青春ゾンビ

ポップカルチャーととんかつ

最近のこと(2012/11/05~)

ceroの2ndアルバムを飽きることなく、ずっと聞いている。でも、久しぶりに高円寺、円盤に赴いて購入した音源にもときめいております。紙コップスなる頭に紙コップをのせた3人組のCD-R『紙コップス』(500円)が良かった。円盤の2011年年間チャート2位だそう。チープさの中に光るメロディーと演奏する楽しさにドキドキしてしまう。名古屋にはジョンのサンと紙コップスがいる、というだけでとても魅力的な街のように思えます。もう1枚はペ・ド・グ『輝きながら』(700円)だ。三田村管打団?の森本アリが結成したトランペット6重奏の1stアルバム。下手くそな演奏とコーラスに驚くも、聞いている内にそのアマチュアリズムにグッときている不思議。「崖の上のポニョのテーマ」とか「海」とか他にもとにかく権利的にやばそうな有名曲のカバーがまたいい。


ブログに書く事が思いつかないので私事。恥ずかしながら未だに実家暮らしを続けておりまして、しかし先日誕生日を迎え(HAPPY BIRTHDAY おめでとう 自分!)、こいつはいよいよ妙齢だ、という事になり家を出る事が決定いたしました。1985年生まれ、いわゆる後藤まみ世代です。「ありがたい実家暮らしもそろそろ終わりだな©s.l.a.c.k.」というわけで年内には、住む家を見つけようと躍起になっております。CDとか漫画とか服とか玩具とかとにかくものが多いものですから、古くて汚くても構わないので、広めの部屋が借りられたらな、と考えております。例えば、最近読み直している山川直人の漫画に出てくるようなアパートでもいいのではないかと。山川先生の漫画に出てくる部屋はどれも古くてボロそうなのだけど、家具の敷き詰められ方や生活の描写からか、とにかく居心地がよさそうでウットリしてしまうのだ。

コーヒーもう一杯(1) (ビームコミックス)

コーヒーもう一杯(1) (ビームコミックス)

一人暮らしを始めたら豆を買って珈琲を挽く生活がしたい。冷蔵庫に常備するお茶はどの銘柄にしよう。醤油は、油は、塩は、辛子は、トイレットペーパーは、洗剤は、とか考えていると気が滅入る…どころか私はそういう事を考えるのが大好きなのであります。一人暮らし始めたては、はり切り過ぎてお洒落な小物やら食器を買い揃えてしまい後悔する、とよく聞くので頑張ってやらないようにする。間接照明はやならい!アロマもやらない!脱法ハーブもやらない!しかし、部屋が決まる前からどのCDを、どの漫画を、どの小説を持っていくべきか、という裁判が心の中で行われており、実に不毛です。『ドラえもん』の全集を置いていくのはあまりに心もとないのだけど、あの量をおけるスペースがあるとは到底思えない。どうすればいいのだろう。



誕生日にはラザニアを食べました。ラザニアは大好物なので、特別な時に食べるようにしている。『MOTHER2』というRPGゲームがあって、主人公の好物を自由に設定できて、回復したい時はそれを食べるのですが、もちろん「ラザニア」と設定いたしました。イタリア料理でのパスタとピザが世界中に広まっているのは納得なんですが、ちょっと亜流で家庭料理っぽいラザニアが、こんな島国にまで届いてきた事に感謝ですよ。どうやって伝わってきたのか気になるけどもWikipediaには載っていなかった。



金曜日、仕事終わりにハイバイの『霊感少女ヒドミ』に駆け込み、すっかり感動してしまったので土曜日にもう1回観る。ハイバイの2人もよかったのだけど、三郎と虹朗を演じたはえぎわの町田水城とサンプルの奥田洋平ホモソーシャル感と哀愁、素晴らしかったな。日曜日は私立恵比寿中学ZEPP東京でのワンマンライブを観てきた。演出のクオリティが・・・メンバーの魅力を引き出すでもなく、ただ茶番、MCとして大人が出てくるわりにはあまりに、あまりにもお粗末な場の裁き方。あんなもの見せられるなら、ただライブだけ聞いておきたかった。多そんな中、元SUPER BUTTER DOG池田貴史のペンによる「頑張ってる途中」の素晴らしさにはられた。黄金律だけで構成されているようなオーソドックさに、個性、マイクリレーといったエビ中の美しさが詰まっている。ライブ後、ダイバーシティに初めて行ってみた。あそこにある「カルビープラス」は楽しい。その場で揚げたポテトチップスが食べられるのだ。揚げたてのじゃがりこ「ポテりこ」を食べてみたのですが、めちゃくちゃ美味くてテンション上がりました。

時間がたっちゃうと美味しくなくなっちゃうので、すぐ食べられるこの場でしか提供できないのだそうだ。平成が生み出した最大の発明は「じゃがりこ」と「ポンデリング」ではないだろうか。



ついに不動産屋に足を運ぶ、物件を探し出しました。1軒目に入った所が完全にブラック企業な雰囲気でまいった。社会人1、2年目という感じの若い男の子が3人にちょっとだけ年上の店長が1人。電話が鳴るとお客さんがいようと異常なまでに大きな声で競い合うように取る。担当になった子も、トークを盛り上げようとしているのだろうけど、根掘り葉掘りプライベートに踏みこんでくるのでゲンナリ。店に手持ちの物件がほとんどないらしく、方々の不動産屋に「〜な物件ないですかね?」とざっくりと聞いては、即切りされている。さては、こいつは無能だぞ。その電話のやりとりが3回続いた所で、「条件を考え直してから改めます」と伝え退席しようとするもなかなか帰してもらえなかった。ついたお客さんを離しちゃうと怒られるんだろな。「次はいつ会える?」「こっちから電話していい?」としつこく聞いてきくるので、「気持ちがまとまったらこちらから連絡するから!」と伝えると、「僕はどうすればいいんですか!?」と泣きそうな顔で言われてしまった。ごめん、ごめんね。しかし、あいつは女にフラれたら、ストーカーになるタイプだな。