青春ゾンビ

ポップカルチャーととんかつ

最近のこと(2020/03/19)

空前の『ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ』ブームがわたしの中で巻き起こっている。このリバイバルブームは高校1年生の時にも発生し、徐々にその範囲を拡大させ、教室の机にタートルズのフィギュアを並べたり、ファミコンソフトを買い直してみんなでプレイしたり、最終的には教室で亀を飼うところまで行きついたのであった。あの頃に倣って、4月からの関西では亀でも飼って暮らしてみようかなという気分だ。

そもそもわたしはテレビ東京が1993年から95年にかけて放送していたアニメ版『ミュータント・タートルズ』(アメリカで1987年から放送開始した所謂“ファースト”もしくは“クラシック”である)の大ファンだった。この他に2回アニメ化され、日本でもテレビ東京で放送されていたらしい。1987年版はポップで明るいのだけど、絵柄はやはり日本のアニメに比べると異質で不気味というそのバランスの悪さに幼心に魅了された。シュレッダーを「サワキちゃ~ん」と呼ぶ、脳みそから手の生えたクランゲという強烈な印象を残したボスキャラはこのアニメ版のオリジナルで、オネェ言葉を話すのは吹き替え版のみなのだという。クリスマスプレゼントにタートルズのフィギュアをねだったこともあるし、友達の家に集まればスーパーファミコンの傑作『T.M.N.T. タートルズ・イン・タイム』(コナミ)に誰もが夢中であった。泉睦奥彦によるBGMもご機嫌であるし、「カワバンガ」といった決め台詞のヴォイス搭載もうれしかった。ボードのようなものに乗って水面を進んでいく面が難し過ぎたため、最後までクリアした記憶はない。『T.M.N.T. タートルズ・イン・タイム』の話をすれば、30歳前後の男性とはだいたい意気投合できると言われているので、営業所でもずっとタートルズの話をしていたら、早く帰れよ、と上司に怒られました。

木曜日だが、明日が「春分の日」で休みなので、気分は金曜日である。しかし、特にやることもないので、新体制サニーデイ・サービスのニューアルバム『いいね!』を聞きながら歩いて家まで帰った。傑作『Dance To You』と直結するような瑞々しさがあって、とても感動した。歩いていると、『餃子の王将』の看板が目に入り、と共にだいぶ前に放送されていた『マツコの知らない世界』(TBS)で天津飯の回があって、週5で天津飯を食べる“天津ハンター”の方がたいへん好感の持てるキャラクターだったことが思い出され、思わず入店してしまう。マツコ・デラックスが「何百回か食べてます」と豪語していた王将の天津飯はオーソドックスで美味しかったです。しょうゆ・甘酢・塩の3種の餡から選べるのは関東の王将だけらしいと知り、衝撃。とは言え、わたしは関西風の塩餡が1番好きなので問題ありません。

アメトーーク』(テレビ朝日)にラランドとしんぼるが出演していたので途中から眺めていたら、しんぼるはコンビだと思っていたら3人いて、しかも1人は産休中で実はカルテットで、そもそも今はしんぼるじゃなくて、ぼる塾と名乗っている、ということを知れました。ぼる塾で思わず検索したらYouTubeであんりちゃんが唐揚げ作っている動画が出てきてかわいかったです。しかし、ほとんどタートルズの話しか書いていないが、これははたして日記と言えるのだろうか。