさすがに無理で、自転車を降りて推し進める。風の冷たい気持ちいい気候だったが、汗だくになった。結局到着まで80分くらいかかってしまう。しかし、無事に飯田橋駅で友人と落ち合うことができ、「おけ以」で餃子を食べ、「南印度料理 TOKYO BHAVAN」へ梯子。たっぷりの有酸素運動で腹ペコだったので無限に食べられた。「おけ以」の餃子もうまかったが、とにかく「南印度料理 TOKYO BHAVAN」が衝撃的でした。イチジクにヨーグルトチーズをかけた前菜からマサラドーサ、ナンもライスも何を食べても旨かったが、なによりバワンマトンマサラの強烈な旨味に感動。「今まで食べたマトンのカレーで1番美味しかったです」と店員さんに伝えるほどに。人見知りのわたしが!食後に、夜のデニーズでひとしきりダべる。20年以上の付き合いの友人たちと、いまさら「好きな果物」の話をしてしまった。最近のわたしは断トツでイチジクが1位なのですが、「それはかっこうをつけすぎている」と言われます。「好き果物」の話は、わりと盛り上がるのでたまにするのだけど、6割の人が桃か梨と答える印象があります。ファミレスを出て、再び鉄の塊を漕ぎながら実家に帰った。帰宅が遅くなり、いい歳して母親から怒られた。10代、20代の頃にやっていたようなことを、ひさしぶりに全力でやれてうれしい。しかし、東京はどこまで行っても、人に溢れていてすごいです。


10月4日日曜日

朝起きて散歩。涼しかったので、この旅行のために買ったOutilのバスクシャツを着る。着慣れた服で出かけるほうがいいと思うのだけど、旅先では新しい服を着たくなってしまう。ブラウンとアシッドライムのボーダーバスクシャツで、とても派手だ。アシッドライムなんて普段は買わないのだけど、Charil XCX『Brat』の気分を引きずっているのです。『Music,Fashion,Film』も好きですが。散歩のままに喫茶店に行き、パソコンで沖田修一監督の『さとこはいつも』について書いた。とても好きな映画だ。恐るべき新人・姫野花春、最高。黒田大輔と宮部純子の夫婦も良かったな。折坂悠太と柴田聡子による主題歌「シミレ」も素晴らしい。沖田作品の『おらおらでひとりいくも』と『子供はわかってあげない』も観直した。『Tシャツが乾くまで』を観て、蒼井優は田中裕子みたいな女優になれるのでは、と思ったのだけども、『おらおらでひとりいくも』ですでに田中裕子の若い頃を演じていたのだった。ブログを書き終えて、昨日買った『とまっていた時計がまたうごきはじめた』を読む。おもしろい。大滝詠一が亡くなった時期の対話集なのだけど、大滝くんとアルバムを作るのを手伝いたかったと言っていて、泣く。あと、大滝詠一が『A LONG VACATION』を出す前に、細野家に車でやってきて、今度は俺がメインストリームに行くぞ、と宣言しに来たという話もグッときた。


昨夜引退試合をしたヤクルトスワローズ石川投手のセレモニー動画を観て、涙腺爆発。わたしにとって石川はヤクルトスワローズとイコールである。とても寂しいが、必ずやスワローズのユニフォームに再び袖を通してくれると信じて。2026年のスワローズは、前半は1位の時期もありましが、最終的にはドラゴンズと最下位争いの5位でした。山野の覚醒と奥川の復活はうれしかったし、来年は澤井、西村、田中、松下、ニキータがスタメンに常駐してほしい。それでも結局、山田哲人が好きなわたし。


この日は実家を離れ、池袋「サウナかるまる」を宿とする。荷物の出し入れをしたかったので、カプセルタイプではなく、ホテルタイプのコンパクトシングルにした。広くはないが、清潔で快適。チェックインしたついでにサウナに入る。蒸サウナと薪サウナ、最高。昨夜の疲れを癒し、神保町に出かけた。「ミロンガ」か「ラドリオ」で珈琲でも飲もうと思ったが、行列していたので諦める。何軒か古本屋を覗き、なぜか一大観光スポットと化している「矢口書店」で、倉本聰のテレビドラマ脚本集『うちのホンカン』『6羽のかもめ』『前略おふくろ様』の3冊セットを買う。めちゃくちゃに重たい。幡谷駅に移動して、「Equal」でフレンチクルーラーを買う。高くて美味しいフレンチクルーラー。でも、わたしはミスタードーナツではフレンチクルーラーはあまり注文しない。2個頼むということであれば、オールドファッションorシナモンオールドファッションとハニーチュロもしくはエンゼルクリームです。学生時代からの友人たちと「タイ料理 ミャオミャオ」でディナー。小さなお店だけど、人気でとても混雑している。どの料理も美味しかったけど、ドリンク注文催促がしつこくて、その印象が強く残った。軽くサウナに入ってから寝る。熟睡。


10月5日月曜日

少し早めに起きて、朝風呂に入ってから営業所へ。「サウナかるまる」での宿泊、正解。ビジネスホテルに泊まるより安いのに、サウナ入り放題でぐっすり眠れる。お昼に東池袋「バロッサ」のチキンカレーを食べる。スープタイプのカレーはあまり好まないのだけど、ここの本当に美味しい。パスタやハンバーグも美味しいらいしのだけど、いつもこのチキンカレーを頼んでしまう。長丁場の会議を終えて、駅に向かっていると芸人さんがライブの呼び込みをしていて、なんとなくチラシを受け取ったら、元・浜口浜村の浜村凡平太だった。浜口浜村は誰も観たことのない漫才を発明し続ける大好きな漫才師だった。2014年頃にやっていた『三四郎・浜口浜村・ドリーマーズの3組のライブ(仮)』はたぶん全部の回に通った。思わず「浜村さんですよね!」と声をかけてしまった。とても驚かれていた。


家族の大好きな鳩サブレを買うために、西武百貨店に寄る。なんかしばらく見ないうちに変わっしまったというか、ほとんど電気屋になっていて、迷った。鳩サブレが『VIVANT』 とコラボした商品を出していて、素朴でかわいいのがミソなはずなのに、ブランディングを間違っていやしないかと思ったけども、保守的なお菓子ということなのでしょうか。会社の人と『VIVANT』の話をすると時、わざと“ヴィヴァント”って言ってしまう。西武のBENTOステーションで「津多屋」ののり弁を買った。めちゃくちゃひさしぶりに食べたけども、全部のおかずがしみじみと美味い。茶色くて地味なのだけど、わたしの中でNo.1お弁当。池袋駅にパンどろぼうがいた。帰ったら、娘に自慢しよう。新幹線では適当にパソコンを叩いたり、本を読んだりして、過ごす。疲労困憊だ。