青春ゾンビ

ポップカルチャーととんかつ

最近のこと(2020/05/26)

営業所に行きたくなすぎて、携帯のアラーム音を聞きながらベッドでうなだれる。実はこういうのってひさしぶりの感覚なのだ。営業に異動して最初の数ヶ月はめちゃくちゃキツかったが、なんだかんだでとても楽しんでいたのだなと、今になって改めて思う。また明るい気持ちで朗らかに出社したい。雨が降っていたので、地下鉄に乗って会社へ向かう。駅ビルに貼られた海原やすよ・ともこのポスターと目が合う。『THE MANZAI』で2回ほど漫才している姿を見ただけの彼女たちは、大阪では覇者であるらしい。この2人がどういう人達で、どうやって大阪で成りがっていったのかが気になってきたので、Wikipediaで調べてみた。なんでも、ココリコと水玉れっぷう隊と同期なのだそうだ。あれ、水玉れっぷう隊ってバイキングに改名してなかったっけ、と気になってリンクを飛んでしまったので、せっかくの”やすとも“を深く知るチャンスを逃しました。ちなみに、水玉れっぷう隊は2008年にバイキングに改名して、2010年に水玉れっぷう隊に再改名したそうです。

この日はひさしぶりに課のメンバーが全員揃った。知らない間に新入社員が1人加入していた。隣の席の巨漢の先輩は在宅ワークでさらに身体を仕上げてきたようだ。なんでも自宅にいると調子が良くて、朝だけで2合の米を平らげていたらしい。あとこの休み中に『鬼滅の刃』(集英社)を全巻揃えて読み耽ったとのことです。この人はなんだか幸せそうでいいな。わたしはと言えば、人と会話をする気力が湧いてこず、何を言われても一言で返して終わり。この調子で営業なんてできるのだろうか。かれこれ3ヶ月ほど営業回りをしていないので、やり方を完全に忘れてしまった。本来、社交性のない人間の急造営業マンだったので、休んでいればあっという間に元の引っ込み思案に戻ってしまう。

あの子は急速に力をつけてきた。
プレイから長い間離れてしまったら、それが失われていくのもまた早い。
この4ヶ月がまるで夢だったかのように・・・

という、『スラムダンク』(集英社)でのマネージャーの彩子が怪我をした桜木花道に対して放った台詞を思い出してしまいます。

この日は一日中会議で、退社時間には心底ヘトヘトになってしまう。ホテルに戻ると、そのままベッドで気絶するように眠ってしまった。数時間後に目が覚めて、起き抜けに「脱竹TV」を観た。岩見さんの団地チャレンジから観た後追い勢なのですが、南川とヒコロヒーの低音のトーンが色っぽくて好き。わたしもその気になれば、門真市の団地に住んで、団地チャンレジに挑戦きるのだな。明日は有給でお休み。不動産屋と共に家探しだ。明日で決めなくては、もうあとがないのである。そう考えると神経が昂ってしまい、眠れなくなる。iPhoneから小さな音でAlex Chilton『Electricity By Candlelight』を流して聞いた。ライブ直前に停電してしまい中止のアナウンスが流れた後に、ロウソクの灯りをたよりに突如実施された即興ライブ音源。お客さんも一緒になって歌ってしまう、大好きなアルバム。全曲有名ナンバーのカバーなのですが、Chet Bakerの「Let’s Get Lost」なんて特にいいのだ。