青春ゾンビ

ポップカルチャーととんかつ

最近こと(2020/04/16)

麺類に飽きてきたのでお米をわしわしと食べたいのだけども、この家にお米がない。そもそも炊飯器がない。個人経営のお店でも応援しようと定食ランチを求めて外に出かけた。昨日よりさらに閉まっているお店が増えた気がする。そんな中、かれこれ5年は入っていない中華屋が営業していたので、回鍋肉定食を注文。どうにも味が濃いが、お米が美味しく食べられました。お会計を済ませようと鞄に手をやると財布がない。平謝りして家に取りに行ってきてもいいか尋ねると、「また今度でいいわよ。こんな時に来てくれるだけでうれしいから。また気軽に来てちょうだい」という店のおばちゃんの優しさに心撃たれ、全速力で家へと財布を取りに走った。応援どころか迷惑をかけてしまっている。息を切らして再び入店すると、「わざわざまた来てくれて、うれしいからこれあげちゃう」とハガキを手渡された。裏の駐車場でたまに見つかる四葉のクローバーを押し葉にしたものだそうだ。アンパンマンのイラストが添えられている。きっとお孫さんあたりが書いたに違いない。おばあちゃんを喜ばしてやろうと「アンパンマン、お上手ですねー」と伝えたら、「おばちゃんが書いたのよ」と返ってきて驚いてしまった。どう見ても、子どもの筆致なんだよな。あと、なんでアンパンマンなんだろうか、中華屋なのに。しかし、気のいいお店である。味はしょっぱいけど、また来ようと思う。ちなみに、このお店はおぎやはぎが高校時代に通っていたらしい。まだこの街に住む15年くらい前に、それを聞きつけわざわざ食べに来たことがあるのを思い出した。当時のわたしはおぎやはぎの熱心なファンだったのだ。おばちゃんに「おぎやはぎの2人も通ってたんですよね!?」と勇気を出して聞いたら、「あんま憶えてないんだけどねー。あなたのサインももらっておこうかしら。」と言われたのだ。そうか、あの頃から気さくだったんだな。

うしろシティの星のギガボディ』を聞いていたら、オープニングのLOSTのコーナーのがなりがすごく聞き心地が良くて、阿諏訪もやっと成長したかと思ったら、アルピーの酒井ちゃんだった。うしろシティのラジオもとても好きなのだけど、ラジオスターはちょっと格上で番組が楽しく飛び跳ねていた。ギターを始める理由がGLAYの「Beloved」を弾きたいから、みたいなセンスの良さにいつも嫉妬しながら笑ってしまう。

注文していた中憲人『雑な生活』が届いていた。ネットで読んだ「スーパーと生活」に感銘を受け、単行本化を待ち望んでいた1冊。営みへのまなざしと、人と人のそれが混じり合っていくさまをライトに描いていてパーフェクトだと思った。佐々木というキャラクターがとても好きなので、ぜひともドラマ化まで実現させて欲しい。

藤原啓治の訃報。ショックが大きい。野原ひろし、マース・ヒューズ、花本修司、樋口師匠・・・彼の声だからより好きになったキャラクターがいっぱいいる。『HUNTER×HUNTER』のアニメを観たことがないのだけど、レオリオの声も藤原啓治らしい。そうりゃそうだわ、という気持ち。就業時間終了後の10キロのウォーキングへ。けもの『めたもるシティ』を聞いた。

めたもるシティ

めたもるシティ

  • アーティスト:けもの
  • ヴィレッジレコーズ
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全曲すばらしいが、「tO→Kio(トーキオ)」と「Someone That Loves You」が特に好き。歩きながらお弁当を箸で食べている人を見かけた。珍しいな、と思った。一体どんな事情が彼にあるのだろう。駅前で、抱き合ってマスク越しにキスをしている恋人たちを見かけた。これぞ「コロナの時代の愛」だ、と思ったが普通にむかつきました。スーパーで買い物をして帰宅。しょうが焼きに挑戦してみた。わたしはまったく自炊能力がない。これまでなるべく包丁を使わない料理しかしてこなかったので、玉ねぎを包丁で切るのもほぼ初めての経験であるからして、ネットで調べながら切った。途中までレシピを読みながら作っていたけども、面倒くさくなり適当に仕上げてしまった。決して美味しくはないが、たしかにしょうが焼きだった。美味しい料理を作れるようになりたいので、少しずつ成長していきたいと思う。