最近のことをふりかえる。月曜日。退社後、下北沢空間リバティへ。三四郎、浜口浜村、ドリーマーズによる『三組のライブ(仮)』へ。このライブは平日の下北沢であろうと駆けつけたいと思っている。ときに、現在の下北沢の駅は、東京に存在する全ての駅で1番使いづらいんじゃないかしら、いや、まじで。完成形ではないとはいえ、あの乗客の動線の想定されていなさは異常だ。話を戻して、『三組のライブ(仮)』なのですが、1500円というお値段でトーク3本、ネタが各組2本、企画2つという構成の大ボリューム。とにかく楽しい。現行の漫才師で好きな3組を挙げろ、と言われたらもうこの3組でいいかもしれない。この日はドリーマーズ(人力舎)がとにかくたまらなかった。
テンポも悪いし、ワードチョイスも適切じゃないし、滑舌も良くないけども、素晴らしい。アノラックが良く似合う漫才師だ。この日に披露していたネタはバナナマンの世界観をブラックマヨネーズでグチャグチャにする、みたいな漫才で、なんかもう最高でした。浜口浜村がこのライブで披露する漫才はだいたいネジが外れ過ぎている。外でやったら信じられないくらいスベりそうだけど、好きと言わざるを得ない。三四郎、1本目は好きなネタ。2本目はこの間の『ライラックブルー』で披露していたネタだった。ちょこちょこ変わっていた。「〜であれよ!」「〜だろがい!」という小宮さんのこの2つのフレーズはここ数年で凄く流行るのではないかと思う。小宮さん・浜村さんのトークで、出会った頃の話が聞けたのがよかったな。浜村さんが「ずっと面白いと思っていたけど、小宮のかわいさ(面白さ)がブラウン管越しでも伝わる事に驚いているよ」と言っていた。8月に大阪でこの『3組のライブ(仮)』を開催するそうなので、関西方面の方はぜひ。
気圧にやられて、頭痛。ロキソニンを飲んだ。薬と言えば、もう花粉症終わりそうだしいいか、とアレグラを飲むのを止めたら、途端にクシャミと鼻水が止まらない上に2日後には喉をやられた。アレグラってむちゃ効いてますわ。大野くんありがとう!大野くんって最近CMめちゃくちゃ出ている気がする。Jr時代から歌とダンスが上手だったけどミュージカル専門組という感じで、まさかこんな人気者になるとは誰が予想しただろうか。僕は大阪くんとかも好きでしたが、元気でやっているのだろうか。小原くん、高橋くん、浜田くん、国分くんにタキ翼+川野くんに嵐の面々がいたジャニーズJr黄金時代について。『りぼん』読んで、Jr観て、私は小学生時代、ゴリゴリの女子だったのかもしれない。
火曜日。仕事を早めに抜け出し、池袋の映画館へ。私立恵比寿中学の武道館ライブをライブビューイングで鑑賞。まさかの17時半スタートで1時間以上は見逃してしまう。約2年ぶりに観るエビ中のライブはいい意味であまり変わっていなかった。ひなたが妙にアンニュイになっていたり、裕乃さんがエンターテイナーとして美しく進化していたりはしましたが、基本的にみんなキャラクターが変わっていなくて安心しました。会場で観るとまた違うのだろうけど、カメラの俯瞰だと、歌もダンスもまだまだ下手っぴでかわいらしかった。しかし、安本さんいい子過ぎるな。もらい泣きしそうになった。私は安本・美怜推しです。ぁぃぁぃの鬼の神様のようなダンスも最高だった。

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ヒャダインさんのペンが再び冴えわたる事を祈ります。音源を聞きながら帰ったけど、やっぱり杉山勝彦とさつきがてんこもりの楽曲は最高だ。ライブ後、映画館の目の前にあるデニーズでジャンバラヤを食べる。

デニーズ40周年記念で、復活希望を募ったところ1位だったらしい。強い懐かしさがあった。帰宅して『Fライフ』を読んでいたら、著名人の選ぶF作品ベスト3という企画ページがあって興味深い。自分だったら・・・と考えるも、3本に絞るのは本当に辛いことです。SF短編集を入れるとキリがないので除外するとしたら『ドラえもん』『エスパー魔美』『モジャ公』かしら。しかし、『オバケのQ太郎』『T・Pぼん』『パーマン』『チンプイ』『21エモン』といたマスターピースを外すのは心が痛む。後、小さい頃は『ジャングル黒べえ』

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水曜日。土曜日に結婚式があるのでスーツをクリーニングに。結婚式ラッシュがまだまだ続く。近所にいくつかあるクリーニング屋はどこも混んでいて、スムーズに出し受けできた試しがない。帰宅して、『弱くても勝てます』の1話を観る。木皿泉作品や昨年の『泣くな、はらちゃん』の河野英裕プロデューサーの作品。今回もクドカン作品とキャストをかぶらせてきている。というか『あまちゃん』から4人。正直「う〜ん」という感じだ。木皿泉の次のドラマは自身の小説『昨夜のカレー 明日のパン』らしい。『僕らはみんな河合荘』も2話まで観た。やっと先輩のかわいらしさに気付けてきた。昆虫キッズの新曲のMVが公開。
アラン・ドロン。かっこいいな。アルバム楽しみだ。『BLUE GHOST』ってタイトルいいよなぁ。ロロの三浦直之が東京カランコロンのMVの監督を担当したそうな。
楽曲にピンと来ないのでいいとも悪いとも言えないけども、ロロメンバーが集結している。7月に新作公演があるそうなので、待ち遠しい。ロロが舞台やらないのですっかり演劇から離れてしまった。しかし、東京カランコロンってこんなバンドだったっけか。
木曜日。特に記憶なし。アニメ『ピンポン』2話がむちゃんこ面白かった。
風間さんの「皆無です」にぶち上がる。ペコの声にすっかり慣れる。というかいい気がしてきた。しかし、ペコのお菓子講釈しかり、台詞の隅々まであまりに豊か過ぎる。すべてがパンチラインのよう。台詞が見事にアクションに乗っている。湯浅政明がいまさら松本大洋かよ、と少なからず思ったことを反省したい。松本大洋再評価の波。『ピンポン』を読み直したいけど、グッと我慢して『花男』あたりから始めて、『ナンバー伍』『GOGOモンスター』へ挑む。

花男 (1) (Big spirits comics special)
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金曜日。職場の歓送迎会。いつもの飲み会より妙に量が多く、豪勢だな、と思ったら前年の部費が余っていたので倍くらいする値段のコースだったらしい。倍と聞いてしまうとボッタクリとしか思えず。3時間をやり過ごし、解放感の中帰路に着く。飲み会に耐えたご褒美に明治の「エッセルスーパーカップ」のバニラを買った。『めしばな刑事タチバナ』のアイス論争読んでいたら、どうしても食べたくなってしまった。カロリーの化物をお風呂上がりにテレビを見ながら食べる快楽。お酒が飲めないのだし、これくらいは許されよう。『僕らはみんな河合荘』は、律先輩が読んでいる本の影響をすぐに受けてしまうという設定が登場して、好きさが確定した。先輩の声かわいいなーと思ってクレジット見てみたら、花澤香菜さんでした。大根仁の『リバーズエッジ 大川探偵社』1話。普通。どうでもいいけど、化調を大量に使う中華屋はまだまだ東京にたくさんあります。エゴラッピン格好よかったけど、『私立探偵 濱マイク』へのオマージュなんだろうか。オダギリジョーと言えば、先週の『ゴッドタン』の「飲み姿かわいいグランプリ」最高だったな。中村静香さんの明るい酔い姿の何がいいかって、「こう見せよう」という計算が機能していない(ように見える)透明性だ。今週の「気をそらせ隊」も噂にたがわぬ素晴らしさ。普通に泣けた。東京03の飯塚さんは顔だけで泣かせにくる。来週もかもめんたるが出るようでうれしい。しかし、ブラウン管で観ても、う大さんはイケメンだ。ギリシャ彫刻のように整い過ぎていて、逆に気持ち悪い、という現象が起きているのですね。次の『テルマエロマエ』出演ある。
土曜日。朝8時前に起きて、スーツのクリーニングを受け取り出発。レコードストアデイなのでココナッツディスクに並んで坂本慎太郎とメイヤー・ホーソンのレコードなどをゲットしたかたのですが、この日は友人の結婚式。大学のサークルで誕生したカップルなので、両人とも知っているので最高の式だった。サークルで出会った7年間付き合って結婚とか美しすぎる。人知れず散っていったであろう無数のサークル恋愛の亡霊たちも報われるのではないだろうか。と書くほどキャピキャピ浮かれたサークルではなかったですけど。4年ぶりくらいに会う友人も多く、二次会も三次会も楽しくて久しぶりにむちゃくちゃ喋った。気分よく帰宅。ノスタルジーに押し潰されそうになったのでHomecomingsの「I Want You Back」を聞いて対抗した。
後、F先生の「ノスタル爺」読みました。あの短編の物語の終わらせ方センス良すぎる。
日曜日。天気の悪さと昨日の結婚式躁からの振り戻しでバットでした。しかも、起きたら身体に違和感が。桜木花道が山王戦で感じたようなピリピリした痛みが腹筋と背中から腰にかけて蔓延。自転車に乗って飯を食いに行く。平和台の「いのこ」は開店前から行列ができていた。何かメディアに掲載でもされたのだろうか。新しくできた定食屋でのんびり食べる。池袋へ向かい、シネリブールでエドガー・ライト『ワールズ・エンド』を鑑賞。
正直に感想を言えば、つまらなかった。評判は普通にいいようで、自分の審美眼に自信を失っている。『ショーン・オブ・ザ・デッド』と『ホット・ファズ』好きだった人もこれいいと思うのかぁ。個人的には映像も編集も脚本も全然冴えてないように感じてしまった。音楽、いいか?あれ。日本で言えば映画『モテキ』とかそういうレベルじゃないのかしら。『宇宙人ポール』は好きだったし、やっぱり私はエドガー・ライトが苦手なのかもしれない。ネットワークとかアーサー王とか三銃士とかそういうのはいいから、もっと単純に笑えてグッとくるやつがいい。言ってしまえば、私はサイモン・ペッグとニック・フロストのコンビが本当に大好きなので、今回みたいに5人いる必要性を全く感じなかった。
倉持裕『弱くても勝てます』2話。プロで活躍した海老蔵が学生時代1回練習試合しただけのキャッチャー(ニノ)を一目見ただけで認識し、当時交わした会話まで覚えている、というセオリーの外し方に驚く。ドラマの法則に沿うなら、トラウマを植えつけられた相手は、それすら覚えていない→なにくそ、と奮起する、が普通だと思うのだけど、あえて外してある。2人はあの試合の後も何度か会っているのかしら?何よりイケメンしかいない野球部。デブもチビもノッポもメガネも出てこないなんて、水島新司から読み直すべき。『おはようKジロー』(傑作)

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月曜日。まだ身体痛む。退社後、風呂掃除、洗い物、アイロンかけなどをすまして、レイトショーで『キャプテン・アメリカ/ウィンターソルジャー』を観る。むちゃ面白い。『ワールズ・エンド』のつまらなさが吹き飛んだ。お風呂で背中を念入りに温め眠る。Gonzalesの『Solo Piano』

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