青春ゾンビ

ポップカルチャーととんかつ

最近のこと

。金曜日。電車に乗っていると目的地一駅前で突然、ただならぬ腹痛と吐き気に襲われ、毛穴という毛穴から冷や汗をかく。慌てて、トイレに駆け込むも吐き気は収まらず。何かの食べ物に当たったのかもしれない。顔を歪めながら仕事をこなしている内に治ってしまったので、予定通りライブを観に、渋谷ネストへ。Sugar Meという女性アーティストが歌っていた。最後の1曲しか聞けなかったのですが、ビートルズのコード進行とアレンジを模した楽曲にお洒落な感じに女性英語ボーカルが乗る。この日は久しぶりのザ・なつやすみバンドの東京でのライブ。改めて、なんていい曲ばかり持ち合わせたバンドなのだろう、と溜息が漏れる。とりわけ、最新の楽曲「(春)はどこへいった」の素晴らしさときたら。「めくらまし」などもそうだけど、aiko椎名林檎がたまに書くいい曲がと同じくらいの強度を持っていると思うので、それをあの感じ(どの感じだ)で鳴らされてしまうので、もう降参だ。ライブ後、また吐き気が復活したので早々に帰って寝る。



土曜日。三連休初日。起きたらすっかり回復していた。洗濯機を回して、朝ごはんを食べながら、録画したテレビ番組を消化する。『孤独のグルメ』は音楽がいい。だからなのか、食事の音もいい。不快なはずの咀嚼音すらいいのだ。咀嚼音は後録りかと思いきや、松重豊の実際の食事の音を拾っているらしい。『エビ中☆グルーバル化計画』の妙な面白さ、あれは何だ。たいした事やってないのに普通にゲラゲラ笑ってしまう。土曜日の深夜に7月から『ネリさまぁ〜ず』なる番組が始まっているらしいではないか。TBSから日テレに舞台を移してはいるものの、企画:大竹一樹×演出:水野達也の『神さまぁ〜ず』の系譜。『ロンドンハーツ』の狩野英考の映画監督ドッキリ面白い。天才的。三四郎の小宮さんもいつかこういった大掛かりなドッキリにひっかけてもらえるのだろうか。勘がいいからすぐに気付いてしまいそう。『おやじの背中』1話をやっと観たが、これはいい。岡田和恵が『最後から二番目の恋』の鎌倉を経て、小津安二郎のオマージュに挑戦している。もちろん、「父と娘」というあらすじ上でのオマージュでしかないわけだけども、水を汲むコーヒーポットに、『晩春』のあの壷を思わずにいられなかったりもする。松たか子の「生きづらい」感じ、よかったな。お昼休みのシーン泣きそうになった。雨が降りそうだったので、自転車は諦め、電車で移動。駒場東大アゴラにロロを観に行く。2回目。ちょっと泣く。三浦君の今回の脚本はとっ散らかっているようで、今までにないほどに緻密に絡み合っている。役者さんも全員よかった。駒場東大から渋谷まで散歩。近所の格安ホルモン屋に入ってみたら、不味かった。家で『ドリームマッチ2014』を半分だけ観る。ロバート秋山かもめんたる岩崎のコンビは夢のタッグだ。明日が早いので眠る。



日曜日。大学の友人の結婚式。逗子駅に9時半に集合というなかなかハードなスケジュール。2時間の電車の旅は山下達郎で過ごした。式場はオーシャンビュー。式も披露宴もとにかくセンスがよかった。まず、ご飯がとても美味しい。シェフが会場で調理していた。新郎さんは元ダンサーだそうで、Justin Timberlakeをクールに決めていた。映画もお好きとの事で、披露宴で流れるムービーも凄いクオリティの高さでした。RHYMESTER『It's A New Day』が泣けた。月曜日。近所のとんかつ屋でお昼。よく晴れていたので、自転車で吉祥寺までサイクリング。お茶をして休憩してから、ココナッツディスクへ。ジャケットがあまりにかわいかったのでsanm のカセットテープ『CASSETTE TAPES CLUB #1 』を購入。

100本限定中ナンバリングは30でした。テープが伸び切ってしまったかのようなダルダルのサイケメロウギターポップでなんとも言えずよかったです。怠惰な青春という感じだ。あと、山下達郎の『MELODIES』をアナログで買った。1番好きな達郎のアルバムなので、あらゆる形態で持っておきたい。にじ画廊をで開催されていた『本屋の二人』を覗く。セレクトされた本に1枚ずつイラストが展示されていて、それがとてもよかった。森本将平というアーティスト。帰りにスーパーで買い物をして、お風呂に入ってから、餃子を焼いてテレビを観ながら食べた。『HERO』2話、面白いな。なんと言ってもキムタクがかっこいい。今回の久理生さんはボーダーをたくさん着るようだ。北川景子もいい。レイプ魔役にハイバイなどでおなじみの岩瀬亮が。この人は堺雅人に少し似ている。ヤクルトとソフトバングの衝撃のトレード。川島慶三と日高がソフトバンクに、新垣渚と山中がヤクルトに。うーん、どうなんだ、これは。ヤクルトはノーコンのピッチャーが大好きなんだな。奇跡のカムバックを見せてくれるのではないか、という数パーセントの希望にワクワクしなくはない。何にせよ、華はある選手だ。川島慶三は好きだったので、ざんえん。今年のヤクルトは小川と山田の台頭に震える。それだけのシーズンになりそうですが、後半戦がんばって欲しい。