青春ゾンビ

ポップカルチャーととんかつ

2017-03-01から1ヶ月間の記事一覧

小淵沢「こぶダイニング」2017春

小淵沢に素晴らしい洋食屋さんがあって、ここ数年通い続けている。と言っても、東京から小淵沢というそれなりの距離があるからして、1年に1回行ければ、という感じなのだけども。そのお店は「こぶダイニング」という名前で、おそらく小淵沢の”こぶ”に由来す…

伊藤万理華(乃木坂46)個人PV 福島真希『伊藤まりかっと。』

髪を切るのは億劫だ。私の中で美容室もしくは床屋に行く、というのが”素敵な自分になること”とイコールで結びつかないからだろう。伸びすぎたから仕方なく切りに行く。それはもうほとんど排泄行為のようなものであって、お金を払ってかしこまってウンチをし…

最近のこと(2017/03/17~)

最近のことを書きます。先週の金曜日。この日も携帯なしの生活が続く。セブンイレブンがおにぎり100円均一セールをしていたので、いつもは買わないけども、お昼用におにぎりを買った。貧乏性なのでなるべく高いやつを、と普段160円くらいする鮭イクラのおに…

坂元裕二『カルテット』最終話

『カルテット』がついに終わってしまった。なんたる幸福な3ヵ月であったことだろうか。坂元裕二の最高傑作か否かという判断は観終えたばかりなので留保するが、間違いなく『それでも、生きてゆく』(2011)、『最高の離婚』(2013)という燦然と輝くマスタ…

最近のこと(2017/03/11~)

2月末にハーゲンダッツの華もちの発売が再開したのだけども、ウカウカしていたら「きなこ黒蜜」は売り切れていて、店頭には「胡麻くるみ」しか並んでいない。悲しみに暮れていたら、アイスの匠が、もっと安上がりにハーゲンダッツなんて余裕に超えるもの食わ…

坂元裕二『カルテット』9話

家森:別府くん、この映画いつになったら面白くなるの? 真紀:宇宙・・・出てこないですね すずめ:幽霊はどこにいるんですか? 別府:だから そういうのを楽しむ映画なんです 『スターシップ 対 ゴースト』という、2話で登場した『人魚 対 半魚人』に劣ら…

玉田企画『少年期の脳みそ』

玉田企画の演劇は徹底的にアンチドラマである。この『少年期の脳みそ』のあらすじを述べるにしても、「高校卓球部の合宿の一夜」としか言いようがない。その合宿の一夜で繰り広げられる出来事の細部は、とても”あらすじ”に要約することはできない。要約され…

ロロ+EMC feat.いわきっ子 in『演劇人の文化祭LIVE』

パルテノン多摩で開催された『演劇人の文化祭LIVE』で披露されたロロ+EMC feat.いわきっ子のパフォーマンスにとにかくもうガツーンとやられてしまった。なんとかこの感動を書き残しておきたい。しかし、その感想をこのブログに公開したとしても、それは不特…

最近のこと(2017/03/03~)

豚の生姜焼きが好きだ。生姜焼き定食、というのをメニューに見かけてしまうと6割方は頼んでしまう。サウナに併設されているレストランでのそれは8割にまで跳ね上がる。サウナの後に食べる生姜焼きが想像を絶する美味さであることは想像に難くないでしょう。…

坂元裕二『カルテット』8話

またしても心震えるような傑作回である。8話に到達してもなお、坂元裕二のペンが絶好調だ。例えば、「お義母さん!(駆け寄って)野沢菜ふりかけ」というギャグのようなシークエンス1つとっても、真紀(松たか子)にハグを期待してかわされる鏡子(もたいま…

高橋敦史『ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』

夏の暑さに耐えかねたのび太とドラえもんが、無限にかき氷を食べる為に、南太平洋に浮かぶ氷山に赴く。「大氷山の小さな家」(てんとう虫コミックス18巻)を導入にしているようだ。どこでもドアをくぐる前に、しっかりパーカーを羽織ってから氷山に向かうの…

ロロ『いちごオレ飲みながらアイツのうわさ話した』

われわれを分断するあらゆる差異。とりわけ学生時代においてそれは、暴力的なまでに、わたしたちを離れ離れにする。ロロ三浦直之が夢想してみせる学生生活では、そんな差異などあらかじめ存在しないかのような態度で、誰もが誰も無邪気に交じり合う。そのフ…

最近のこと(2017/02/25~)

エスパー魔美 1 (てんとう虫コミックス)作者: 藤子・F・不二雄出版社/メーカー: 小学館発売日: 2017/02/28メディア: コミックこの商品を含むブログ (1件) を見る『エスパー魔美』のてんとう虫コミック全9巻が再版される。装丁も新調されている。私は『藤子・…

坂元裕二『カルテット』7話

素晴らしい!!6話ラストの怒涛の急展開をして、やはり『ファーゴ』なのか!?と盛り上がっているふりをしながらも、満島ひかりの「だいたい7話くらいで坂元さんは・・・ちょっとねぇ」という愚痴に共鳴している自分がいました。しかし、7話においても決して…

堀北真希の引退に寄せて~東京メトロ広告における堀北~

海鮮丼を食べようとしている彼女の写真に無性に惹かれてしまったのだ。シリーズで続いている東京メトロの広告である。これまで堀北真希という女優にさほど興味は抱いていなかったのだけど、今や彼女こそが芸能界における最後の聖域なのでは、と盛り上がって…