最近のこと(2015/06/27〜)
連日の雨降りですが、止んで欲しい時には止んでくれ、どうにか梅雨ライフを楽しめています。週末に紫陽花を観に鎌倉へ行ってきました。紫陽花シーズンという事もあり、大変混雑していて、長谷寺は入場制限の1時間半待ち。長谷寺は確かに眺望も良くて気持ちのいい寺だけども、そんなに待って入るのもアホらしいので、待ち時間のない明月院で紫陽花の色合いを堪能いたしました。生しらす丼と刺身を食べて、大好きな豊島屋の鳩サブレーをお土産に。鳩サブレーほどマスターピースと呼ぶにふさわしい銘菓があろうか。あのバターで攻めきった素朴な味わいは珈琲、紅茶、日本茶、牛乳・・・どんな飲み物とでもケミストリーを発してくれそうだ。5枚入りの手提げ袋もかわいい。あの鳩の形も他の数多の偽サブレーでは出せない良さがある。豊島屋は偉大だ。どんな会社なのか、ググってみたら、こんな記事が出てきた。昨年、運営費枯渇の為、由比ヶ浜などを含む鎌倉の3つの海岸の命名権が売りだされた。最低投資額100万の所を、豊島屋は1億2千万円で落札し、更には3つの海岸全ての名称をそのまま変えないという処置を取ったという。「サブレー浜」にする権利があったのに行使せず、慣れ親しまれた名前を残したわけです。何と言う鎌倉愛、これからも豊島屋を贔屓にしていきたい。さて、鎌倉と言いますと、『海街Diary』の舞台であります。『海街Diary』は『最後から二番目の恋』でもお馴染みの極楽寺駅がメインロケ地になっている。駅周辺500m内のいたる所に映画の記憶を散見できます。駅の改札やホームは勿論、劇中において何度も印象的に渡られる赤い橋、広瀬すずが雨宿りする軒先、綾瀬はるかが花火の音を見下ろす坂、綾瀬はるかと大竹しのぶが墓参りする寺、などなど。また、極楽寺駅から長谷駅までを散策致しますと、原作では覆面饅頭でお馴染みの和菓子屋「力餅屋」を見つける事ができます。今回は覆面饅頭ではなく名物の力餅を買って歩きながら食べたのですが、これが実に美味しい。甘過ぎない餡個が餅の美味さを引き立てます。
お昼ご飯に生しらす丼、夜ご飯にはカレーを食べるという『海街Diary』かぶれを決めさせて頂きました。一緒に行った友人達は全員『海街Diary』を観ていたので、散策しながらひたすらあの作品における加瀬亮の良さを熱弁したのですが、伝わりませんでした。「神様が考えてくれないなら、こっちで考えるしかないでしょ」と言って立ち上がった加瀬亮のシャツがズボンから余り出まくっている所が好きです。
6/28(土)に神宮球場にヤクルト対巨人戦を観にいってきました。度重なる怪我に泣かされたヤクルトのエース館山が2年ぶりにマウンドに戻ってくる日だったのです。1番好きな投手の復活登板、相手は憎きジャイアンツ、そして菅野投手。これは燃えないわけにはいきません。上半期1番の興奮だったと言っていいでしょう。攻防の度に、立ち上がって声を上げてしまうほど取り乱しました。館山は制球が定まらず、本来のピッチングではなかったものの、ランナーを背負いながらも要所を締め、試合を壊さなかった。それだけでもう涙だ。勝利投手の権利獲得目前で、同点に追いつかれ、降板となった時は胸が張り裂けそうでしたが、神宮球場全体が万感の拍手で館山を見送る。本当に復活おめでとうございます。その回に逆転を許すも、そのすぐ裏で館山の負け星をかき消す山田哲人の気迫の逆転の2ラン。こんなにうれしいホームランがあるでしょうか。ヤクルトの勝利の方程式を崩し、6回からオンドルセクを投入、更に8回途中から守護神バーネット投入、と良くも悪くもハングリーさに欠ける球団であるスワローズが館山復活の試合を本気で獲りにいっている。それに応えるようなバーネットのバット2本折りの気迫のピッチング。今年度のヤクルトベストゲームに数えられる事間違いなしだと思います。ちなみにセ界最強守護神のトニー・バーネット様はハリウッドスターレベルにかっこいいのですよ。顔ファン大歓迎なので、ヤクルトを応援しませんか!?「カープ女子」に対抗して、当初「ヤクルトレディー」という呼称を用意していたそうですが、ちゃんと没になり、「つばめ女子」に落ち着いたそうです。
先週の土日は完全に雨模様だったので、家でのんびりテレビやDVDを観て過ごした。録画してあった『ロンドンハーツ』のニッチェ江上のプロポーズ企画が素晴らしくて思わず2回観た。女芸人への真っすぐな肯定の言葉に思わず涙。ニッチェの2人の友情にも本当に胸が熱くなってしまった。ニッチェは個人的に生でネタを観た回数が1番多い女性芸人なので、思い入れも強い。見守るのが辺見えみりとかmisonoではなく、阿佐ヶ谷姉妹、たんぽぽ白鳥という布陣なのもとてもいい『いろはに千鳥』も相変わらず楽しい。シーズン4は間もなく終わりますが、シーズン5の撮影にもう入っているようなので安心です。何週か前に出てきた大宮のモノマネパブに出演していた山下達郎のモノマネさん「やまかつ」に注目していく必要がありそうです。
『響け!ユーフォニアム』の最終回は演出・絵コンテが山田尚子様。主要メンバーのみならず、モブキャラクター達に平等に光が当たる感じがよかった。シーズン2も多分決定しているはずなので期待しています。『長門優希ちゃんの消失』も後半の展開凄く良かった。『星を継ぐ者』を読み終えて消えていく長門の所とか、これがスピンオフのクオリティかよ!という感じでした。『ドラゴンボール超』1話も観ました。孫一家がお金に困っている話で切なくなりました。完全にビーデルのヒモであるご飯が特にやばい。しかし、完全に闇歴史として葬られる事が決定した『ドラゴンボールGT』の方が気合い入っていたような。初期のスペースアドベンチャーの感じ、今思うと結構よかったような気がするのだけど。『うしおととら』の1話もよかった。今月号の『りぼん』には『姫ちゃんのリボン』の新作読み切りが掲載されているらしい。まったく今は何年なのだ。エンタメ界の弾切れなのか、80年代生まれが幸福な子ども時代を過ごしていたのか。木皿泉の『Q10』を観直しているのですが、台詞の密度が凄まじくて、改めて震えまくっています。魂を削っている感じがする。木皿泉ドラマの長い感想って書いていない事に気づいて、書きたい気持ち高まっている。『ど根性ガエル』も河野英裕(プロデューサー)×狩野俊輔(演出)のコンビで、キャスティング的にも木皿泉の登板を期待してしまう。『泣くな、はらちゃん』とかよかったんですけど、岡田恵和はいくらなんでも働き過ぎで、当たり外れが大きい。それはさておき、『Q10』での前田敦子と高畑充希のかわいさ、佐藤健と池松壮亮のいい声ハーモニーやばいす。池松君のキャリアを眺めていたら、14歳くらいの時に細田守の『ONE PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島』(2005)で声優務めていてビックリした。
観たDVD。コメディを中心に適当に乱れ観た。『ミート・ザ・ペアレンツ』の1と2が楽しかった。
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その他、最近印象的だった事。立川吉笑の落語と山田稔明の新譜。こちらは別エントリーに書いていますので、ご参照ください。
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最近聞いている音楽。家にいる時はだいたいKamasi Washington『The Epic』を聞いている。
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