坂元裕二脚本、満島ひかり主演連続ドラマ「Woman(仮)」7月スタート
今年の夏ドラ日テレ水10枠で坂元裕二脚本『Woman(仮)』がスタートするとのニュースに狂喜乱舞しております。久しぶりに大袈裟に興奮しました。『最高の離婚』から1クールしか空けず、次の作品を観られるとは。坂元裕二の創作活動の脂が乗り切っている感じなのでしょうか。しかも、主演は満島ひかり!!!シングルマザー役を満島ひかり!更に田中裕子、小林薫、谷村美月、二階堂ふみという期待のキャスティング。しかし、日テレですか。タイトルの感じからしても『Mother』の制作陣なのでしょうかね。なんと裏番組は『ショムニ』だそうです。負けないで欲しいものです。面白いのは2013夏のドラマ、『最高の離婚』と同じ木10枠で、織田裕二がシングルファーザーのドラマで主演をするのよね。
てっきりこっちが坂元裕二脚本だと思ってたんですよね。言わずもがな坂元裕二と織田裕二は『東京ラブストーリー』『ラスト・クリスマス』『太陽と海の教室』など、キャリアを共に進めてきた仲。名前も同じ「裕二」で更に共に1967年生まれの46歳なのです。織田裕二キャリア転換期となる初の父親役でフジテレビ木10ときたら、脚本坂元裕二の可能性高そうではないですか。しかし、なんと坂元は同じクールでシングルマザードラマ。脚本家と俳優、フィールドは違えど、裕二対決、見物です。
さてさて、坂元裕二と満島ひかり言えば、『それでも、生きてゆく』です。双葉役へのオファーで一度断られたにも関わらず「どうしても、満島さんで」と坂元裕二が熱望したというエピソードもインタビューで語れております。安孫子武丸とのインタビュー(http://www.excite.co.jp/News/reviewmov/20120221/E1329755091036.html)、おもしろいので必読です。そして、同じく『それでも、生きてゆく』主演の瑛太は2013年春ドラの『最高の離婚』で主演をはっています。『それでも、生きてゆく』の洋貴(瑛太)を「AV」というワードで『最高の離婚』の光生(頭を触る癖も一緒)に、双葉(満島ひかり)を「子育て」というワードで今回の『Woman』の主人公に転化させているのではないか、なんていう妄想を繰り広げてしまいます。もちろんそれは「転生」とか「パラレルワールド」とか「アザーストーリー」とかそういう大袈裟なものでなく、作家の魂みたいなものの話で。で、もう1回2人を出会わせて欲しい。いや、坂元裕二は出会わせるのではないか、という気がしています。『Woman(仮)』のその次の作品も既に期待なのです!