大久保「Spicy curry 魯珈」の極上ハイブリット
2年前の八角旋風、1年前のビリヤニとの衝撃的な出会い。スパイス革命により、私の味覚は地殻変動を起こしている。世界の中心は台湾とインドにあり。とりわけ台湾のソウルフードであり、日本人の味覚にも最も適した魯肉飯にはもうメロメロ。日本でも、台湾料理屋やレトルト食品(最近ではイオンや無印でも販売されている)などを食べ散らかしてみたのだけども、どうにも台北の屋台で食べたような理想の魯肉飯には出会えない。いや、そもそも魯肉飯って見た目や味にブレがありすぎるんですよね。特にレトルト系はひどい。調べてみると、かつて渋谷や六本木に「髭鬚張魯肉飯」という台湾のチェーン最大手店が進出しており、安定した魯肉飯をいつでも食べる事ができたらしい。しかし、現在は石川県の店舗以外は撤退。天を仰いでいたさ中、「髭鬚張魯肉飯」でバイトをしていた方が、魯肉飯を看板メニューとしたお店をオープンしたという情報を発見。しかも、その店主はインド料理の名店「エリックサウス」
- ジャンル:インド料理
- 住所: 千代田区紀尾井町1-3 東京ガーデンテラス紀尾井町 2F
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- (写真提供:ぱお64)
- ジャンル:カレー(その他)
- 住所: 新宿区百人町1-24-7 シュミネビル 1F
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- (写真提供:自称独り者グルメ)
月〜土 11〜16時(火・木は15時まで)
火・木 17〜20時
定休日 日・祝
注文したのは勿論、ロカプレート(トップ画像のものです)。3種から選べるカレーはチキンをチョイス。更に、200円のプチカレーで、店主一押しの「ラムビンダルカレー」を追加しました。どちらのカレーもスパイスがガツンと効いており、一口で脳内がパッカーンと割れるような感覚。味覚のネクストステージである。ラム肉が苦手じゃない方は、ぶっ飛び具合重視でラムビンダルカレーがオススメ。そして、魯肉飯!ついに出会えたあの味。いや、あの本場の味に、より複雑なスパイスのハーモニーが加わっている。美味い、美味すぎます。カレーと魯肉飯のそれぞれ堪能したら、思い切って混ぜちゃう。添えられた煮卵、生野菜、アチャ―ル、マスタードオイル高菜なども一緒くたに混ぜることで、更に味覚はハイブリットに。インドと台湾は1つの国だったのだ。漬物を混ぜることで、ザクザクと食感も楽しい。いやはや。カレーと魯肉飯を両方出す、なんて突飛な発想が、ここまで美しい調和を魅せるだなんて。あまりの美味しさに魯肉飯をお弁当でお持ち帰りしました。勿論、単品でも抜群で「美味しいなぁ」と一人部屋で声が漏れました。魯肉飯は肉増しもできる模様。今回は並びませんでしたが、既に行列もでき始めているようで、あと数カ月でもっと凄いことになっていきそうです。スッと食べたいなら、今しかないかも。急げ―。