青春ゾンビ

ポップカルチャーととんかつ

週末のこと

週末のこと。金曜日。仕事を終えた後、台風が近づいているという事だが、渋谷へ向かいオーディトリウムでロバート・アルドリッチカリフォルニア・ドールズ』を観賞。

呆れるほどに面白いや。「負け犬勝ち上がり」以外の文脈でこの映画の素晴らしさを語れる語彙を身につけたいものだ。劇場の客層はシネフィル然としたおじ様はほぼおらず、7割方若い女の子で、アルドリッチは凄い。劇場を後にすると雨風が強まっていた。帰宅後、録画してあった『アメトーーク』と『とんねるずのみなさんのおかげでした』をバーっと観て眠る。『アメトーーク』の「コイツら中学生芸人」はいまいちだった。その括りを演じようというのが透け過ぎてしまうと成立しないんだなー。『とんねるずのみなさんのおかげでした』は恒例の「2億4千万のものまねメドレー選手権」の第6回でテンションは下がってきているとは言え、今回も楽しんだ。郷ひろみのコメント能力のなさは結構なもので、次は再び審査席にはYOUに座っていただきたい。民秋貴也の飛鳥が最高。何故か飛鳥だけ絵が出てこなくてドラッグ問題の煽りか、と疑ってしまう。多分ただのスタッフのミス。そして、いっこく堂はやっぱり凄い。いっこく堂がいかにして技術を会得していったのかのロングインタビュー読んでみたい。『終電ごはん』は酒井若菜の代わりに古舘寛治参戦の回で初めてノレた。若林は酒井若菜がいると緊張してしまうのではないだろうか。『リーガルハイ2』3話も面白い。ゲストはドランク塚地古沢良太脚本では『キサラギ』にも出ていたよな。

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そういえば、ドランクの塚地さんが童貞をカミングアウトしたおぎやはぎのラジオ回グッときた。




土曜日。雨はそこまで強くない。起きて録画してあった『ノーコン・キッド〜ぼくらのゲーム史』の4話を観る。傑作。『ドラゴンクエスト2』を軸とした巧妙かつエモーショナルな脚本に興奮。執筆したのはヨーロッパ企画上田誠だそうだ。とにかく巧いや。この人には本広克行の関わりのない所で活躍して欲しい。波瑠も田中圭もハマケンも想像以上にいい感じで『ノーコン・キッド〜ぼくらのゲーム史』は4話にして今期のドラマのベスト最有力候補に躍り出ました。前田司郎や森ハヤシの登板も楽しみだ。次あたりから監督も変わってくる予感。冨永昌敬、沖田修一、真利子哲也らが控えているらしい。素晴らしいセレクト!OPの身体にゲームを当てられてる波瑠がとてもいい。

お昼に近所のインドカレー屋でほうれん草のカレーを食べに行き、映画館でまどマギの新作のチケットを購入し、TSUTAYAで『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ』の前篇、後編を借りて一気に観る。珈琲を淹れて「舟和」の芋羊羹を食べながら大切に観ました。途中で雨は止み、晴れたが、一気に観る。改めてむちゃくちゃ面白い。映画が始まるまでしばらく時間があったので、日本シリーズを眺める。熱戦。楽天の応援に熱が入るのだけども、この日は則本の力投むなしく敗退してしまった。則本はマー君に顔が似ている。シュッとしたマー君のようで、気迫も乗り移っていて見ていて気持ちがよかった。まどマギの新作映画は凄い内容で圧倒されてしまった。わりと賛否両論のようだが、僕はとても面白かった。何となく映画館の入っているショッピングモールの屋外駐車場に初めて行ってみたのだけど、そこから自分の住んでいるマンションが見えて、遠い所から俯瞰的に自分が生活している場所を眺めてみるのはとてもいいものだ、と思った。廊下に明りが灯っていてよかった。この街の事が嫌いじゃない。とても好きだ。



家に帰ってレンタルしてあった『シュガー・ラッシュ

のDVDを観ていたら途中で力尽きて眠る。けど、『シュガー・ラッシュ』はよく出来ているし、おもしろくて好きです。後でまた観よう。この日はシブカル祭でのじゅんじゅんのライブや阿佐ヶ谷ジャズフェスティバルでのジャポニカソングサンバンチなど、観たいものがたくさんあったが諦めたのでした。



日曜日。素晴らしき秋晴れ。いいともの増刊号をセンチメンタルな気持ちで眺め、洗濯を済ませる。タモリさんの黒いカーディガンはとても質がよさそうで素敵だった。タモリさんはいつでもプレッピーだ。昔は、いいとものタモさんの服装で季節の移り変わりをはかっていました。近所のカフェで昼食を済ませて自転車で出掛ける。中野のブロードウェイを散策した後、下北沢へ。この日、森は生きているのワンマンだの、ダブルマーメイドとHAPPLEとNRQと藤井洋平だの、失敗しない生き方とトリプルファイヤーだの、すきすきスウィッチのワンマンだのそこかしこで面白そうなライブがやっていて、選べなかったので、思いきってお笑いライブに行ってみました。1200円だし。至福の時間でした。下北沢はハローウィンで浮かれていた。自転車でチャーっと帰る。下北沢は自転車で帰るのは辛いが、自転車だとすぐなのでうれしい。先週に引き続き、この週末もとんかつ研究を怠ってしまった。とんかつ食いてー。



Hi,how are you?のシングル『バンホーテン』が12月にリリースされるそうでとてもうれしい。

バンホーテン」は名曲だし、サザンの「シャ・ラ・ラ」とユニコーンの「雪の降る町」のカバーが収録されるらしい。名曲中の名曲だし最高に決まっている。その分、意外な選曲も期待したかった。そういえば、曽我部さんのROSE RECORDSからのリリースというのは意外だった。原田君のブログ(http://haihawayu.blogspot.jp/)に母さん(?)からのメールなのかな、が転載されていて、超絶キュートだった。

クイックジャパン見たよ。四分の1ページくらいを予想していたから、びっくり仰天でした。
<中略>
今回は馬渕さんちょこっとしかでてないね。桑田にとっての原坊が、あっくんにとっての馬渕さんで、あんなに重い鍵盤背負って移動してくれているんだから、彼女のつぎに馬渕モモさんを大切にしてください。(馬坊:マー坊?ウマ坊?まぶ坊?)
<中略>
それから、ひとつ気になっていたのは、千明ちゃんの唄は、千明ちゃんに聴かせたの?半径五キロの生活〜(面白い表現だけど…)とか、怒ってないのかな?

ウマ坊。。す、素晴らしさしかない!磯部涼さんの『クイックジャパン』でのインタビューでは、「音楽は続けるけど、ハイハワは学生まで」と言った旨の発言をしていたけども、ウマ坊とHi, how are you?をもっと続けて欲しいなー。HomecomingsもTeenage Fan ClubのノーマンにTwitterでつぶやかれてる(動画つき!)し、若い世代、最高にクールだ。