青春ゾンビ

ポップカルチャーととんかつ

最近のこと(2016/03/02~)

最近のこと。3月にはいり気温がどんどん上昇中。花粉症もどんどんギアを上げてきます。軽い閉所恐怖症というか息苦しいのがどうも苦手で、これまでどんなに花粉が辛くてもマスクをつけずに素顔で挑んでいたのですけど、今年とうとう克服。外出時も仕事中もずっとマスクです。いや、ほんと、今さらなのですけど、マスクのあるなしでは花粉症の症状は全然違うので感動しています。鼻腔が腫れない!それとももしかして花粉症のやつ、まだ本気出してないだけでしょうか。最近よく聞いていたのは

フォー・エマ・フォーエヴァー・アゴー

フォー・エマ・フォーエヴァー・アゴー

インディゴ地平線

インディゴ地平線

くうきこうだん

くうきこうだん

特にどういう気分も反映されていません。後、やはりAnderson .Paakの2ndが最高。来日してceroと対バンして欲しい。ドラム叩きながらも歌えるのやべーです。



水曜日。記憶なし。たった1週間で忘れてしまう1日に意味なんかあるのだろうかなんて考えたりするけど、「意味のない事はない」ってよく耳にするのであるのだろう。間もなくリリースされるフジロッ久(仮)のニューアルバム楽しみだ。
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リードシングル「ワナワナ」のMVもご機嫌。サウンドやリリックに関して、モーニング娘。黄金期のフィーリングを意識しているらしく、イントロには「恋愛レボリューション21」の面影が。HEY!YO!



木曜日。爆発的な眠気をかかえながら、タランティーノヘイトフル・エイト』をレイトショーで鑑賞したら、かなりウトウトしてしまった。
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当然それなりに面白いのだけど、アメリカという国を語ろうとし過ぎていて、意味のなさが減り、映画が語りに喰われている印象だ。部屋をアメリカに見立ててしまうくだりは醒めたなぁ。いや、衣装とか美術とか役者の演技とか魅力はたくさんあるのだけども、やっぱりどうしてもこれを3時間近くかけてやられても・・・というのが最初にくるな。90分でやってくれたら文句なしに傑作だ。



金曜日。仕事後、高円寺でジグザグジギーの単独公演『shocker』を観る。うーん、物足りない。かもめんたるやシソンヌ(もしくは巨匠)を基準においてはいけないとはわかりつつも、単独公演という形でネタを纏めるのであれば、何かしらの意思みたいなものを感じさせて欲しい。もしかしたら私が気付けていないだけかもしれないが、シングルをカップリング込みで発表した順に詰め込んだだけのアルバムみたいだった。座・高円寺2は観やすいので好きな箱だ。隣がとてもお笑いなんて好きそうにない派手目のおねーちゃん達で、「事務所のチケットのバラまきか?」と訝しんでいたら、ライブのチラシを観ながら「やばっ、これ脳みそ夫出るじゃん」「あんた、好きだよねぇ~」という会話をしていたので謝罪したい。脳みそ夫の勢いを肌で感じました。鑑賞後、「天下一品」で久しぶりにこってりラーメンを啜る。
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想像していた倍はこってりしていて、胃がもたれた。しかし、高円寺店はやはり濃く旨い。



土曜日。洗濯物がやたらと溜まっていたので、洗濯機を2回転回、そして干す、干す。電車に乗って、三鷹へ。玉川上水沿いを散歩して『三鷹の森ジブリ美術館』に入館しました。恥ずかしながら初めて行ったんですけど、何から何まで素晴らしいですね。「動き始めの部屋」と「映画が生まれる部屋」にガツーンとやられた。宮崎駿はアニメーションどうこうの前に”知”と”動”を兼ね備えた比類なき映画作家である事を思い知る。知的好奇心を刺激され過ぎて、興奮に煽られ、彼の仕事部屋に収納されていた本を数冊購入してしまった。何たる影響の受けやすさ。宮本常一『日本文化の形成』を読み進めているのだけど、面白いです。

日本文化の形成 (講談社学術文庫)

日本文化の形成 (講談社学術文庫)

もののけ姫』や『のび太の日本誕生』を理解する上での副読本にもなりそう。『幽霊塔へようこそ展 ―通俗文化の王道―』もむちゃくちゃ面白くて大興奮、パンフレットを購入してしまった。江戸川乱歩宮崎駿のコラボレーションなんてもう涎が止まらないわけですが、宮崎さんは、乱歩からどんどん遡り、漱石チェーホフまで内包していく。『カリオストロの城』を例にあげての、縦の映画と横の映画についての講釈にも痺れまくりました。
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ロボット兵を写真に収めるくらいのミーハーさも出しつつ、最終的にショップでは『紅の豚』のポルコのピンバッチをコートの胸に付けたらクールなんじゃなかろうか、というよくわからない幻想と格闘し、何とか踏みとどまりました。藤子・F・不二雄ミュージアムもF先生が御存命の内に作られていれば、もっともっと楽しかっただろうなぁ。吉祥寺の混雑を横目に「バサラブックス」を少しだけ眺め、水道橋に移動して「野球かわいい展」を覗き(かわいかった!)、神楽坂まで足をのばし、老舗「紀の善」でクリームあんみつを食べた。
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「紀の善」のクリームあんみつと言えば、乃木坂46の人気カップリング曲「他の星から」
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のラストカットで西野七瀬さんが頬張っているあのあんみつなわけでして、神聖な心持ちで口に運びました。

法律がどう変わってもいい
「紀の善」のあんみつ食べられればそれ以上の贅沢は望まない

と歌われる「他の星から」ですが、歌い出しからして冴えてる。

飯田橋の駅を降りて気付いた
いつもと同じだけど私にはわかるんだ
昨日までの地球とは違うこと

秋元康ワークスを見つめ直す必要性を感じています。小雨が降ってきたので急いで帰宅して、洗濯物を取り込む。ぎりぎりせーふ。テレビをつけて侍JAPANの台湾との強化試合を眺めていたら、ヤクルト勢が大活躍を見せていたのでほくそ笑む。小川、秋吉が仕上がっているし、中村もナイスリード。OP戦でもついに打線が爆発。坂口と山崎のセンター争いが熱い。成瀬、今年は期待していいのでしょうか。奥村、廣岡の事が気になり過ぎるので、戸田の試合も観に行きたいなー。夜は『最高の離婚』をDVDで1話から観直す。

最高の離婚 DVD-BOX

最高の離婚 DVD-BOX

改めて、嘘みたいに面白い。『最高の離婚』も全話レビューしておけばよかった!全ての台詞が面白いではないか。「あなたを盗み見ていました」という結夏の手紙に涙。名文過ぎる。光生が毎年ノートに書き連ねているという「好きな動物ベスト10」のくだりもいつ観ても声が出てしまう。光生のファンキーモンキーベイビーズいじりも好きだが、「あの頃の未来に僕らは立っているのかな的な」という台詞も最高。坂元さん冴えまくっている。瑛太尾野真千子もしくは瑛太真木よう子のやりとり、永遠に観ていたいです。高畑充希なんかにはしみじみと「あぁ、うまいなぁ」と思ってしまうのだけど、『最高の離婚』のメンバーにはそれすら感じさせない自然さがあって、円熟というか年の功というか。『最高の離婚』や『それでも、生きてゆく』の1秒の隙もない台詞の充実は、つまる所、瑛太なのだな、という気がしている。瑛太坂元裕二に魅力的な脚本を書かせる。満島ひかり尾野真千子もそう。やはり次に期待するのは、ここらへんを一堂に介しての坂元裕二による朝ドラであろう。実際やるとなったら、もっと若い女優で、という話になっていくのだろうけど、なんとか抗って本当にやりたいメンバーでやって欲しいものです。『最高の離婚』にモブとして出演し続けたケチンダコチンが先日、解散を発表した。寂しい。ちなみに磯部涼さんにそっくりな「けいたまん」は芸人を続けるそうです。



日曜日。暖かい風が吹き荒れる。食器とミキサーをもらいに久しぶりに実家を訪れた。あまりに荷物が多くなってしまったので、帰りはタクシーに乗った。『いつ恋』のせいで、タクシーに乗るのをより躊躇するようになってしまった。タクシーの運転手が「今日は田舎者が多いな、素人がっ」と道路状況に悪態をついていました。帰宅後、あまりの風の暖かさに部屋で少しまどろんでから近所のシネコンに出掛け、子ども達に紛れながら『ドラえもん 新・のび太の日本誕生』を観た。
hiko1985.hatenablog.com
のび太かわいそー」とか「怖い!」といったかわいい声が劇場内に響くのを聞きながら観るドラえもん映画は最高だ。映画の最後にドラえもんが「みんなー楽しかったぁ?」と聞くのだけど、ちゃんと「楽しかった―」と返す子ども達。かわいい。私は子どもの時でさえ、その呼びかけに応えられないタイプだっただろう。実家から強奪したコンビーフで炒めモノやハッシュドポテトを展開し、それらをつまみながら『R-1ぐらんぷり2016』を楽しむ。ハリウッドザコシショウ優勝おめでとうございます。決勝に選ばれた時点で、いくんじゃないか、という感じがしてましたが、完全勝利でしたね。びーちぶで打ち上げの写真がネットに上がっていて、バイきんぐの西村さんとか錦鯉のまさのりさんが泣いている姿が映っていて、グッときまくった。ときに、これは揶揄でも何でもないんですけど、『R-1ぐらんぷり』の会場のお客さんっていつもあんなにお笑いマニアでしたっけ。コシショウの田村正和のモノマネに「待ってましたぁ!」みたいな悲鳴が上がるのに驚いた。ルシファー吉岡が敗者復活で、ついに決勝の舞台に。審査員から1票ももらえませんでしたが、むっちゃ面白かったですよ!かっこよかったです。マツモトクラブ、おいでやす小田、横澤夏子もしっかりしたいいネタを披露していた。小島よしおとサンシャイン池崎のクレーバーさを必死に隠して道化に徹する姿も好きだ。



月曜日。帰宅後、ご飯を食べながら『乃木坂工事中』『欅って書けない?』を観る。乃木坂メンバーは本当に面白いなー。欅坂にも早く覚醒して頂きたい。今の所、化ける姿の想像がつかない。そして、『いつ恋』と『SMAP×SMAP』へのcero出演である。月曜日からフルコース。疲れを癒すも、興奮でドッと疲れた。
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ceroのアルバムがオンラインで軒並み売り上げ1位に上昇らしい。テレビが凄い、SMAPが凄い、と色々あるようですが、今回のケースに関しては1番凄いのはSMAPファンだと思います。彼女(もしくは彼)らの教育が行き届いている感じはすげぇです。ちゃんとお金を落とす感じとか。ceroファンもSMAPのアルバム聞きましょう。お風呂で読書をして、寝る。



火曜日。どうにもやる気が出ない1日でまいってしまった。タワレコフジロッ久(仮)のニューアルバムを敦子のポーズでフライングゲット

超ライブ

超ライブ

おじさんが店員の手際の悪さに激ギレしていた。確かにタワレコの池袋店は手際が飛び抜けて悪い。何かいい対策はないものか。とりあえず、アーティスト側はどうでもいい購入特典を控えてあげたらどうだろう。あれがタワレコのオペレーションを破壊している。ポスターとかポストカードとかクリアファイルとかバッチとか、好きなアーティストのものでも、正直そんなにいらないんだよなー。僕だけでしょうか。帰り道に飲んだダイドードリンコの「うまみブレンド」という新作、なかなか良かった。
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甘い缶コーヒーはめったに飲まないのだけども、ジャケ買い。いい青と赤。味のほうも、フルーティーさが嫌な感じに突出せずに珈琲と調和している。うん、これはいいです。帰り道、ジャイアンツ終了のお知らせが。主力と呼んでいいだろう高木(京)投手まで野球賭博に手を染めていたらしい。これは相当まずい。ナベツネも辞任。これはまだまだ出てきそうだなー。スワローズも在京の球団なので不安はあるのですが、信じます。帰宅してご飯食べながら、録画してあった『家族ノカタチ』と『ちかえもん』を観る。両方ともどんどん良くなっている。『ちかえもん』は最終回だったのですが、凄く良かった。確かにこの近松門左衛門を演じられるのは松尾スズキしかいない気がする。鼻水をたらしての熱演、グッときた。お風呂に入って、『超ライブ』を正座して1周聞いた。いや、これはちょっともうバッチリなのでは!むちゃくちゃ感動した。名盤、名盤、超名盤。今年最初のマストバイであります!



水曜日。雨。なのに花粉を感じる。目がかゆい。『いつ恋』8話の感想書く。全話マラソン、かなり息切れしてきた。感動したものを上手く掬いとれないと悔しい。個人的に好きなエントリーは5話と7話です。小沢健二とか藤子・F・不二雄とか自分の原点を詰め込めたのがうれしい。後2話かー。唐突に文房具の話。個人的に1番綺麗な字が書けるのはuni-ballのシグノなのですが、書きやすいのはジェットストリームだ。職場では書きやすい上に持ち替え不要なジェットストリームの5機能ペンを使っているんですけど、持ち手のラバー部分が1年くらいで劣化してしまうのが難だなーと思っていた所、持ち手がピュアモルト仕込みの木製という商品がある事を知る。

Amazonならだいぶ割り引かれるので、購入してみた。確かにいい気がする。程よい高級感がちょうどいいのです。