青春ゾンビ

ポップカルチャーととんかつ

最近のこと(2011/08/01~)

あてもなく あてもなく 獲物を探すよ狩人
感じてる 感じてる お互いがそばに居ること
津波 風 嵐 雨を願い祈る人に
月は満ちラピスラズリ明るく照らすよ航路を
お互いの お互いの強さをしっかり掴みたい
荒れ果てた街からも優しい手紙が書けるように

ふと歌ってみた小沢健二「すぐに会えるかな?」が改めて名曲過ぎてうれしくなった。とても軽やかな曲調で歌われているので、聞き流してしまいそうだが、めちゃくちゃ大きい歌だ。


先々週のめちゃイケで27時間を編集してくれてて助かる。矢部の「サッカー部時代の(先輩、後輩)の関係に戻ってきましたね。あの人の表情とか、優しさとか」に涙しない90年代育ちはいるのか。矢部の完走してからの「おもしろったよね?」がかっこよすぎた。おぎやはぎ爆笑オンエアバトルのDVDを観直す。

爆笑オンエアバトル おぎやはぎ [DVD]

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高校時代にこのビデオを見て、あまりに衝撃を受けダビングしてクラス中に貸して回った思い出がある。「これが俺のおもしろいと思うことだ!」と。10年前の作品だし、古びてやしないかとちょっと心配になりながら見たのだが、ピカピカだった。大笑いした。


日曜日はライブ三昧でした。阿佐ヶ谷rojiにてザ・なつやすみバンドの投げ銭ライブ。ceroの高城さんとるみさん(高城さんのお母様)でやられている、cafe&barなのですが、まず空間として素晴らしい。お酒が飲めたら入り浸りたくなるのも納得です。寒い冬に夜中に珈琲を飲みに行くのも素敵だろうな。とにかく何といっても高城さんとるみさんの人柄が素晴らしい。周りに人が集まってきて、場を作りあげたりする人っていうのはああいう方たちなのだろうな。インディーズシーンにとって大事な場所の一つなのだと実感させて頂きました。オープニングアクトはその高城晶平。一人でフラっとカジュアルに歌い出しても、音楽が香り立つ凄み。


そして、ザ・なつやすみバンド。書き忘れていたけども、この日はrojiから人が溢れるほどの大盛況。ライブハウスではないので、いつものスケール感ある音とはもちろん違う。中川さんがピアノでなくギターで演奏などアレンジが変わった曲、更には新曲も披露。ザ・なつやすみバンドはしっかり空間の作れるバンドだ。雷雨の中での演奏もドラマチックでした。最この日の投げ銭はアルバム製作費に充てられるとのことでたくさんの寄付が集まっていました。これでアルバムが年内に出るぞー!



続いて、下北沢シェルターに移動して、昆虫キッズ。シングル「裸足の兵隊」のレコ発という事もあって、ライブハウスで見かける顔が勢ぞろいしていた。久しぶりにロングセットリストで見る昆虫キッズ。聞きたい曲がたくさん聞けてうれしい。1番好きなバンドですが、2枚目のアルバムが出て、この後昆虫キッズは何かやれるのか、疑問を抱いた時期もあったのが正直なところ。しかし、「ASTRA」「チャンス」「裸足の兵隊」と言った新曲が見事にネクストレベルに到達している。もう、スピッツラルクもDEER HUNTERも飲み込んで、何か大きなものを魅せてくれそうなのだ。

みんなが思ってる自分と僕が思ってる自分との摩擦から生まれそうな新しい自分を探りながらやれました(中略)おはよう、グッドラック。次の階に行ってみます

というライブ後の高橋君のつぶやきが、とてもしっくりきた。しかし、高橋翔の奏でるギターは胸打つなぁ。ライブ後「どや、バンドやりたくなったか?」と言われた。一度でいいから言ってみたい台詞を、言わせてしまった。


この日はrojiの前に、吉祥寺PARCO屋上でスターダストの3B(芸能3部)に所属のアイドルのライブも観ました。寝坊してお目当てのえび中を見逃しましたが、司会が元ももクロ早見あかり。彼女のTシャツの色が青であった事だけは書き記しておかねばなるまい。私立恵比寿中学には前山田先生のペンによる「えびぞりダイアモンド」という名曲があるのですが、ライブの際のオタの合いの手が実に美しいのです。「あーいあいあいあいあい」もはや、新しいメロディ。